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September,2003
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| →先月の「美味小話」はコチラ |
釜飯で秋刀魚、秋到来。
台風が残りの夏を吹き飛ばし、代わりに秋を運んできました。
お部屋の中でも、半袖からのぞく肌が冷たくなります。長袖が恋しくなると、味覚の秋もいよいよ本番ですね。
先日、軽井沢にいっしょに行った友人にメールしました。
「おぎのやの器でご飯を炊いてみました。おいしい!
我が家のブームになっています。
お釜のご飯と秋刀魚とお漬物、お味噌汁ですごーく幸せになります♪
食べに来てね!」
すぐに返信が来ました。
「釜飯いいですね〜。
そんな再利用の仕方があったとは気付きませんでした。
さすがですねぇ(唸)。是非食べたいです!
今週末あたり、またまたおじゃましてもよいですか?」
というわけで、週末、彼もいっしょに釜飯ご飯を楽しむことになりました。
彼は肩を雨で濡らしていることなどちっとも気にする様子もなく、栗のケーキを携えて、にこにこ顔でやって来ました。
「ほら、こうして炊くのよ」
と、洗ったお米を入れたお釜を見せると、おおーっと彼は感嘆の声を上げました。
「すごいねぇ。植木鉢にする以外にちゃんと使えるんだね」
驚くのはまだまだこれから。
一人分ずつ炊き上がったお釜のフタを開けると、もわふわっと湯気が立ちます。
「どうかしら、ちゃんと炊けている?」
「うん、今日もよく炊けている。美味しそうだよ」
判定を出すのは、米どころ出身の夫です。
「わあ、ホントに美味しいです、おいしい!」
殿方ふたりの顔に笑みが咲きました。
ヨカッタヨカッタ、秋刀魚も焼きあがったし、さあさ、たんと召し上がれ!
お献立は、ごくごく普通の気取りのない家庭料理。
独身の彼はこういうごはんをとても喜んでくれます。
彼とわたしたち夫婦は、学生時代からのお付き合いです。
だからこそ余計に、なんてことないフツーの食卓を囲んで、季節の味をいっしょに楽しみ、共に笑い寛ぐことが、互いにとって大切な時間だとわかっているのです。
ごはんをすっかり胃袋に収めて、彼は帰っていきました。
ああ、我々も満腹。美味しかったねぇ。
と、そこへメールが。
「今日は秋尽くしのおかずにお釜ご飯、とても美味しかったです。
ありがとうございました」
律儀な彼です。
夫婦の満腹の会話は、彼の帰宅後も続きます。
「新米が出たら、お釜で炊かなくっちゃね」
「おお、それは欠かせないね。きっとウマイよ。
あと栗ご飯や、きのこや鶏肉ごぼうで炊き込みご飯も作って欲しいな」
我が家の秋の美味しい計画は、どうやら尽きることがないようです。

左)香ばしい焼き茄子の出汁浸し
★美味しい焼き茄子の作り方
→美味小話2002.7.15
中)温泉卵 オクラと生姜添え
温泉卵の作り方
加熱すると、生卵よりも甘みが出て、またご飯にも絡みやすくなる。
炊きたてのご飯にかけて食べると美味しい!
右)里芋のグラタン
ごく薄切りにした里芋はさっと茹でて、
和風のホワイトソースとトマトソース、チーズをかけて焼く。
あっさりこっくり秋の味。
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おぎのやの「峠の釜飯」のお釜で炊く釜飯。
ちょうど1合炊けます。
(1)洗ったお米をお釜に平らに入れる。
(2)お水を入れる。目安の水位は;
お米の表面から測って、人差し指の第一間接よりやや下。
※このとき、お釜の外側を濡らさないように。
特に底の水気はよーく拭き取りましょう。
(3)フタをして最初は強めの中火。
沸騰したら、フタを取り、菜箸で底からぐるぐると2、3回混ぜる。
(4)ごく弱火にして、フタをして約5分。
途中、吹きこぼれてきたら、ほんの少しフタをずらす。
(5)シューシュー湯気が出なくなったら、しっかりフタを閉める。。
一瞬強火にして、すぐに火を止め、そのまま15分間、蒸らす。
フタを開けてはイケマセン。
お釜の内側にたっぷり釉薬を塗られているので、
おこげがひどくこびりつくことはありません。
炊きたては特に、炊飯器とは比べ物にならない美味しさ。
空き容器をお持ちの方、ぜひお試しくださいね。
(※おぎのやHPでも「空いた釜を利用したご飯の炊き方」が紹介されています。)
→☆食欲日記9/13でも釜飯について書いています。
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厚岸のさんま。やっぱり塩焼きがイチバン!
お酒は「越の寒梅」。
★秋刀魚の塩焼きの美味しい焼き方
→美味小話2002.9.26
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かぼちゃと小豆の薄煮
かぼちゃを、お出汁、みりん、薄口醤油で薄味に煮る。
かぼちゃが柔らかくなったら、
甘く煮た小豆、千切りの新生姜を入れて、ひと煮立ちさせる。
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自家製ぬか漬けとお味噌汁。
四葉きゅうりは歯ざわりよく、風味も豊か。
秋茄子はとってもジューシーで甘みがある。
お味噌汁は、自家製お味噌にお豆腐、たっぷりの刻みねぎ。
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しめくくりの甘味。
これがなくっちゃ、ピシッと締まらないものね。
左)大地宅配のぶどう食べ比べセット
左の大きい粒は巨峰。
奥の小粒の濃い色はスチューベン。
(ニューヨーク生まれの品種で、糖度が高く酸味が少ない。)
右の黄緑色はネオマスカット。
(「アレキサンドリア」と「三尺ぶどう」の交配種で、
岡山生まれ。香りがとてもよい。)
右)アンジェリーナのモンブラン!
お土産にいただいたものです。
どっしりしたマロンの味、こっくりした甘み、
大好きなケーキです♪
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軽井沢でプチ避暑。
忘れていた夏を取り戻すかのように、太陽はシャカリキ。
トウキョウは連日30度を越える暑さです。
遅い夏バテ?にお気をつけてくださいね。
今日は、少し前に訪れた軽井沢の様子をご紹介しましょう。
秋の空気を感じていただけると嬉しいです。

年代を感じさせる建物が、
深い緑に優しく包まれています。

窓際の席は、表情豊かな庭の景色もごちそうです。

時間が止まったような風格あるダイニング。
ひっそりと落ち着いた雰囲気です。
卓上の白い清楚な花が、すがすがしさを添えていました。
年かさのウエイターに尋ねると、
「すいかずら」だと教えてくれました。
彼はゆっくりとした口調でこう続けました。
「これは山のすいかずらでしてね。
出入りしている花屋が毎日、山を歩いて花を探してくるんですよ。
それがまた、おもしろい花屋でしてね。
花は足で活けるものだ、なんて申すのでございます。
普通はバラなどを飾るところでございますが、
東京からいらしたお客さまに、東京でも見られるバラよりは、
軽井沢らしい方がよろしいかと、わたくしたちも思っております」
それはほんとうに素敵なことですね、と言うと
彼はにっこりと笑みを返しました。

朝食。コンチネンタル・メニュー。
フレッシュ・ジュース、コーヒーか紅茶、
トースト、卵料理とソーセージかハムに温野菜の付け合せ。

こちらはわたしがいただいたサラダ・メニュー。
フレッシュ・ジュース(桃)、紅茶、
自家製ヨーグルトと軽井沢のはちみつ、
水々しくて香り高いサラダ。
ごまドレッシングが美味しくて、買って帰りました。
◆万平ホテル

ミカドコーヒーは、旧軽井沢銀座の老舗の珈琲専門店。
モカソフトが大人気。

思ったよりも、さらっとした味わい。
コーヒー味がでしゃばりすぎず、さわやかに広がる。
男性でも軽くぺろりといけます。
◆ミカドコーヒー
→参考ページ 1、2

軽井沢に詳しい複数の友人から、
「腸詰屋は美味しいよ」と聞いていました。
ドイツ人マイスター直伝の伝統的製法で作られたという、
ハム・ソーセージ・ベーコンサラミ等の専門店です。
軽井沢に何店舗かあるようです。
どのソーセージも美味しいけれど、
昔ドイツで食べた味が忘れられない夫は、
フライッシュケーゼがことのほか気に入ったようです。
(→食欲日記9/11)
その場で食べられるホットドッグのようなサンドも人気。
◆腸詰屋
(写真は軽井沢会テニスコートの脇のお店)

モルト(ウイスキー)が趣味の夫が、
どうしても行きたかった軽井沢蒸留所。
美術館やレストランが併設されており、
コンサートなどのイベントも行われているようです。
つたが絡みついた建物、手入れの行き届いた白樺、
ヨーロッパの風景を思わせる、美しい景色です。

ミュージアムショップは品揃えも豊富。(上)
蒸留所の建物も美しい。(下)



見学の後、試飲ができます。
無料の1杯のほか、有料のもいくつか味わって、
購入するものを真剣に選ぶ、選ぶ。
「ヴィンテージ・シングルカスク・モルト」が旨かった!
敷地内はベンチがあったり、小さな散策コースがあったり。
のんびり過ごすと、とても気持ちがいい。
ワンも遊びに来ていました。




男性にも女性にもオススメです。
◆メルシャン軽井沢蒸留所
日中の日差しは東京と変わり無く強いけれど、
日が傾いてくると、
さっと風が変わり、秋の気配が濃くなります。


帰宅して、翌日の朝食はすっかり軽井沢モード。

French Bakery(※)のパン、腸詰屋のソーセージ、
たっぷりのサラダには万平ホテルのごまドレッシング。
それに、冷たいミルクとコーヒー、ぶどう。
※French Bakery /フランスベーカリー
ジョン・レノンがここのフランスパンがお気に入りだったことは有名。
旧軽井沢銀座にある。
お向かいに、こちらも人気のパン屋さん「浅野屋」がある。
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☆食欲日記9/5〜7でも軽井沢のことを書いています。
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→先月の「美味小話」はコチラ
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