美味しいものは心の栄養‥‥。
主婦ひめが日々の食事とその周りを綴る食日記。
2003.08.12〜

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08.24.Sun.
土用干し4日目。今日も猛暑。
あまりにも土用干しにぴったりのお天気だったので、
1日目の分を補うべく、今日もう一日だけ干すことにした。
なかなか良い味に仕上がりそう!


夕方、独身の友人が来宅して、いっしょに夜ごはんを楽しんだ。
彼は美味しいお店がいくつもある町に住んでいる。
うらやましいわ。
家を出るときには必ず「何か買っていくものはない?」と電話をくれる。
美味しいお土産も忘れない。
そういう細やかな気遣いができる人なのだ。
律儀で丁寧な物腰、そして柔和な話し方。
彼を見ていると、育ちの良い坊ちゃんがそのまま大きくなった
上品な美しさがあって、すこし感動する。

今日のお土産は、焼きたてフランスパンと桃のオシャレなゼリー、
農園直販のフレッシュ・ブルーベリー。
どれも、うふふと笑みがこぼれっぱなしの美味しさだった。

骨付き鶏肉と海老入りのエスニックカレーを作った。
お野菜たっぷりで、甘みと酸味、辛みのバランスがとてもいい。
それと赤玉ねぎ、ルッコラ、レタスのサラダ、ツナソース添え。
夏バテで元気が無いので、今夜はお料理はこれだけにした。
(カレーのお話は近日、美味小話でする予定。)

冷やしておいた赤ワインを開ける。
お土産のフランスパンと、白イチジクと干しぶどうの
ドライフルーツを添えた。
美味しいパンとバターとワイン、やっぱりこの組み合わせは基本だ。
お互いが引き立てあって、とても美味しい。
ドライフルーツがこれまた素晴らしい力を発揮する。
口に含んで1、2回噛み締めたところへ、赤ワインを流し込む。
果実の甘みが、ワインの渋みと深みをぐいっと引き出す。
渾然一体となったルビー色の波はたゆたゆと膨らみ、
身体へ染み込んでいく。
至福だわ、とうっとりした手つきでワイングラスを持ち上げたら、
横からさっと別の手が伸びて、グラスを奪われてしまった。
「飲みすぎ!」
夫に止められて、泣く泣く切り上げた。

それにしても、ドライフルーツ&ワインは美酒だった。
今の気分だと、もしかすると、大好きなチーズ&ワインよりも
もっと好きかも♪
08.23.Sat.
土用干し3日目。
日差し、気温とも満点、文句なしの土用干しだった。
今夏一の真夏日。
人々から忘れられるのを恐れた夏が、慌てて最後の力を振り絞った
ような暑さだった。

お誕生日祝いに母を連れて、中華レストランへランチに行った。
前菜4種盛り合わせから始まって、フカヒレの姿煮、鴨の塩釜焼き、
お茄子と赤ピーマンの海老あん詰めのXO醤炒め煮、
牛肉とマンゴーの甘酢炒め、マテ貝の香菜にんにく蒸し、
点心2種、炒飯。
デザートは、ココナツのクッキーと杏仁豆腐、メロン。
いろいろ食べられて楽しかった♪満腹。




フカヒレの姿煮。久しぶり〜。
ミニサイズだったけれど、これで十分満足した。
プルプルコリコリの食感が楽しい。
スープ(あん)もおいしかった。


帰り道、駒沢オリンピック公園を散策。
水遊びする子ども、サイクリングする若者、ジョギングする男性、
ワンとお散歩する人、木陰で涼む老人、読書する外国人、
ベンチでお昼寝する人、エトセトラエトセトラ。
みんな思い思いに、遅い夏を満喫していた。



午後の照りつける太陽は、干からびそうに強い。
大きな木々がうっそうと茂り、
光と影が織り成すコントラストが美しい。
心地よい風がそよそよふうわり、公園を通り抜ける。
にじむ汗が、とても気持ちいい。



見上げれば、青空。
夏が去る前に、鮮やかなスカイブルーに会えてよかった。



駒沢公園は東京オリンピックの会場だったそうで、
広い敷地の中には、
いわゆる公園の施設のほか、立派な競技場などがある。
ゆったりした並木道が、のびやかな時間を約束する。

秋になったら、
お弁当持って、ワンも連れて遊びに来なくっちゃ!

駒沢オリンピック公園
参考→


08.22.Fri.
土用干し2日目。
日差し80点、気温95点の土用干し日和だった。

昨日はぬったりとしか乾かなかった梅チャンも、
今日はほかほかの日向ぼっこで、気持ち良さそうである。
風呂上りにビールをくいっとやりたいねぇ、
などと言い出しそうな表情だ。

梅チャンにはあと一日か二日、たっぷりとサンシャワーを
浴びてもらって、立派なシワシワばあちゃんになってもらおう。
でも心配しないで、梅チャン。
保存ビンに梅酢を入れたら、シワばあちゃんくらいには若返るから。


食欲日記8/22(土用干し2日目)


今日美味しかったもの、ヤマザキの『薄皮つぶあんぱん』
ミニサイズなのだが粒あんぎっしりで、ちゃんと一人前の顔を
している、なかなかデキるヤツだ。
このクオリティーで、5個入り120円は拍手である。

実は、とても悲しい波に飲まれた一日だった。
心が重くて苦しくてずきずき痛むのに、ぼんやりした空腹感から、
ミニあんぱんに手が伸びた。
ひとくちふたくちみくち。
すっぽり口に収まり、甘い小さな満足感がやってきた。
救われた。

生きるということは、ちっぽけで情けなくて、どうしようもなく可笑しくて、
そして避けようもなく愛しい。

08.21.Thu.
めでたい!晴れた!
やっとやっと、ホントにやっと、梅干の土用干しができた。
土用干しは本来ならば、梅雨明けの後の強烈な太陽の下で
行うものである。

今日のお陽さまは満点の笑顔ではなく、ときどきゴキゲンななめ、
ときどきニッコリという具合だった。
が、それでも連日の小雨や曇天からすればマシである。
お陽さまのご機嫌麗しい昼時を狙って、ザルいっぱいに広げた梅干を干した。

4時間後。
急激に空が暗くなったと思ったら、ぽつぽつと雨が落ちてきた。
タイヘンタイヘン!
ベランダに飛び出し、間一髪で梅干を救出した。

日光浴をした梅干を、ひとつずつそっと梅酢に戻す。
基本的に、保存食作りというのは地味な仕事である。
ふっくらした紅色に誘われて、ひとつつまみ食いした。
いつもなら、ささやかな幸せに包まれるひとときだ。
が、悲しいかな、ぬるい太陽の味がした。

どうかどうか、明日あさってと晴れますように。
08.20.Wed.
2月20日に作ったお味噌を開けた。

味噌作りは今年初めてなので、ドキドキ。
フタを開けると、甘さを秘めたふくよかな匂いが広がった。
カビもほとんど生えておらず、上々のようだ。
味見をしたら、6月に天地返しをしたときよりも角が取れて、
落ち着いたまろやかな旨みが出ていた。
麹の形がつぶつぶと残っているのは、まだ熟成が十分でない
からだろうか。

今晩は白米を炊いて、お味噌試食会である。
まずはお味噌汁。
いりことかつおで丁寧に出汁を取り、具はじゃがいも、
薬味にみょうがを浮かべた。
いつもは合わせ味噌をするのだが、今日はお手製味噌だけで勝負。
その他、お味噌そのものも味わってもらおうと、
ミニミニサイズのお重箱に盛って、なめ味噌として食卓に出した。

おそるおそる夫に、どうかしら?と尋ねた。
「うん、甘みがあって美味しいよ。初めてにしては上出来じゃない」
そう言うと、彼はお味噌をつけたご飯をぱくりと頬張り、
お代わり!とお茶碗を差し出した。
ああヨカッタ!
出来立てのボジョレーヌーヴォーを、ワイナリーのオーナーに
味見してもらう職人さんの気分は、きっとこんな感じだろう。

08.19.Tue.
ひとりの晩ごはんだったので、ちりめんじゃこのゴーヤーチャンプルーと冷奴で、簡単に済ませた。
寂しいごはんのときには、テレビが欠かせない。
今夜はTV「ウォーターボーイズ」をお相手に、優に二人分はある
チャンプルーを黙々と口に運んだ。
ドラマはおもしろかったし、チャンプルーは美味しかった。
でもやっぱり、ひとりごはんは作るのも張り合いが無いし、
食べるのも味気ない。


★お気に入りのじゃこゴーヤーチャンプルーの作り方;

1)ゴーヤーはタテ半分に切り、スプーンでわたと種をかき取って、
薄切りにする。
2)多めの油で、強火でゴーヤーを炒める。歯ざわりが残るように。
3)ちりめんじゃこ、お塩を入れる。基本的に味付けはお塩のみ。
4)溶き卵を入れてざっとかき混ぜ、黒酢少々を入れて火を止める。

ゴーヤーは塩もみしたり、お水に浸してアク抜きするレシピもあるが、
苦味も旨みのうち。
旨みと栄養を逃がしたくないので、わたしはそのまま炒めている。
お肉を入れる場合は、先にゴーヤーを炒めて、いったん取り出して
お肉を炒め、後でゴーヤーを戻し合わせる。


おまけで、先週のある日の晩ご飯をご紹介。

食欲日記8/19(普段の食卓)

枝豆 ←小さなザルに盛るつもりで忘れた×
野沢菜、ぬか漬け ←急いでいたので雑な盛り付け×
ウインナーのゴーヤーチャンプルー ←思っていたより好評○
お茄子といんげんと油揚げの炊いたん ←薄味でとても美味◎
トマトのじゃこと青じそのぽん酢がけ ←お酢の物の代わり
納豆豆腐、玄米ごはん ←平日の定番
お豆腐のお味噌汁。

08.18.Mon.
卵は一日一個と決めている。

お昼。
母が作ってきた味付け卵を食べた。
ゆで卵をお醤油とお酒、お出汁などで煮付けてあるらしいのだが、
その加減がほどよい。
褐色の卵を割ると、白身と黄身の色が鮮やかで美しかった。

夜。
オクラがあったので、温泉卵を作りたくなった。
温泉卵はお湯に生の卵を入れて、火を止めた温かいお湯の中で、
茹でるのではなく卵をゆっくり温めるようにして作る。
ゼッタイにお湯を沸騰させてはいけない。
卵のたんぱく質が固まるのは65度前後で、
この温度だと黄身はゆるく固まり、白身はとろりと柔らかな
美味しい温泉卵になるのだ。

沸騰手前のお湯に卵を入れて、お鍋のフタをする。
火はとっくに止めたつもりだった。
が、オクラを刻みながらふとガス台を見ると、火がついている!
慌てて止めたのだけど、もう後の祭り。
半熟卵になってしまった。

かつおといりこで丁寧にとったお出汁、粘り気と歯ざわりのある
オクラ、そして卵の組み合わせは、ほっとする美味しさだ。
でも半熟卵では、やっぱりお出汁とのからみ具合が今一歩だった。

「この『半熟卵』おいしいでしょー」
先手を打ってみたものの、ああ情け無いと苦い思いは残る。
シンプルなお料理ほど、凡ミス及び手抜き厳禁!

あ、そんなことより卵2個も食べちゃった。
明日は卵無しデイだわ〜


→★温泉卵の作り方




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