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February,2003
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おからコロッケ。
近所のお豆腐屋さんで、ときどき「おから」を買います。
いまどきは大抵のものがスーパーで売られていますが、おからだけは別。足が早いのと、あまりにお安いからでしょう。
お豆腐屋さんのおばちゃんは、おからだけを買うと、決まって渋い顔をします。そして、わたしに聞こえるように、ぶつぶつと言うのです。
「ウチはおから屋じゃないんだよ。豆腐を買ってくれないと困るんだよねぇ」
800gくらい入っている「おから」は、なんと一袋70円。確かにおからばっかりでは、お商売にならないですよね。
つい、おばちゃんに気兼ねして、予定外のお豆腐を買ってしまうこともしばしば(苦笑)。
おばちゃんの愚痴作戦の勝ちです。
無愛想に「はいよ」と手渡されるおからは、できたてほかほかです。見た目よりも、ずっしり重い。
両手でしっかり包み込むと、わたしの冷たい手にまるで生き物のように、おからのぬくぬくとした温かさが伝わってきました。
おばちゃんの渋面も、おからのぬくぬくで帳消しね。
少なくともセーターを着込む季節の間は、おからを求めて、定期的にお豆腐屋さん通いをしそうです。
おばちゃんとの対決は、きっと黒星が多く並ぶかな。それもまた一興。

おからは卯の花にすることが多いのですが、
今日は趣向を変えて、コロッケを作りました。
おからにじゃがいもを混ぜることで、ぱさつき感が抑えられます。
あっさりしたポテトコロッケのような感じで、
思いっきり食べても、胃に重たさが残らない。
ふつうのコロッケよりは低カロリーで高タンパク、
食物繊維が豊富なのも嬉しいところ。
コロッケは好きだけれどダイエット中、とか
揚げ物は胃にもたれる、という方に
特にオススメです♪
---------------■■作り方(約6〜7個分)■■--------------
1)おから400gに、お酒大さじ2をまぶしておく。
※冷蔵庫で冷たくなっていたおからは、
分量のお酒をまぶして、ラップしてレンジで軽く温める。
2)じゃがいも(大1個)を皮ごと茹でる。
柔らかくなったら皮を剥いて、お水を捨てたお鍋に戻して、
中火で乾煎りして粉ふきいもにする。
じゃがいもが熱いうちに、フォークで荒くつぶす。
3)牛肉(豚肉でも)200gと、ごぼう(2分の1本をささがき)を炒める。
塩・コショウ、オイスターソース少々で味付け。
4)ボウルで、おから、じゃがいも、牛肉炒めをヨク混ぜ合わせる。
小判型に丸める。
→※小麦粉を薄くはたいて、揚げ焼きしてもOK。
5)卵と小麦粉を溶いたものにくぐらせ、パン粉をつけて揚げる。
中濃とんかつソースと黒酢を、1:1で混ぜたソースで食べると、
よりさっぱりして美味しいです。

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うま〜いレバーをたべよう!
あなたはレバー、お好きですか?
レバーが苦手な方は多いですよね。あの臭いと食感がねぇ、、、。
そのお気持ち、わかります!と言いたいところです。が、残念ながら、わたしはレバーが結構好きです。焼き鳥屋さんでは必ずレバーを注文します。
でも実は、家ではあまりレバーを使うお料理はしません。だって、もし美味しくなかったらイヤだもの。
しかーし、「家庭料理愛好家」としてそんな情けないことではイカンのであります(笑)。よし、美味しいレバー料理を作るわよぉ!
と気合を入れた末に出来たのが、本日ご紹介するお料理。名付けて「レバニラより旨〜いレバキャベ」。
今日のレバーは豚レバーを使います。
今が旬の葉にんにくとキャベツたっぷりで、回鍋肉のようなお味にしました。ご飯がすすむこと請け合いです。
レバーを美味しくするには、いくつかコツがあります。しっかり血抜きする、加熱時間は短めに、はっきりした味付けにする、などなど。
たまには、おうちでもレバーをお料理しようかしら、という方、ぜひトライしてみてください。レバーは嫌いじゃないけれど、あまり食べたくないという方にも、きっと好評だと思います。
但し、「レバーは見るのも嫌だ」という方には、やっぱりオススメできません(苦笑)。
言うまでもありませんが、レバーはビタミンAや鉄分が豊富で栄養の宝庫です。
おうちでももっとレバーを食べましょう。もちろん、美味しくね!

→レバニラより旨〜いレバキャベのレシピはコチラ。
レバーはいわゆるスタミナ料理。
年度末や決算、学年末などで疲労がたまっているこの季節、
食べると元気が出るかも。
但し、遅くとも夜寝る3時間前までに食べるようにしましょう。
※レバーについてはNHKの『ためしてガッテン』も参考になります。
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冬と春の間。
甘い春の匂いがするような気がして、窓を開けると、鼻の奥までツーンとなりそうな寒風に頬を叩かれる。そんな少し中途半端な、冬と春の間(あいだ)の季節です。
食卓にも、「間の季節」は来ています。
冬のしっぽとはいえ、まだまだ大活躍しているのは冬のお野菜。。
大根は甘みが強く、はちきれんばかりにみずみずしいし、キャベツは冬の寒さを閉じ込めるようにしっかり葉が巻いていて、ばりばり生でかじると甘み豊かです。白菜や長ねぎは、お鍋の影の主役として欠かせない。
他方、そろそろ暖かい地方からは、菜花や伊予柑、はっさく、ぶんたん、ぽんかんなど、華やかなお野菜や果物が出揃ってきました。
こうした作物が収穫されるところは、きっとお陽さまに向かって伸びをしたくなるような陽気でしょうね。春が来るのが待ち遠しくなります。
食卓でこうして冬と春をいっぺんに楽しむことができるのは、発達した流通網のおかげです。わたしが小さい頃には、まだこんなに「間の季節」は充実していなかったような気がします。
考えてもみてください。
暖房の効いたぬくぬくのお部屋で、わたしは氷を浮かべたグラスを片手に、零下の寒さに震えていたお野菜をお鍋にしてつつき、デザートにはぽかぽかの太陽を存分に浴びた柑橘に舌鼓を打っているのです。
なんてまあ、すごいことなんでしょう!
江戸時代だったら、こうはいかなかったでしょうし、日本が縦長の列島でなく、500円玉のようにまん丸で真平らでも、こうはいかなかったでしょう。
「間の季節」は現代の日本人に許された、とても贅沢な季節なのかもしれません。
そこで、今日は「間の季節」を楽しむのに役立ちそうなレシピをご紹介しましょう。
普段色のしみじみしたお惣菜ばかりです。以前ご紹介した「作り置きお出汁」(干し椎茸と昆布のお出汁)を使っていますが、かつお出汁でももちろんOKです。
どうぞお試しくださいね!

乾物の切干大根には、季節感なんて無さそうですよね。
でもコトコト煮る雰囲気は
やっぱり冬が似合うような気がします。
今の季節だったら、ぜひぜひ切干大根を手作りしてみてください。
作り方はとっても簡単。
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1)よく水洗いした大根を、皮ごと、細く切ります。
太さはお好みで。
わたしはかなり細めが好きですが、
えんぴつくらい太いのも美味ですよ。
2)ザルに広げて、風通しの良いところで干します。
一日一回、上下をひっくり返してくださいね。
数日でしわしわに乾燥します。
湿気ないようにビニル袋などに入れて、冷蔵庫に保管するとよいでしょう。
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ほんのり甘みがあって、しゃきしゃきした
美味しい切干大根が出来上がります。
→定番の「切干大根のお煮物」のレシピはコチラ。
若干甘めの味付けなので、
お好みで加減してください。

ほろ苦い菜の花はオトナの味。
カラダの中から春の風が吹いてきそうです。
甘酸っぱい長いもの和え物を添えました。
菜の花に添えた長いもの白が、雪みたいでしょ?
じんわりしゃきしゃき甘酸っぱくてほろ苦、
を楽しんでください。
→菜の花のしゃきしゃき和えのレシピはコチラ。

地味〜ですが、ご飯によくあう甘酸っぱいおかずです。
ご飯にのっけてお丼にするのもオススメ。
大豆や昆布もぱくぱく食べられます。
新ごぼうが出たら、ぜひ
たっぷり新ごぼうを入れて作ってみてください。
→お豆と牛肉の中華風炒め煮のレシピはコチラ。
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間食ノススメ。
深刻な悩みがあります。どうしても間食が止められない。
わたしの年齢では、もう量を食べる必要はないでしょう。間食すれば、その分が贅肉になるのは目に見えています。
そんなことは頭ではよーくわかっていても、止められないのが間食。
一日二日はおやつ無しを我慢できても、三日目にはもうタイヘン。
何でもいいから、ひとくちでいいから、何か食べたい!食べないと気が狂いそう。少々大げさに言えば、そんな気持ちでココロがかき乱されるのです。
必死な顔で家中の棚を引っ張り開けておやつを探し回る姿は、ゼッタイにゼッタイに誰にも見せられない(苦笑)。ああ。
さすがにこの状態はマズイ。
止められないのなら、「食べてもいい間食」に切り替えよう。と今年に入ってから、考え方を変えてみました。
わたしのような人間には、間食をゼロにしてしまうのはストレスになり、余計、ココロの飢餓状態を増幅させるようです。
「食べてもいいおやつ」を用意して、それをゆっくりちびちびと食べる。それだけでだいぶココロが軽くなるなるのです。
そこでわたしが思いついたのが、この2つの方法。
1つ目は、どうせ食べるなら、美肌効果や健康効果も期待できるものにする。
2つ目は、きれいな容器に小分けにして置いておく。しまいこんで目に触れないようにするのもよいのですが、わたしの場合は上に述べたように探し回るのでダメ。
お気に入りのお洒落なビンや、美しい漆器の入れ物に詰め替えるのです。この観賞効果は視覚に訴えるだけでなく、ココロのゆとりももたらします。
目下のお気に入りの「食べてもいいおやつ」は、ヨーグルトと乾物。
ヨーグルト(プレーン)には必ずきなこをかけ、そのほかに黒豆やくこの実(1/28参照)、黒砂糖やはちみつ、果物などその日の気分でいろいろ添えます。
乾物はまずは、いりこ(煮干)。四国の友人からいただいたいりこがとても美味なのです。苦味や魚独特の臭みがまったく気にならない。バリバリそのままイケます。
そのほか、節分の豆まきのお豆(炒り大豆)と味付け乾燥昆布。何種類かあることで、乾物おやつのわびしさが消えて、楽しくなります。
お茶を片手に乾物おやつをボリボリかじっていると、自然な甘みや香ばしさ、かすかな塩気や苦味がしみじみ嬉しくなってきます。お酒のおつまみにもいいですよ♪
結局のところ、間食をしているわけですから、ダイエットはあまり期待できそうもありません。でも、そもそもダイエットが目的ではないので、間食を改善することでココロが満足すればそれで良し。
これ以上、贅肉がつかなければまずは良しとしましょう。そりゃあ、緩やかでも贅肉がちょっぴり減ったらとっても嬉しいケド。
間食改善を始めて、1ヶ月。
前よりお肌の調子が良くなった、気がします。もう情けないおやつの家捜しもしない。だって、間食したってイイんだもの!
→写真の小ぶりで上品な丸い三段重は
下村漆器のものです。 |
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新名所。
東京の、とある新名所に行ったときのことです。
実はそこを訪れるのが目的ではなく、所用の帰りにふと思い立って寄ってみました。時刻は平日の夕方早く。こんな時間なのに、ビルの中は老若男女で混雑していました。
ともかくお腹がすいた、何か食べよう、ということになり、レストランをさがすことに。非常に高いお店とフツーのお店がある、と噂に聞いていたので、案内板をじぃーっとながめました。
うーん、何にも下調べしてこなかったから、さっぱり見当がつかないわ。高級なお店はまたの機会にして、今日は下の方で簡単に済ませることにしましょうか。
この下調べの欠如がそもそもの敗因だったのです。ああ、もっと情報を仕入れておくんだった。後悔先に立たず。
ふらりと入ったラーメン屋さんは、白木の大きなカウンターで明るくて小奇麗な印象。
悪くないかも。期待に胸が膨らみかけたところへ、使い捨てのプラスチック容器でお冷が出てきました。
コップを持とうとすると、ペコペコに柔らかい。おまけに持ちにくい。人件費節減のためなのか、洗剤などへの環境意識なのか、よくわかりません。
わたしが注文した塩野菜のラーメンが運ばれてきました。さらっとした透明なスープをすすろうとしたその瞬間、予想外の香りがつんとしました。えっ?柚子の香り??
飲んでみたら「いりこ」のお出汁が強くて、あっさりまろやか和風系というよりは、いりこを強調するとんがったお味です。
麺は普通。ところが具の「塩野菜」が予想を裏切る展開でした。なんと「塩炒め野菜」ではなく、「塩もみ野菜」だったのです!
とんがったスープに、強烈な柚子の香り、そして浅漬けのような塩野菜。うーむ、慣れれば美味しいのかも。そう思ってもみたのですが、どうにも箸がすすまない。
ここは東京の新名所。ということは、これがトレンドなのでしょうか。わたしの味覚が古いの??
「ちょっと取替えっこして」
わたしは、ラーメンどんぶりを横に座っている夫へとすっと滑らせました。ゴメンナサイ、残シテモイイデスカ?
いったいどんなお客さんが食べに来るのかしら。
見ていると、おひとりですっと入ってきて黙々とラーメンを啜りこみ、さっさと出て行く中高年の方が多いことに気がつきました。夕方早くの中途半端な時間にもかかわらず、客足は途切れることがありません。
この味が若者以外にもウケているのか、それともこういう味と知らないで注文しているのか。もし調査したらどんな結果が出るのか、興味をそそるところです。
私たちがお店を出たら、入り口に「準備中」の札がかかりました。これからの夜の賑わいに備えるのでしょう。
青白い通路を急ぎながら、わたしはしっくりこないものを感じていました。
新名所ッテ異文化空間、ヨクワカラナイ、、、。
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古くて新しいトウキョウ。
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