| 01.04.Sun. |
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お昼寝をして目が覚めたら、とっぷり日が落ちていた。
ああもう明日から会社。あああ。
といっても、わたしは主婦。会社に行かないのだから、どよどよ気分にならなくても良さそうなものだが、お正月が終わってしまうのはやっぱり寂しい。
このお正月は例年以上に、のーんびり過ごした。
おかげで年末からサエなかった体調も、かなり戻ってきた。
毎日のごはんは上げ膳据え膳とまではいかなくても、おせち料理でずいぶんラクができたし、器など洗い物は、夫がほとんどしてくれた。
いつもは控えているお酒も、特別に三が日は(いや大晦日からだから四日間だ)少量でも毎日楽しめた。
初詣もしたし、初お散歩もしたし、読書もお昼寝もした。
なんて良いお正月だったのだろう。90点の満足度!
マイナス10点は、テレビ。
体調が良ければ、くだらない(失礼!)バラエティー番組も楽しいと思えるのだが、体調がサエナイと気分も乗らない。画面を見るのも疲れるし、人が見ている音を聞くのも嫌になる。
でも今、思い出した。
SMAPの番組はしっかり見たし、ウンナンさんもおもしろかったのがあった。
それと、毎年楽しみにしている元旦の「ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート」。
ダンディーなリッカルド・ムーティの指揮で、今年もほんとうに素晴らしかった!
ひとつだけ、どうにも残念なのは、とても楽しみにしていた映画がどういうわけか、途中で録画が切れていたのだ。抜かりなく録画セットしたはずなのに。
夫を睨みつけたら、違う違うボクは無罪です、と慌てて首を振る。
さては犯人は、無邪気にしっぽを振っているワンに違いない。
もしかしたら、気分どよどよはお正月が終わる寂しさからではなく、この録画失敗事件のせいかもしれない。
だって、流れるテレビ画面を見るとも無く見ていたら、だんだんどよどよイライラが募ってきたのだもの。
きっとそうに違いない。
そんな気分を抱えたまま、夜ごはんに突入した。
今夜のお鍋はお正月締めくくりのスペシャル。鶏がらスープで作る水炊き、念願のお鍋である。
以前、夫が外で食べてきて、かなり美味しかったと言うものだから、一度食べてみたかったのだ。
ちょうどいいことに、暮れに大地宅配で鶏がらスープ(冷凍)が新発売されたので、北浦シャモ(地鶏)といっしょに注文しておいた。
味付け担当は夫。
冷凍の鶏がらスープを4、5本をミネラルウォーターで希釈し、あとはお酒とお塩少々のみ。スライスした生姜、白菜と深谷ねぎをたっぷり、それにきのこいろいろを入れる。
食べる直前に、削ぎ切りにしたシャモを泳がせた。
さすが北浦シャモさん、鶏肉の臭みが無く、アクもほとんど出ず、今日は胸肉を使ったので余分な脂も出なかった。
うっすらと白濁したスープを飲むと、すっきりとした旨みが濃いのがよくわかる。ごくごくとスープだけを飲み干したくなるくらい。
「どう、おいしいでしょ」
という夫の言葉が出るか出ないかのうちに、友人とわたしは
「おいしい!」「うまいッ!」
を連発した。
ふたりとも予想を上回る美味しさに、単純な言葉しか出てこない。
北浦シャモさんは歯ごたえよく、もちろんお肉そのものも味が深い。
スープはあっさりすっきりしていて、かつ深みと厚みがある味で、鶏肉やお野菜を絶妙な具合に包み込んでいた。
お鍋のシメは夫の強いススメで、おうどん。
みるみるうちにおうどんがスープを吸ってしまった。スープ無しのおうどんは、見た目は限りなくアヤシイ。
が、食べると確かにスープの存在を感じる。
つまり、スープはたぷたぷとは見えないけれど、おうどんに絡みつき、中まで入り込み、確実にその存在を主張しているのだ。
「こ、これはすごい‥‥」
麺を食い尽くしたあとも、友人と夫は名残惜しそうに、お鍋の底に張り付いたゼラチンとも糊とも思える塊をこそげ取っていた。
終わり良ければ、すべて良し。
夜ごはん良ければ、何はともあれ良い一日だったことになる。
2004年も素晴らしい食に出会える予感♪
ウエイトオーバーにならないよう、せいぜい間食を自粛しよう。
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| 01.03.Sat. |
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夜。
そろそろおせち料理にも飽きてきた。というか、そろそろワインを飲みたくなった。
日本酒も大好きなのだが、大晦日から毎日毎食、お屠蘇器でお酒をいただいて、さすがに少々飽きてきたのである。
早速、お正月用にと買っておいた「五一(ごいち)ワイン」をいそいそと開けた。
「竜眼」という名前の辛口の白。珍しい、酸化防止剤無添加のワインだ。
美味しい!かなり、よろしい。
香りはフランスのワインに負けるものの、こっくりした力強い味は素晴らしい。
口に含んだ始めはフルーティーで甘く、ブドウジュースのような印象だが、舌の上でふるふると転がして、ノド元へ落ちる頃にはキリッと鋭利な辛口になる。
ありあわせのいろいろオードブルとの相性もよく、時間をかけて味わうより先に、ごくごくと飲んでしまう。
「顔が赤いよ」と夫に注意されて、つい飲み過ぎたことに気が付いた。
お正月だからまあ良し。
と、これで三日目!

手前は、あり合わせの前菜プレート。
自家製の塩茹で豚ハムの三つ葉巻き(うまいっ!)、
お煮しめなど。
奥は、たらば蟹の爪肉のサラダ。
たらば蟹の爪をさっと網焼きにしてから身をかき出し、
、レモンと米酢、マヨネーズなどで和える。
塩茹でブロッコリーと、
赤玉ねぎの塩もみのオリーブ油和えを添えて。
どちらもワインがすすむすすむ〜♪
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☆今夜のお献立;
自家製塩豚のハム風・お煮しめなどの前菜プレート、
たらば蟹の爪肉のサラダ、
かまぼこと伊達巻、伊勢海老とエコシュリンプの塩焼き、
チョコロールブレッド、ナッツとドライフルーツ、
五一ワイン(白)
◆五一ワイン / 林農園
酸化防止剤無添加の「竜眼」(白ワイン)は「大地宅配」にて購入。
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| 01.02.Fri. |
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地元の稲荷神社へ初詣。
おみくじは夫が「中吉」、わたしが「吉」。
神主さんの奥様がいらしたので、ご挨拶をした。
おみくじの結果を聞かれたので答えると、「おみくじはね、小吉くらいが一番いいんですよ」と、にこにこしながらおっしゃった。
「吉」と「中吉」では少し良すぎなのかしら。
ともあれ、我が家の2004年はまずまずだということだろう。
そのあと実家で、遅いお昼をごちそうになる。
母は体調がサエナイわたしを心配して、「来ても来なくてもいいのよ、無理しないでね」と、朝8時から電話をかけてきた。
それって間違いなく、待ッテイルワヨ、という意味よねぇ、と電話を切った後、夫と顔を見合わせて笑った。
ふたりともあまりたくさんは食べられないから、とあらかじめ言っておいたので、母は少しずついろいろと出してくれた。
薄味のお煮しめが、とても美味しかった。
おおぶりなお野菜の切り方といい、煮加減・味加減といい、母のお煮しめは年々、祖母のお煮しめにそっくりになってくる。
わたしのお煮しめは、母の味に筑前煮をブレンドして、今ではすっかり自己流になってしまったので、もう母の味には戻れない。
母のお煮しめは、ほんわりと優しかった。
「角煮、作ったから食べてみて」と、弟が得意満面で小鉢を差し出した。
それは角煮、というよりほとんどラフテーそのものだった。
お肉は煮崩れせず地層のように美しく、余分な脂は抜けていて、すんなりとお箸が入るほどに柔らかく煮えている。濃い茶渋色に染まった卵は、中までしっかり味が染みていた。
訊けば、皮付きの豚肉の塊をさがして買い求め、新聞か何かのレシピを見ながら、二日がかりで作ったらしい。
おお、弟よ、姉は嬉しいよ。キミはもう立派にお婿に行ける!
けれど、まだ行かないで、また来年も美味しいラフテーを作ってね。

どうしても同じようには作れない、
母のお煮しめ。

弟の作ったラフテー。
見た目よりもあっさりした薄めのお味で、
甘ったるくなく、上出来だった。
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☆今日のお献立;
朝は、お雑煮とお汁粉。
夜は、おせちとお酒のおつまみいろいろ。
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| 2004.01.01.Wed. 元旦 |
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明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
と、少しあらたまった表情(かお)でご挨拶をして、新年のごちそうをいただいた。
我が家は夫の故郷(新潟県)のならわしで、おせち料理は大晦日からいただく。
なので、元旦になって初めていただくのはお雑煮である。
毎年、夫の新潟風のお雑煮と、わたしの関東風のお雑煮を日替わりで作る。
夫風は、大根や白菜、里芋などのお野菜にぜんまい、それに鮭といくらの親子を入れる鮭のお出汁(だし)のお醤油風味で、お餅は別の小鍋で煮てから入れる。
わたし風は、かつお出汁に鶏肉を入れ、ほうれん草や小松菜などの葉もの、かまぼこ、うずらの卵、三つ葉などを入れ、やはりお醤油で味を調える。お餅は焼餅。
同じお醤油風味ではあるが、お出汁が違うので、かなり違ったものになる。
最初は新潟風は「ごった煮風」で少々とまどったけれど、慣れるとなかなか味わい深い。
二種類作るのはちょっと面倒ではあるのだけれど、お正月の楽しみでもある。
が、今年は趣向を変えて、「ひめ風」にしてみた。
ベースはかつお出汁でお醤油風味の関東風にするが、鶏肉はよく脂を取り除き、出汁が出過ぎないよう最後に差し入れる。
具はほうれん草(茹でたもの)に、人参、かまぼこ、うずらの卵、三つ葉、それにぜんまいを加えてやや新潟風。
それらの具と、焼餅を熱湯に浸してやわらかくしてお椀に盛って、お汁を注ぐ。
具はお汁の中に1、2秒ほどくぐらせる程度にし、ぐつぐつ煮ない。
こうしてみたら、雑味の無いすっきりとしたお雑煮に仕上がった。
これが思った以上に美味しくて、夫もわたしもとても気に入った。
どうやら今後はこの「ひめ風」が定番になりそうだ。
故郷の味も大切にしたいから、新潟風はお椀物として普通の日のごはんに作ろうかしら、と夫に話した。
結婚生活を重ねるにつれて、夫婦で味の感性も、ほとんど同じ線上に乗るようになってきたのだろう。
結婚とは、時と味を重ねていくことなのかもしれない。

2004年ひめ風おせち料理。
ちなみに盛り付けは夫の担当。
詳しい中身は、美味小話で。

年末に、パリ出張に行った友人のお土産を、
めでたい新年のお祝いに開封した。
LA MAISON DU CHOCOLAT
(ラ・メゾン・デュ・ショコラ)
一度食べてみたかった幻のチョコレート。
英語はぺらぺらだが、フランス語がまったくダメな友人は、
パリの本店でかなり苦労して買ってきてくれたらしい。
これは、ピーチ風味のダークガナッシュと、
ミラベル(イエロープラムのお酒)風味のミルクガナッシュの
詰め合わせ(だと思う)。
すごーく、とてーも、ヒジョーに、
美味しい美味しいチョコレート!
シングルモルト・ウイスキーにもぴったり♪
日本では今のところ、表参道のハナエモリビルに
1店舗だけオープンしている。
同じものを置いているかわからないけれど、
ゼッタイゼッタイ買いに行こう!
と新年早々、食欲物欲の決意なり。
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☆元旦の朝のお献立;
おせち料理、お雑煮、お汁粉(我が家ではお雑煮と必ずセット)、
鮭の塩焼き、白菜のお漬物。
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