Diary 2005. 4
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4月29日 (金)  プチ同窓会。

久しぶりに、学生時代の友達で集まった。三人それぞれ、今の環境はまったく異なるので、おしゃべりの種には事欠かなかった。

さおりもミカもわたしも、ものすごい早口。
その三人が集まったのだから、おっとりした人が聞いたら目を回しそうなマシンガントークだ。まったく、空気中に振りまかれた言葉の数といったら、一体どれくらいになっただろう。
さおりがハッピーな告白をしてくれた。妊婦さんのミカもわたしも大喜び。
幸せのオーラは感染力が強い。まるで幻の美酒でもなめたみたいに、楽しくて楽しくて‥‥。

あっという間に数時間が経ってしまった。
ぜったいまた集まろうね、ちょくちょく連絡を取り合おうね。
そう約束して、おしゃべりの会はお開きになった。ああ、ホントに楽しかった!お土産もいろいろありがとね。


☆ひめランチ・メニュー
豆ご飯、懐石風プレート{筍の土佐煮風、鶏つくね団子、いんげんの胡麻汚し、トマトと卵のサラダ、花豆の甘煮、梅酒梅とカリカリ小梅}、筍の姫皮とお豆腐のお味噌汁、お漬物(ぬか漬けと奈良漬)。
コーヒーゼリー、『きゃべつ』のジャンボシュークリーム。

■「きゃべつ」シュークリーム&ケーキ
中野区中央4-6-12 / tel;03-5384-8584
http://house.biglobe.ne.jp/magazine/town/08/eat.html

■「きんときや」神楽坂店
お芋のお菓子が有名ですが、今日のお土産は季節感あるゼリーでした。美味しかった♪
http://www.kintokiya.com/index.html

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4月28日 (木)  お弁当作りました。

夫と友人が春スキーに出かけた。普通に働いて帰宅後、出発。サービスエリアで食べられるように、夜のお弁当を作った。
食べ終わったらそのままゴミ箱へポイとできるよう、お弁当箱ではなく、ケーキの箱に詰めた。
深夜、友人と夫からメールが来た。「スペシャル弁当、最高!」
そうでしょそうでしょ。好きなものばかり入れておいたんだもの。あ、写真撮っておけばよかったな。


☆夜のスペシャル弁当;
たらこと梅干のおむすび、甘口玉子焼き、鶏つくね団子、ウインナー、きゅうりぬか漬け、奈良漬、トマトと卵のミニサラダ、いちご


4月27日 (水)  98円の宝くじ。

安売りのアボカドは割ってみると、繊維が走っていたり、黒ずんでいることがある。今夜の98円アボカドはアタリだった。
出汁をしっかり効かせた讃岐うどんが、とても美味しくできました。


☆今夜のお献立;
きゅうりとスライス・ローストポークの前菜、笹かま、お揚げさんとおねぎの讃岐うどん、アボカドとトマトのっけの冷奴。


4月26日 (火)  失ったものと得たもの。

初夏を思わせるような明るい日差しのある日、友人の訃報が入った。
彼女とは、学生時代はすごく親しかったわけではないのだけれど、とても素敵な印象深い女の子だった。すこし大人ぶった表情や、人懐っこいキュートな笑顔を、今でもよく覚えている。
突然の悲しい知らせに、わたしはひどく動揺した。

生きていることは、実は、非常に偶然的なことだ。
健康なときや幸せなときは、当たり前すぎて何も感じないかもしれない。普段はそれでいい。でも、いつも頭の片隅に「生かされている」ことを忘れずにいたいと思う。
もし、病気やケガに悩まされても、悲しいこと辛いことに苦しんでも、生きているのはそれだけで素晴らしいことに違いない。その奇跡的な幸運に感謝しよう。そして、手を差し伸べてくれる人・想っていてくれる人が、必ずあることを憶えていよう。
そう思えるまでには、いくつもの昼夜が過ぎていった。

心が鉛のように重かった。海の底のように深くて暗いところに、迷い込んでしまったみたいだった。悲しみと、自分の病気に対する不安。ふと涙がこぼれそうになる。
夫は何も言わなかったが、わたしの様子に気が付いたようだった。
「キミは、『花より団子』派?それとも『団子より花』派?」
スーツ姿の夫は、玄関を入るなり言った。「どっちかわからないから、両方買ってきた。これで元気になれるかな」
優しい色合いの美しい花束と、大好きなお団子屋さんの箱。ほんとにありがとう。どっち派なんて言えないよ。思わず、小さな笑い声をたてた。

花束にはカードが添えてあった。短いけれど、深い心のこもった言葉だった。
迷路の出口はもう目の前だった。


☆今夜のお献立;
茶粥、春キャベツとわかめのさっと煮、お刺身(カツオ、関アジ)、新玉ねぎのツナ炒め、卵とふきのとうのお味噌汁、ぬか漬け。いちご。

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4月25日 (月)  「ウマイ」は元気を作る。

実家に届いた仙台名物「笹かまぼこ」を、おすそ分けしてもらった。有名な阿部蒲鉾店のものである。
しこしこした歯ごたえ、淡い甘みと濃い旨みがさすがにウマイ!種類もいろいろで楽しめた。
笹かまぼこは生で食べるのがイチバンだけれど、さっとあぶるのも美味しい。薄くスライスして、湯通ししたもやしと、ごま油と塩コショウ・米酢・炒り胡麻などと和えるのも美味しいです。

もうひとつの「ウマイ!」は、古賀音だんご。
5本セットで売られていて、バラ売りはなし。お値段も高めで、なかなか強気のお店だが、それなりの価値があると思う。
ずっしりした小さめの箱を開けると、串にささったお団子がお行儀よく並んでいる。女性のひとくちにぴったりな小ぶりサイズだ。たっぷりの衣をまとって、ちょいとおすまし顔のお団子である。
今日のは、みたらしと大納言。特に、みたらしが我が家の好物だ。柔らかめのお団子に、甘さ控えめのあんが、ちょうどいい具合に絡まって美味を奏でる。
他にもいろいろ種類があって、モノトーンのかすりの着物みたいな、黒胡麻和三盆も美味しい。
本店幡ヶ谷のほかに、都内のデパートでも販売されている。もし見かけたら、和の甘党の方、ぜひトライしてみてください。オススメです♪


☆今夜のお献立;
笹かまぼこ、お稲荷さん、冷奴ふきのとう味噌のっけ、ぬか漬け。お団子。お花。

■阿部蒲鉾店
http://www.abekama.co.jp/ 通販あり
■古賀音だんご
http://www.koganean.co.jp/
東京都渋谷区幡ヶ谷3-2-4 / tel;03-3378-3003

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4月24日 (日)  春の終わりのしるし。

土日はいつも、すこしお寝坊する。
主婦が基本的に365日年中無休なのは仕方が無い。怠けたり、旅行などでお休みすれば、あとでその分家事がたまってタイヘンになる。
だから、完璧なお休みが欲しいとは思わないのだけれど、半休くらいは欲しいなぁ。
というわけで、土日の午前中はゆっくり起きる。キッチンに立つのも10時過ぎになることが多い。

今日のブランチは、モーニング・カフェ風。
牛乳とヨーグルトとバナナをミキサーにかけて、バナナジュースを作った。それに温かいアールグレイの紅茶。軽く温めた丸パンに、ツナやローストポークをはさんで、特製サンドにした。

レースのカーテンを開けると、お陽さまはもう真上近い。ベランダにも明るい日差しが降り注いでいた。
ブルーベリーは、すずらんのような白い花をたくさんつけ始めたし、ミントやパセリは、まっすぐ上を向いてぐんぐん育っている。ゼラニウムの白やピンクの花も賑やかだ。
軽く髪をなでつけ、パジャマ姿のまま食卓についた。我が家では、週末はだらしないのもOKになっている。
まず、冷たいバナナジュースをごくり。そして、マグカップの熱い紅茶をひとくち。週末の時間がゆっくり体内へ染みていく。

FMラジオからは、ポサノバが低く流れていた。と、開け放った窓から、ひらひらふわりと何か白いものが舞ってきた。
「ほら、桜だよ。どこから来たんだろう」
夫は立ち上がってひらひらをつまむと、手のひらに、そっと乗せてくれた。白く淡くて、溶けてしまいそうな桜の花びら。
「お向かいの桜はもうすっかり葉桜なのにね」
「そのすこし先の八重桜が満開なんだ。そこから風に乗ってきたのかもしれないね」
捨てちゃうのはかわいそうだわ、とわたしはひらひらをお皿の端に飾った。夫は、もう春もおしまいだねと、ひらひらを大事そうにながめた。
ラジオのボサノバはいつのまにか、低く気だるい曲から、明るいアップテンポの曲に変わっていた。風はもう吹いていなかった。


☆今夜のお献立;
お豆腐と黄にら・溶き卵のスープ仕立て、きゅうりとローストポークの前菜、牛肉とピーマン・パプリカのオイソターソース炒め(チンジャオロースー風)、ぬか漬け、白米。デコポン。
朝;特製バーガー(ツナサンド、ローストポークサンド)、バナナジュース、紅茶、デコポン。

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【牛肉とピーマンのチンジャオロースー風】の作り方;

1)牛肉(小間切れor薄切り)に、ごま油・塩コショウ・お酒をふり手でよく揉む。
2)ピーマンとパプリカは、細長くきる。
3)フライパンで牛肉を炒める。色が変わってきたら、すぐピーマンとパプリカも入れる。
※ピーマンは歯ごたえをお好みならば、あとで入れるとよいが、パプリカはよく加熱した方が甘みが出て美味しい。
4)オイスターソース・お味噌・お酒を加えてよく炒め合わせる。味をみて、塩コショウ・お砂糖を加える。最後に、ごま油をちょろっと垂らしてできあがり。

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4月23日 (土)  ほっとする地味なごはん。

本日のおすすめは、ゆっくりコトコト煮た花豆と、新玉ねぎのケチャップ炒めでございます。
我が家ではあまり登場しないケチャップ炒めだが、新玉ねぎの甘みとあいまって、なかなか美味しかった。
それと、きゅうりのぬか漬け。冬よりもぐんと美味しくなってきた。今頃から7月くらいまでが、ぬか床が最も元気になる気温だ。朝晩2回(たまに1回に省略することも)、かき混ぜて話しかけてやると、ぬか子さまもゴキゲンがいい。


☆今夜のお献立;
イサキの塩焼き、キャベツとハムの甘酢和え、新玉ねぎとモロッコいんげんのケチャップ炒め、花豆の甘煮、ぬか漬け、玄米雑穀ご飯、お茄子と玉ねぎのお味噌汁。

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4月20日 (水)  もっと食べたい!

久しぶりに、特製ミートソース・スパゲティ。今夜のは特別ウマイ。

というのも、ベースのトマトソースは、先週の土曜日(4/16)に作ったトマトソースだし、お肉は某高級スーパーマーケットの合いびき肉を使用。
お肉は炒めただけで、ぐんぐん空腹を誘う匂いがする。たまらず、塩コショウする前に、ひとくち味見した。十分おいしゅうございますっ!と叫びたくなるくらい、しっかりした旨みが舌に残った。

そんなソースとお肉を使ったミートソースだもの、ウマくないはずがない。
トマトソースは、力強いお肉に合わせて、すこし手を加えた。お肉とソースが馴染むまでしばらく煮込む。
やや太めのパスタを選んで、たっぷりのお湯にお塩をざっと入れて茹でる。その間に、大きいフライパンにミートソースを入れて温める。パスタの茹で時間は、表示時間よりも30秒短くしよう。
タイマーが鳴ったら、即座にパスタをフライパンに投入する。茹で汁が麺といっしょに少々入るくらいがいい。
強火にして、パスタとソースを手早く和える。パルメサンチーズとブラックペッパーを加えてできあがり。温めておいたお皿に盛りつけたら、さあさあ一刻も早く召し上がれ!

ん〜、今日のは特に美味しいねぇ。レストランのみたい。ほんと?嬉しいわ。

最後の一本を惜しむように食べて、夫はため息をついた。ちょっと困ったような笑顔をみせる。
「もっと食べたいけれど、食べ過ぎになっちゃうよね」
そうね、今夜はこれで止めておきましょうね。わたしも苦笑した。トマトソースは冷凍したのがまだあるから、また作ってあげるから。


☆今夜のお献立;
アスパラとズッキーニ・モロッコいんげんのグリル焼き、特製ミートソース・スパゲティ。デコポン。

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4月19日 (火)  おすそ分け交流。

昨日チーズタルトを作ったときに、余ったフィリングでミニチーズケーキを作っておいた。デザートフォークで二回つつけば終わってしまう、ミニミニサイズ。食後の甘味にはぴったりだ。

夜、ご近所友達のクボタさんに、おすそ分けにお届けした。
クボタさんからは先日、デコポンをいただいた。デコポンはとても甘くてジューシーで、ほんとに美味しかった。そうお礼を言うと、
「わたしもお礼をいわなくっちゃ、と思っていたところなのよ。この前いただいた『ふきのとう味噌』、すごく美味しかったわぁ」
逆に、お礼を言われてしまった。わたしは
「いつもいろいろいただいて、スミマセン」
とあわてて恐縮した。
クボタさんはふきのとう味噌をたいそう気に入ったらしく、あれは何につけても美味しいわよねぇ、とうんうん頷いていらした。
職場の同僚におすそ分けして好評だったらしい。もっとたくさん差し上げればよかったかもしれない。

クボタさんはわたしよりずっと年上だけど、若々しい。いつもおすそ分けのついでに、いろいろおしゃべりする。気が合うのだ。
ご近所に、こうして近しくお付き合いしてくださる方がいらっしゃるのは、とても心強い。
クボタさんのほかにも、仲良しのおばあちゃまや、お勉強をみているあさみちゃんのママなどなど、素敵なご近所さんたちだ。
お庭のあるおうちも憧れるけれど、長屋っぽいお付き合いのあるマンション暮らし、けっこうわたしは気に入っている。


☆今夜のお献立;
イサキの塩焼き、筍とお揚げ・わかめのお煮物、きゅうりと茗荷の甘酢漬け、アスパラガスの胡麻和え、ふきのとう味噌、じゃがいもともやしのお味噌汁、白米。ミニチーズケーキ。

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4月18日 (月)  義務感からの脱却。

友人のお誕生日。ささやかなプレゼントに、ベイクト・チーズケーキのタルトを焼いた。

タルトの底にマーマレードジャムを薄く塗り、フィリング(詰め物/この場合はチーズクリーム)を流してオーブンへ。
今日は、チーズクリームの配合をいつものとは変えてみた。チーズケーキにも季節がある。今頃だったら、ねっとりずっしりよりも、もうすこし爽やかで軽やかなのがいい。
チーズクリームは、のんびりあくびでもするみたいに、天井に向かってゆっくりふくらんだ。そのうち香ばしい焼き色がついてきた。そのなめらかな艶やかさは、老舗のバーの止まり木にちょっと似ている。
冷めると、タルトの真ん中は平らにへこむ。しっかりあくびをした印が、ひび割れになってちゃんとついていた。

ベランダに咲いているお花で、ミニブーケを作ってケーキに添えた。オーデコロン・ミントを入れたので、とてもいい匂いがする。
箱を開けたときの彼女の笑顔が見える。

夕方、彼女からお礼のメールが届いた。
すこし疲れているのだろうか。お料理好きの彼女なのに、「料理が義務のように感じてしまう」とあった。
わたしは「そういうこともあるわよ」と返事をした。
毎日キッチンに立てば、いろいろな日がある。苦痛に感じる日だってある。それはワーキングウーマンでも主婦でも同じ。
一日や二日なら、外食したり買ってきたりで済ませることもできるが、問題はそういうことではない。
好きなことが楽しくなくなる。大切なこととわかっているのに、投げ出したくなる。プログラム化されたマシンのように、ただ手を動かすだけになっている‥‥。

そんなとき、わたしはキッチンに座り込む。お鍋やフライパンを並べ、色鮮やかなお野菜を並べてじっと見る。
お料理することが嫌なんじゃない。義務感で息が詰まりそうな自分が嫌なのだ。でも、とふと気が付く。そもそもそれは「義務」だったのだろうか。

おうちごはんをいつも完璧にする必要はない。毎日が手抜きやズボラというのはどうかと思うけれど、メリハリはあっていい。
今夜はコロッケを買って帰りましょう。でも、サラダは作ろうかな。今夜はお外で食べてきてもらいましょう。でも、明日はちゃんとごはんを作ってあげよう。
この『でも』があれば、ダイジョウブ。並べて見ていたお鍋やお野菜が、きっと親しげに感じてくるだろう。
今日は(あるいは今週は)お休みするけれど、でも、明日は(来週は)楽しくやろう。そう声に出して言ってみる。

停滞のあとには前進が、疲労のあとには回復が、満腹のあとには空腹が、待っている。

彼女もきっと近いうちに、またお料理が楽しくなるだろう。無理せず低空飛行していれば、出口が見えてくると思う。ケーキとミニブーケが、小さなリフレッシュになりますように。


☆今夜のお献立;
お野菜たっぷり焼きそば、トマトとアボカドのサラダ。デコポン。

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