
1階は“大衆食堂”と呼ばれるフロア。
比較的リーズナブルなものを単品オーダーする。
(といっても、それなりのお値段です。)
オムレツ、フライ、グラタン、カレーなどの定番から、
なんとラーメンまである。
(お店の脇に別途入り口があって、
立ち食いラーメンのブースになっているようだ。)

たいめいけん名物メニューのボルシチ。50円。
ほかにコールスローも50円。
エライ!

オムハヤシ。1850円。
決してお安いお値段ではないけれど、
食べてみれば納得のお値段。
何しろすごいボリューム。
わたしだけでなく、周りの女性客も
ひとりで全部を食べるのはなかなか大変そうでした。
 |
ふるふるとろんとろんの半熟オムレツは、濃厚なバターの香りをまとい、ドミグラスソースの豊かな味が深みを添える。
中はハムと玉ねぎのシンプルなケチャップライス。強すぎず、かといって弱すぎずの絶妙な背景に徹している。
玉子とソースとライス、ひとつひとつも美味だけれど、口の中で三位一体和合したときに素晴らしいハーモニーが生まれる。
もうひとつ、これはタダモノではないと思ったのは、味のバランス。
普通、これだけの量を食べれば最後には飽きてしまうものだ。
ところがこのオムハヤシは違う。お腹いっぱいになっても「もうひとくち食べようかな」という気分になっちゃうのです。
|

ハンバーグステーキ。2250円(ライスは別で300円)。
ダークブラウンのソースにどっしり横たわるハンバーグに
とろりと落っこちそうな目玉焼き。
120%冷凍食品でないポテトフライに、さやえんどう、
ほろりと口の中でほどけるにんじんのグラッセ。
ハンバーグは今風にスパイスを効かせたりなどしてなくて、
お肉をこねた回数を教えて欲しいくらい、
玉ねぎもお肉も一体となって馴染んでいた。
手のぬくもりを感じる、どこか懐かしい味。
これ以上完璧なハンバーグがあるだろうか。
少なくとも、昭和の高度成長期時代に
子供時代を過ごした我々には、ひとくち食べるごとに
「ああ、これこれ!」と
とても嬉しくなったハンバーグだった。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
|