酷い一週間だった。
こんなにずるずるとお風邪が長引くのも、久しぶりだ。
いつものことだが、お熱はたいしたことはなかった。
わたしは病人のわりには、おそらく基礎体力はある方だと思う。
だから、氷枕をあてなくてはならないような高熱は出さない。
というか、高熱など出たら、ほんとうにタイヘンなことになるので、
風邪かなと思ったら、さっさとお薬を飲んで
つとめて安静にするのである。
だから、今回もお熱は微熱止まり。
なのだけど、今回は酷い倦怠感に加えて、
お口の中の荒れが烈しかった。
おノドが荒れ、口内炎が酷く、味覚もおかしい。
食べられないし、食べたくないし、
すこしでも濃い味は気持ち悪いし、繊細な味はわからなくなった。
食いしん坊のわたしにとって、こんなツライことはなかった。
ああ、神さま、お熱が出る方がマシです、、、
と口に出しかかったが、万一、天の神さまが耳にして、
文字通りにされても、それはそれで困っちゃうし。
主婦が体調不良になると困るのは、ごはん。
一食くらいなら、デリバリーやお弁当でもよいのだが、
こうべったりと具合が悪いと、そうもいかない。
お外ごはんは飽きちゃうし、カラダが受け付けない。
どうしようか、と思案していたら
「ずっとお鍋にしようよ」と夫の優しき声。
そうねそうね、さっぱり味だし、消化にいいし、手間もかからない。
そんなわけで、お鍋ウィーク。
ホントに毎日お鍋だった。
我が家のお鍋は、昆布だしにたっぷりのお野菜と具を泳がせて、
あっさりとポン酢でいただくのが基本である。
薄味が好きなので、タレでなく、お鍋に濃い味をつけるのは、
どうも飽きてしまいそうでできない。
例外は、すき焼きくらい。
ブイヤベースやチーズフォンデュやトムヤムクンは
(これらをお鍋と考えるなら)大好きだけれど、
よくある独創的な洋風お鍋は、食べる気にならないし、
キムチ鍋や味噌味のお鍋も遠慮したい。
これはもう一種の食わず嫌いだから、
ほんとうは、一度トライしてみるといいのかもしれない。
でも、夫はどうかわからないが、少なくともわたしは
きっとこの先も、お鍋に関しては超保守的なままだろうと思う。
ところが、毎日お鍋だと、さすがにアレンジ心がわいてくる。
小指の爪の先ほどの、ほんの小さな冒険心だ。
創作鍋「豚レタス鍋」は、思った以上にヒットだった。
お鍋のベースは、ちょっぴり辛みをつけたあっさり味にしたので、
卵にマヨネーズとポン酢を合わせたタレがとてもよく合う。
カラダもぽかぽか温まる。
このお鍋の嬉しいことは、豚肉から美味しいエキスが出るので、
お鍋が美味しいスープになるということだ。
翌朝は、このスープに茹でたおうどんを入れて、また楽しめた。
豚レタス鍋、かなりオススメです!
ただし、豚肉は臭みの無い美味しい豚さんを用意してください。
どうしても気が進まないことでも、思わぬきっかけで、
やってみたらおもしろかった、ということがあるものだ。
冒険心からでもちょっとした気まぐれでも、それはどうでもいい。
大事なのは、一歩踏み出したという事実である。
もしつまらなかったら、それ以上踏み込まなければいいのだし、
おもしろそうだったら、ラッキーだ。
わたしの超保守的鍋道も、ほんのりおもしろそうな光が
差してきたような気がする。
11.24.Mon.
☆今夜のお献立;
讃岐うどん、お煮物(高野豆腐、にんじん、れんこん、ゆば)、おでん。
11.25.Tue.
☆今夜のお献立;
あっさりお鍋(たら、牡蠣、白菜、水菜、春菊、長ねぎ、昆布)、
残り物おでん、白米、自家製ぬか漬けおたくあん。
11.26.Wed..
☆今夜のお献立;
湯豆腐(お豆腐、おねぎ、生姜、たら)、お刺身盛り合わせ、
おでんの煮卵、白米、ぬか漬けおたくあん。
11.27.Thu.
☆今夜のお献立;
鮭のお鍋(生鮭、白菜、長ねぎ、生姜、お豆腐、えのき)、
ほうれん草のにんにくバター炒め(夫のみ)、辛子明太子、お雑炊。
11.28.Fri.
☆今夜のお献立;
豚レタス鍋、白米。
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★豚レタス鍋の作り方(分量は約2人分);
1)お鍋にお水を入れ、生姜大きい1かけ(細切り)、
にんにく3個(皮をむいて丸ごと)、玉ねぎ大1個(タテ薄切り)、
タカノツメ2本(中の種は取り除く)、
お酒どぼどぼ、お酢大さじ2くらいを入れて、煮立てる。
お好みで、黒の粒コショウ(つぶさずホールで数個)入れる。
2)豚肉200g(薄切れか小間切れ)を一枚ずつ、ほぐして入れる。
3)お肉に火が通ったら、レタスや水菜を入れる。
葉ものはさっと火が通ったら、すぐにいただく。
※タレは、生卵(1人1個)+マヨネーズ+ポン酢 をよく混ぜる。
※にんにくは、あれば中国酢に漬け込んだものを使うとよい。
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