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  ★このキュートな「ひめキャラ」は読者のともみちゃんが作ってくれました! 
September,2002
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今日の美味小話 *  9/30

 ご飯モリモリのおかず。

 このところ、秋雨で、ぼんやりした空模様が続いています。うっかりお風邪をひいたり、何となくだるかったり、と体調も曖昧(あいまい)になる方も多いのではないでしょうか。
 そんなときこそ、おうちでしっかりご飯を食べましょう。新米も出回っているので、今日はご飯がモリモリすすむおかずをご紹介したいと思います。

 ゆっくりおうちごはんを楽しんで、ゆったりお風呂タイムでリラックスし、寝る1〜2時間前はテレビや読書でのんびり過ごしてから床に就けば、きっと快眠。
 翌朝の目覚めもすこしスッキリかもしれません。まあ、なかなか理想どおりにはいかないのが、現実というものなのですが。

 今回のレシピは、9月の「プロセス」(大地宅配の商品情報誌)に掲載されたものです。いずれも、比較的おうちにある(or手に入りやすい)材料で作ることができます。つまり、おうちっぽいお味。
 もっと本格的なお味にしたい場合は、中華スパイスなど、ご自分で工夫なさってみてください。

 ああ、今週もぐずぐのお天気のようです。
 ごはんをモリモリ食べて、せめて気分から、否、お腹から(?笑)元気を出して、楽しいことを見つけていきましょう!



おうちの材料で作る麻婆豆腐



干し桜海老の他は、ほとんどおうちにある材料で作ります。
食べやすい家庭の味です。

豆板醤(トウバンジャン)や豆鼓(ドウチ)、花山椒(ホアジャオ)、
鶏ガラスープ、XO醤などを使えば、
かなり本格的なお味に近づきます。

最近は、市販の「麻婆豆腐の素」で作る方が多いようです。
このテのベンリな「素」を全否定するつもりはないけれど、
たまには「素」に頼らず、自分で作って欲しいと思うのです。
自分の好みの味を、自分で探り当てる。
そういうプロセスは、
お料理を作る側にとっても、食べる側にとっても、
大切な「味の経験」になっていくはずです。

ぜひ、ひめレシピを参考に、自由にアレンジを試みて
納得の麻婆豆腐を開発してくださいね。

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美味しい生姜焼き



定食屋さんで定番の「豚肉の生姜焼き」。
ボリューム満点でおいしくて人気者ですよね。
ご家庭で作る方も多いと思います。

ご紹介するレシピは、
一般的なものとはちょっと違うかもしれません。
が、我が家はこの生姜焼きが大好きです。
お肉が柔らかく、ずんっとパンチのあるお味です。
ここでは煮詰めたタレを
お肉とキャベツにかけていますが、
それはお好みでどうぞ。

きっと、キャベツもご飯もおかわりしたくなります。
ぜひ一度、お試しください。

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きのことレタスの炒め物



秋はきのこも美味しい季節ですよね。
ところが、わが夫はきのこがお嫌い。
その彼が
「これならイケる!」
と、喜んで食べるのがコレです。
レタスのシャキシャキと中華風のお汁で、
きのこも無理なく美味しく
つるっぱくっと食べられるのだそうです(笑)。

レタスなんて丸々1個、
ぺろっと簡単に食べられちゃいます。

強火で手早く、火を通しすぎない。
これがポイントです。

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今日の美味小話 *  9/28

 やっぱり和食が好き。

 以前にも何度か美味小話で書いていますが、我が家のごはんの基本は和食です。
 いわゆる洋食もたびたび登場するし、イタリアンも中華も大好き、エスニックもときどき登場します。でもやっぱり、毎日の基本は和食。

 その理由は、年齢を重ねるにつれて少しずつ嗜好が変わってきたこともあります。
 同時に、毎日毎日続いても飽きないのは結局、和食。
 これは積み重ねてきた結婚生活の中で見えてきた、ひとつの結論です。いえ、まだまだ結婚生活は続くのでしょうが、おそらくこの結論は、我が家にとって揺ぎ無いものだろうと思います。

 もうひとつ、大切なこと。それは、和食は非常にバランスの良いお献立になる、ということです。
 お魚、お煮物、お味噌汁、お漬物などなど、日本の伝統食といわれているものは塩分さえ気をつければ、繊維質、タンパク質、ミネラルなど栄養豊富で脂質は少ない。そして、お味噌や納豆、粕漬け、ぬか漬け、などの発酵食品は、人間のからだによい働きをしてくれる発酵菌の宝庫です。
 「一汁三菜」の和食のお献立は、実にうまい具合に栄養のバランスが取れ、しかも味の変化にも富んでいる優良なお食事になるのです。

 もっとも、美味しい食材や調味料、調理法がたくさんある現代で、正統派和食を貫くのは少々厳し過ぎると思うのです。
 バターやチーズ、カツやコロッケ、ステーキ、ハンバーグ、カレー、スパゲッティ、、、食べたいものはいっぱい!
 だからそんなときは、例えばメインはハンバーグにしたとしても、お味噌汁や冷奴、お浸しを合わせて、「一汁三菜」を組み立てるようにします。和洋折衷が多くなるわけですが、おうちごはんはそれで十分だと思うのです。
 食べたいものを取り入れつつ、基本は和食。オススメしたいお献立の考え方です。

 新米が出揃ってきました。今夜は新米です。うふふ、やっぱり和食が好き!


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我が家のある日のお夕食から
一部ご紹介しましょう。


和風シーザースサラダ



1、プリーツレタスと小松菜は
ひとくち大にちぎり、氷水に放ってパリッとさせた後
水気を良く切っておく。
※小松菜は若くて柔らかいものを使う。
※葉ものはほかに、春菊、水菜、生食用ほうれん草など。


2、小さく切った油揚げとちりめんじゃこを
フライパンでカリカリになるまで、乾煎りする。
※お好みで、ちりめんじゃこはバターで炒めるのもオススメ。

3、ボウルに1の葉を入れ、
ごま油、ポン酢、塩コショウ、たっぷりの半ずり胡麻、
一味唐辛子少々を加える。
2の半量も加え、さっと混ぜ合わせる。

4、器に盛り、2の残り半量を上にトッピングする。



さんまの梅酒煮



これはテレビでちらっと見た小林カツ代さんのレシピを、
アレンジを加えて適当に再現してみたもの。

1、サンマは頭と尾を切り落とす。
肛門から頭の方へ包丁を入れ、お腹(内臓)をかき出す。
流水でよく洗い流し、
キッチンペーパーでしっかり水気を拭き取る。
1尾をザックリと2等分に切る。

2、平たいお鍋に梅酒、お醤油、みりん、お水少々、
梅酒の梅、生姜のスライス、タカノツメを入れて煮立てる。
※お汁の量がサンマがかぶるくらいになるようにする。

3、お汁が煮立っているところへ、1のサンマを
重ならないように並べて入れる。

4、フタをして10分ほど強火で煮る。
途中何度か、スプーンで煮汁をかけまわす。
サンマを突き刺してみて、血が出てこなければできあがり。

※お汁はやや濃い目にするとよい。
※味が物足りない場合は、サンマを取り出した後、
煮汁を煮詰めてサンマにかけるとよい。




揚げだし豆腐



1、絹ごし豆腐はキッチンペーパーに包み、
耐熱皿に乗せて、電子レンジで5分加熱する。
お豆腐を食べやすい大きさに切っておく。
※お豆腐の水切り。ラップ無しです。

2、だし汁を作る。
小鍋にかつお出汁、お酒、みりん、薄口醤油を入れる。
ひと煮立ちさせ、味を調える。
※お醤油とめんつゆを半々で使うと、味を決めやすい。
沸騰させたところで、生姜のすりおろし、
軽く水気を切った大根おろしを加え、火を止める。

3、水切りしたお豆腐に、
片栗粉と小麦粉を同量合わせた粉をたっぷりまぶす。
※粉は叩かずにたっぷりしっかりまぶしつける。

4、140〜150度の低温でゆっくり揚げる。
※表面が固まるまで、いじらないこと。
お豆腐から出る音と泡が小さくなってきたら、
油の温度を180度くらいに上げ、カリッと揚げる。

5、器にだし汁を張り、揚げたお豆腐を盛り付ける。
万能ねぎのちらしてできあがり。
※画像のように大皿盛りにする場合、
だし汁は好みで足せるよう、食卓にも添えるとよいでしょう。


今日の美味小話 *  9/26

 秋は秋刀魚!

 サンマが美味しい季節ですね。この時期、我が家は最低でも週に1、2回はサンマが食卓に上ります。
 サンマは煮付けたりソテーすることもありますが、塩焼きにすることが多いです。お刺身にすることもあるし、サンマのにぎり(お寿司)もとても美味で好物なのですが、やはり、塩焼きに勝るものは無いと思うのです。
 できれば炭火で焼きたいところですが、そうもいかないので、ガスコンロの魚焼きグリルで我慢です。グリルでもほんの少し気を使うと、ずいぶん美味しく焼けます。

 今日ご紹介するのは、我が家の平日のお夕食。さんまの塩焼きが主菜です。
 我が家は少し遅めのお夕食になるので、平日のお献立には気を使います。平日の基本は和食。たまに例外もありますが、少しでも低カロリー高タンパク食に近づくよう心がけています。

 サンマはとても栄養豊富な青魚です。
 “頭の良くなる”DHA(ドコサヘキサエン酸)と動脈硬化を防ぐEPA(エイコサペンタエン酸)を多く含みます。そのほかビタミンE、A、B12も豊富です。
 このサンマの塩焼きに、大根おろしとスダチやレモンのビタミンCが加わると、なんとまあ優良な栄養になること!昔から定番のように添えられるものには、ちゃんと意味があるのですよね。サンマの栄養のお話は後日、もうすこし詳しくお話したいと思います。

 栄養がいいから、だけではなく、もちろん美味しいから、この季節はサンマを堪能したいものです。




さんま定食

さんまの塩焼き
がんもどきと卵、いんげんのお煮もの
キャベツともやし、わかめの明太子和え
トリプル大豆椀(左端)※
お味噌汁
ぬか漬け(お茄子・きゅうり・人参)
玄米入りご飯
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※「トリプル大豆椀」
味付けした納豆と絹ごし豆腐に、豆乳を注いだもの。
低カロリー高タンパクで、遅めのお夕食に最適。
なぜ「最適」なのか、
その理由はまた別の機会に。


さんまの塩焼きの美味しいコツ

1、サンマの両面に強めの塩をふり、5〜10分ほど置く。
室温が高ければ冷蔵庫で。
※サンマの塩焼きのときは、内臓を出さなくて良い。

2、魚焼きグリルに火をつける。
サンマを入れる前に、しっかりと高温にしておく。

3、お塩をしたサンマから出ている汁を拭き取る。
※この汁が臭みのもと。

4、キッチンペーパーにお酢を含ませ、サンマの両面をさっと拭く。
※このひと手間が、
サンマの皮が焼き網にくっついて破けるのを防ぐ。


5、サンマの全体に軽くお塩をふる。
※これは味付けのためのお塩。
サンマの顔、背びれ、尾などにお塩をまぶす(化粧塩)。
※焦げずに見栄えの良い塩焼きにするためのお塩。


わたしはサンマを切りたくないので、
グリルに斜めに並べて、丸ごとの塩焼きにします。
が、もし丸ごとはグリルに入らない場合、
サンマの肛門のあたりから斜めに切ると
ワタが出ずにきれいに切れます。

焼き加減、塩加減も絶妙な
美味しいさんまの塩焼きができますように!



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☆おまけ

 佐藤春夫の有名な詩「さんまの歌」をご紹介しておきます。ことばの織り成す響きと情景に哀愁が漂う、せつなくて美しい詩です。実際にはこの詩の背景には絡みもつれる人間模様があり、美しさだけではない人間臭さがこれまたサンマなんだなぁ、と改めて感じ入りました。詩を読んでみる
今日の美味小話 *  9/20

 お月見しましょ。

 斜めに落ちる日差しを通り抜ける風も、すっかり秋色になりました。空と月が美しい季節です。月といえば、そう、明晩は十五夜。お月見でもしてみませんか?

 今年の中秋の名月(十五夜)は 9月21日、後の月(十三夜)は 10月18日です。昔は、片方のお月さましか愛でないことを「片見月(かたみづき)」といい、忌み嫌う風習があったそうです。
 もし、明晩が曇り空だったり都合でお月見できなかった場合には、日にちを若干ずらすか、「形見月」になってしまいますが、十三夜のお月見でもいいかもしれませんね。(←わたくし、けっこうアバウトな性格です。笑)




 わたしもささやかながら、お月見の設え(しつらえ)をしてみました。もちろん、わたしの場合はお作法より食い気ですが(苦笑)。
 まったくの自己流ながら、ふむふむ、これならきっとお月さまも喜んでくださるに違いない、と密かに自己満足に浸っていたところ、夫の抗議パンチを食らってしまいました。
「コレ、ダメだよ。ゼッタイおかしい!ミカンがある!」
「(バ、バレタか、、、。)だって、さつま芋とか里芋とか無かったから。」
「せめて柿ならともかく、ミカンはひどずぎる!」
「丸いしお月さまだと思えばカワイイじゃない。まあ、そう固いこと言わずに、、、」
「イヤ、許せないな。日本国を代表して抗議するッ!!」
 ああ、アナタのおっしゃる通りでございます。三宝(お団子を置く台)や半紙のお飾りを省略するのは許されても、やっぱりおミカンはダメかしら。秋の作物には入らない、ですよねぇ、、、。気の毒なミカンは、食卓テーブルのお飾りから追放されてしまったのでした。

 但し、撮ってしまったものは仕方アリマセン。撮り直しなんて嫌ですもの(泣)。そういうわけですので、ご覧になっているみなさま、くれぐれも真似なさらないようお気をつけくださいませ。お恥ずかしい、、、大汗。


 気を取り直して、お月見団子のお話をしましょう。
 お月見団子は、本来は上新粉で作りますが、白玉粉でお手軽に作るお団子をご紹介したいと思います。
 ミニサイズのお団子でもお飾りすると、ちょっとお月見の気分が出ますよ。全体をミニサイズで揃えれば、ほらキュートで場所要らず。
 お団子を持っている器には、三宝の代わりに高台の珍味入れを使ってみました。手前のかわいいうさぎちゃんはお箸置きです。
高台珍味入れ/下村漆器

 お月見の気分だけでも楽しみたい、気軽にお月見の設えをしたい、そんな方にオススメしたい“ひめ風お月見”です。


白玉お月見団子



1、白玉粉約1カップ、上白糖約75ccを混ぜる。

2、お水を少しずつ加え、耳たぶくらいの固さに練る。
※よーく練った方がもちもち感がアップする。

3、親指大にちぎって丸め、お団子を作る。約30個できる。

4、沸騰したお湯でゆで、浮いてきたらさらに30秒ゆでる。
氷水に取る。
水気を切って盛り付けましょう。

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お砂糖が入っているので、そのままでもほんのり甘く
もちもちしたミニお月見団子として味わえます。


「白玉団子じゃ、ツルツルしていて嫌だわ」
「冷蔵庫へ入れると固くなっちゃうのよね」

そうですよね。そこでオススメしたいのがコレ。


白玉団子で作るミニ串だんご

1、水気を切った(or固くなった)白玉団子を
トースターで2〜3分焼く。
※トースターはあらかじめ温めておく。
※途中で表裏をひっくり返す。熱いのでヤケドに注意!

2、爪楊枝に串刺しにし、あんこを塗り付ける。
お好みできな粉や黒蜜でも。
温かいうちに召し上がれ♪

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このミニ串だんごを侮ってはイケマセン。
意外なほど、もちもちっとして美味しいんだから!
大人のお茶請けにはちょうど良い大きさです。

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 秋の月は限りなくめでたきものなり。
  いつとても月はかくこそあれとて、
   思ひ分かざらん人は、
    無下に心うかるべきことなり。 

            〜兼好法師「徒然草」



 意訳すると、『この素晴らしい秋の月の良さがわからぬような人は情けない人だ』という意味です。
 昔の人のようにとまではいかなくても、秋の月を愛でる心の余裕と自然への愛情を持っていたいものですね。
 明かりを消して一献傾けつつ、しっとりとお月見を、とは理想ですが、関東地方は曇り空かもしれませんね。
 我が家は栗ご飯に秋刀魚、ミニ串団子で満腹のお月見かな(苦笑)。夜のお散歩でもしようと思います。

 明晩はどうか晴れますように。

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