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March,2002
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| →先月の「美味小話」はコチラ |
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デジカメの無い生活なんて。
めでたいめでたい!
修理入院していた、ひめのマイ・デジカメがようやく退院しました。あ〜ヨカッタ!
デジカメの無い生活は、ネットできない生活の次に、悪夢でした(苦笑)。
この喜びをあなたにもお伝えしたい!というわけで、本日はデジカメ画像のみ。
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うららかな日差しも気持ちの良い
3月中旬のある日。
春を探しに
お散歩に行こう!
おさんぽおさんぽ♪うれしいな♪
早く行こうワン!
あの、キミ、
二足歩行で行くんですか(汗)
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澄み切った 青を めざして
伸びる伸びる ぐんぐん のびる
自慢のリボン ましろい光
わたしの心も お洗濯

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いつものリビング
小さいけれど わたしのお城
季節限定
桜シネマ 上映中

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旭製菓の胡麻かりんとう。
♪止められない止まらない♪のは、某メーカーのエビせんだけではありません(笑)。
今日ご紹介するのは、食べだしたら、止められない止まらない♪美味しさの「胡麻かりんとう」。所詮、駄菓子じゃないか。などとあなどってはイケマセン。すごいんだから!
わたしはこの胡麻かりんとうに、大地宅配で出会いました。大地宅配が取り扱っているだけあって、もちろん材料にはこだわっています。
使用するのは国内産小麦と天然酵母、国内産の胡麻に赤穂の天塩、油はなたね油(無添加一番絞りで遺伝子組み換えなし)に砂糖は粗糖、というこだわり様です。
かりんとうって、イケナイイケナイと思いつつ、ぼりぼり食べて、あとで胸焼けして後悔する、なーんてことありませんか(わたしだけかしら。苦笑)。
そんな、誘惑につい負けて胸焼けする方にも、そうでない方にも、ぜひオススメしたい。この胡麻かりんとうは後味が非常によろしく、滅多に胸焼けすることはありません。
決して甘ったるくなく、じんわりした甘さの中に、ふわっと胡麻の香ばしさが広がります。そして、全体を小気味良く、キリッと引き締める塩味が、「ほらもう一本!そらもう一本!」と食欲をそそります。
この細さも大変よろしい。普通のかりんとうよりもずっとスリムで、エビせんより細く、菜箸の先くらいの細さです。この華奢なお姿に目が刺激されて、「もう一本つまんじゃおうかな」と思ってしまうのかもしれません。
ポリポリッと軽快な食感も特徴です。これは、天然酵母を使って木樽で発酵させる、独自の製法に関係があるのかもしれません。固焼き煎餅ほどは固くなく、エビせんやスナック菓子よりはしっかりした歯ごたえです。
ぽいっと口の中へ放り込んでしまうのも良いのですが、わたしなぞはお行儀悪く、ウサギよろしく前歯でぽりぽりかりかり、リズムを刻むのも楽しくて仕方ありません。
かりんとうは甘すぎるし、胸焼けする。
かりんとうのそんなイメージを、思いっきり覆してくれる胡麻かりんとうは、ホントに目からウロコものです。「ちょっぴり塩味」が甘党辛党を問わず、どなたにも喜んでいただけるかりんとうだと思います。
先日、いつもはめったに間食をしない姑に、このかりんとうを食後のお茶請けに勧めたところ、いたくお気に召したようでした。
「このかりんとう、美味しいでしょ?」
「ほんと。ついついもう一本と手が出ちゃって、さっきから、もう止めよう、もう止めようと思っているんだけれど、止められないのよねぇ」
そう苦笑いしつつ、姑の手はまたかりんとうへと伸びていたのでありました(笑)。
■胡麻かりんとう■1袋275円
製造者:(株)旭製菓/販売者:(株)大地
大地宅配にて入手可。
旭製菓HPで商品一覧できますが、通販なし。
(※ちなみに、工場直販価格は290円だそうです。)
→旭製菓がNTV系列で紹介されました★
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桜の季節。〜後編
「花より団子」、もちろんこれは真実です(笑)。
でも逆に言えば、美味しいお団子も美しい花があってこそ、いえ、美しい桜が、お団子をよりいっそう美味しくさせるのでありましょう。
具無しの塩おむすびでも、余りご飯のお茶漬けでも、少し固くなったパン一切れでも、ひとりぼっちの空腹を満たすだけのごはんでも、桜の見ながら食べると、はんなりとした味に感じられるものです。桜マジック、とでも言いましょうか。
わたしの倹しい(つましい)お花見料理でも楽しめたのは、まさに桜マジックのおかげかもしれません。
というのも、我が家のリビングからは、居ながらにして、素晴らしい具合にお花見できるのです!
窓から視界に飛び込むは、ハーブやブルーベリーの新緑も青々しいベランダの向こうに、のびやかに枝を広げる桜、桜、桜。
薄ねずみ色をした花曇の空が、食卓テーブルに着席したちょうどその視線の位置で、ほんわり桜色に染まります。(デジカメ入院中につき、桜景色をご紹介できないのは残念です泣)
こうしたリビングからの桜景色を、わたしはとても愛しています。
ことさらなことは何も無い、ごく平凡な一日が、どこか華やいだ空気に包まれ、ささやかな幸福感が訪れます。
朝起き出したらシャッとカーテンを全開にし、桜を眺めながら食事をする。
家族を送り出したら、ベランダで桜を眺めて深呼吸し、草花に水をやる。
暖かい午後のひととき、桜を眺めながら、ひとりゆっくりお茶を飲む。
夕食の支度にかかる前の日暮れ時、桜の枝中に斜めに差し込む光と影にうっとりし、夜、床に就く前、閉ざしたカーテンの隙間から、街灯に白く浮き上がる桜に、おやすみを言う。
この桜がある限り、ここからはお引越しできそうもないわ。毎年、そう思います。
このリビングから見る桜の他にもうひとつ、愛して止まない桜があります。
それは、加山又造の桜です。わたしはどちらかと言えば、日本画に疎い方なのですが、どうしてもホンモノの加山又造の画を見たくて、展覧会へ出かけていきました。もう数年以上前のことになるでしょうか。
とりわけ心を惹かれたのは、桜を描いた「春宵」「おぼろ」「しだれ桜」。
桜の花は、かくも凄まじく情念を燃やし、かくも妖しく憂いをたたえ、かくも豪華に艶やかであるものか。加山又造の桜に自分がすっぽり飲み込まれてしまう、そんな感覚さえ覚える画でした。
毎年、桜の季節に、わたしは展覧会で買い求めた画集を引っ張り出します。加山又造の桜は、日常の雑事で固くなった心をほぐしてくれる、わたしにとって大切な、忘れ難い桜なのです。
さて、美しく咲き誇る桜は、今年も日本中いたるところで、我々をそっと見守っています。
賑やかなお花見を見守る桜。晴れがましい入学式(今年は卒業式になったところも多いでしょうか)を見守る桜。転勤転校などの別れと出会いを見守る桜。繰り返される恋情を見守る、妖しい夜桜。
桜時間も、そろそろ残り少なくなってきました。
今年、あなたは忘れ難い桜、愛すべき桜に巡り会いましたか?
慌しく流れる日常の中で、ほんのすこし特別で切ない、桜の季節。
ひとりで眺める桜の数だけ、散り散りになっている自分のかけらが見つかります。
夫婦で眺める桜の数だけ、互いの呼吸を感じ、互いの存在が愛おしくなります。
こうして今年も、我が家の桜の季節が、はらはらと過ぎていきます。
桜の花が別れを告げたら、ほどなくして、初夏へと続く緑の季節がやって来ます。
天へ天へと、筍もグリーンピースもそら豆も、新玉ねぎも人参もごぼうも、キャベツもレタスも、ぐんぐんぐんぐん。
葉桜と共に、わたしも空いっぱいに伸びをして、新しい季節の恵みを存分に味わいたいと思います。
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桜の季節。〜前編
今年の桜は、記録的なスピードで開花、満開を迎えています。トウキョウでは、一週間前あたりから咲き始め、すっかり満開。
残念ながら、今日明日の雨で散ってしまって、今週末はもう、お別れの姿を見納めということになるでしょう。
我が家はお彼岸の21日に、お友達を誘って、お花見散策に行きました。近くに、このあたりでは有名なお花見スポットがあるのです。
毎年、この素敵な桜の小山を散策するのを楽しみにしています。
が、この日は強風で、お弁当を広げるなんてもってのほか。ゆっくり桜を愛でることすら、ままならない状況でした。
花粉なのか土ぼこりなのか、目はしょぼしょぼうるうる。
「今年もキレイねぇ。見た見た?はいっ、じゃあ行きましょう」
とまぁ、こんなカンジ。情緒もへったくれもございません。
早々に帰宅したのでした。
帰宅後、おうちでささやかなお花見の宴。今年の宴は予想以上に早かった桜のため、急遽セッティングした超簡略バージョンでございます。
したがって、お献立も簡略。(ひめのマイ・デジカメ入院中につき、画像はありません。泣)
- お豆と桜のご飯(炊き込みピースご飯に、塩漬けの桜の花を混ぜ込んだもの)
※→美しい豆ご飯の炊き方
- 釜揚げ桜海老とわかめのお酢の物
- 鶏の唐揚げ
- ふぐの唐揚げ
- 桜入りの里芋白玉揚げ
- 鰻の白焼きとわかめのさっと煮
- ふぐの一夜干し
- 自家製お漬物
- りんごとナッツぎっしりのスパイシーケーキ
※→りんごケーキをアレンジ♪
お野菜がちょっと少ないですね(汗)。
わたしとしては、必ずしも満足のいくお献立ではなかったのですが、楽しい宴でした。
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卒業おめでとう。
大好きなA子ちゃんへ
いよいよ4月から、中学生ですね。
今、どんな気持ちかな。わくわくどきどき?それとも少し不安?
仲良しになれそうなお友達や優しい先輩、信頼できそうな先生にめぐり合えるといいね。
中学校は小学校とはずいぶん様子が違うので、なんとなく不安とか、なんとなく心配っていうひとは、A子ちゃんだけじゃないと思います。
でも、あなたにはとても大きい環境の変化の連続ですね。
ご両親の離婚、お引越し、そして仲良しだった小学校のお友達との別れ。
あなたの年でこれだけいろんなことを抱えるのは、きっとつらいと思う。
いつもニコニコしているけれど、「はぁ〜」とため息をつきたくなることも、あるでしょう。
心がからっぽになることも、あるでしょう。
でもね、A子ちゃん、それは自分で乗り切らないといけないよ。
自分の環境とか運命は、自分で変えられるものもあるけれど、どうしようもないものもあります。
ただ、人生にはムダなことなんて、ホントにひとつも無いよ。
楽しいこともつらいことも、嬉しいことも悲しいことも、みんなみんな、自分の大事な一部分になるのです。
落ち着いて自分の置かれた状況を受け入れて、静かに自分を見つめて、そして、しっかりと自分の足で立って、一歩一歩踏みしめて歩んで欲しい。
心から、そう願っています。
以前わたしがした”木のお話”、A子ちゃんはとっても気に入ってくれましたね。
人生を木の一生に例えるお話。
小学校時代は双葉から本葉が出る頃、中学校高校は苗木からすくすくと若い木に育つ頃。
そしてやがて立派な木になって、美しい花を咲かせ、実をつけ、そしてゆっくり老木になる、というお話をしたと思います。
「へぇー、じゃあ今、ちゃんと栄養も取らなくっちゃいけないんだね。遊びも勉強もして、元気な本葉にしなくっちゃ!立派な木になれるかなぁ」
嬉しそうに言ったあなたの顔を、わたしはちゃんと覚えているよ。
卒業記念文集に「あなたにとって人生とは?」という質問があったんですって?
この質問、先生が考えたのかな。
すごい質問よね。わたしでも答えられないわ。
でも、A子ちゃんの答えも、すごかったねぇ。
「人生は木である。って書いてきたよ!」
ううむ、そんなことを文集に書く小学生は、なかなかいないと思います(笑)。
A子ちゃん、あなたは立派な本葉をつけているよ。
素直でのびやかで優しくて愛らしくて、そして丈夫な苗木に育っていると思います。
ちょっとやそっとの風では、倒れたりしない。
だからタイジョウブ、心配しないで。
これから迎える中学校生活。
きっときっと、楽しいこと、嬉しいこと、夢と希望がいっぱいいっぱい詰まった日々になるでしょう。
そうなるように、これからも元気にニコニコしていようね。
いつもどんなときも、わたしはあなたが大好きです。
いつもどんなときも、わたしはあなたのことを応援しています。
A子ちゃん、そのことを、心の隅に置いておいてね。
卒業おめでとう。
そしてちょっと早いけれど、中学入学おめでとう。
ひめ
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お弁当を作ろう。
来月は新学期。学生さんやお勤めのみなさん、お子さんなどなど、新たにお弁当生活が始まる方もいらっしゃると思います。そこで、今日はひめ風お弁当のご紹介しましょう。
普段はお弁当を作らない方でも、お花見やピクニックのためだけでなく、普段の生活の中で、休日のブランチや夜ご飯に、たまにはお弁当を作ってみませんか?
ダイジョウブ、これからご紹介するものは、どれも手間がかからず、難しいものではありません。普段のおかずにも使えるものばかりですので、どうぞトライしてみてくださいね!
★お弁当のコツ
1、汁気は少なく。
片栗粉でとろみをつけたり、卵でとじたり、工夫しましょう。
2、味付けは、いつものごはんよりも、やや濃い目に。
3、お野菜や乾物を上手に取り入れよう。
お弁当のおかずには揚げ物や炒め物が多くなりがち。
ご飯やパンなど炭水化物の量も多くなりがちです。
4、彩りや味のバランスを考えましょう。
(お醤油味、塩味、甘酸っぱい味、胡麻、スパイシーなど)
5、味が混ざらないように。
ホイルやレタスなどで仕切りをする。
小分けできる容器などを利用する。
6、冷めてから、お弁当箱に詰めましょう。
今日ご紹介するのは、すぐ役に立つお弁当のおかずです。
ボリュームたっぷりの「お父さん・男の子向け」、パン食でキュートな「小中学生向け」、お野菜たっぷりカロリー控えめの「女子学生・OL向け」と3パターンを、レシピ付きでご紹介します。
量や組み合わせなどはご自由にアレンジして、どうぞ参考になさってくださいね!

そぼろ中華丼、ほうれん草のナムル風、
なんちゃって酢豚、ひじきの煮物、
いちごのシロップ和え
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☆ほうれん草のナムル風☆
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1、ほうれん草を柔らかめに塩茹し、水気を絞ってひとくち大に切る。
2、ごま油、オイスターソースとお塩少々で味付けする。
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☆なんちゃって酢豚☆
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1、ひとくち揚げ物(おでんのボウルなど)は湯通しする。
2、小鍋に揚げ物、玉ねぎ、ピーマンを入れ、具材が顔を出す程度のお水、お酢、ケチャップ、お砂糖を入れて煮詰める。
3、最後に、水溶き片栗粉とごま油を入れてできあがり。
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パン三種(ホットドッグ、卵サンド、ジャムバター)、
大地宅配のクリームコロッケ、かぼちゃの素揚げ、
ソーセージのピーマンボート、
(※塩茹でピーマンに、ソーセージとケチャップをに入れたもの)
いちごの寒天寄せ(※ラップで包んであるもの↓)

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| ☆ジャムバター・パン☆ |
1、室温に戻したバター(マーガリン)を、小さい泡だて器でふわっとするまでよくかき混ぜる。
2、ジャムを混ぜ合わせてできあがり。
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ヘルシーおべんとドライカレー、
野菜の素揚げ、パプリカの豆腐詰め、トマト
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☆パプリカの豆腐詰め☆
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1、パプリカは下半分を使う。内側にオイル塗り、塩少々をふって、トースターで3分弱焼く。
2、木綿豆腐にマヨネーズを2:1の割合で混ぜる。
3、焼いたパプリカにお豆腐を詰め、あればピーマンを差し込んで、再びトースターで2分焼いて出来上がり。
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毎日のお弁当は、華やかなお花見弁当やピクニック弁当と違って、栄養のバランスや調理の手軽さやスピードが必要になります。前の晩のおかずをアレンジしたり、常備菜を作っておいたり、材料の使いまわし、冷凍食品なども上手に使って、無理のないお弁当づくりをしたいものですね。
でも、どんなおかずにしろ、愛情というスパイスを一振りするのをお忘れなく!家族のために作るお弁当でも、自分のためのお弁当でも同じです。
フタを開けるときのワクワク♪をしっかりお弁当箱に閉じ込めて、午後の時間が元気になるようなお弁当を作りましょう。
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上野黒門町の「うさぎや」。〜2002年全国銘菓巡りD
どら焼きは、日本人に最も親しみのある和菓子のひとつですね。お店によっては「三笠山」とも呼ばれています。
ドラえもんでなくても、「和菓子の中でどら焼きが一番好き!」という方も多いのではないかしら。
わたしも、母のどら焼き好きの血をしっかり受け継いでいます(笑)。その母が、先日、お土産に買ってきてくれたのが「うさぎや」のどらやき。
「ほら、これが有名な『うさぎや』のよ!」
「うさぎやって、阿佐ヶ谷の?あそこの美味しかったものねー」
「違うわよ。これは黒門町(くろもんちょう)のうさぎや。こっちが本店なのよ。さあさ、早くお茶を入れて食べましょう。」
はいはい、じゃあせっかくだから、美味しい方のお茶の葉にしようかしらね。母の言葉を全部聴き終わらぬうちに、わたしはキッチンへと立ちました。
ところで、どら焼きの始まりをご存知ですか?お茶が入るまで、ちょっと豆知識をお話しましょう。
時は12世紀後半。源義経が頼朝に追われて奥州に落ち延びるとき、武蔵坊弁慶は負傷して武蔵野の民家で療養していました。義経はその民家を出立する際、銅鑼(ドラ)と手紙を残していきました。その銅鑼で焼いたのがどら焼きの始まり、と伝説になっています。
このお話の真偽はともかく、どら焼きの原型は、江戸時代の「助惣焼(すけそうや)き」と言う、きんつばに似た、四角いお菓子とされています。
明治になり、日本橋大伝馬町の梅花亭が、今のような丸い銅鑼の形の「どら焼き」を作りました。ただ、このどら焼きは、あんに天ぷらの衣をつけるようにして焼いたもので、皮が薄く、現在のどら焼きとはだいぶ趣が異なっていたようです。
現在のどら焼きは、大正二年に創業した上野黒門町の「うさぎや」が始めたそうです。「うさぎや」は控えめなのか、元祖という言葉を宣伝文句にしていないようですが、美味しいだけでなく、由緒正しいどらやきだったわけなのです。
創業以来「うさぎや」は、どらやきと喜兵最中を看板として、支店を持たず、店頭販売のみで営業しているそうです。出来立ての美味しいどらやきを食べてもらいたい、そんな願いが営業姿勢に現れているように思います。
ちなみに、「うさぎや」は上野、日本橋、阿佐ヶ谷と三店ありますが、これらは兄弟店(親戚)で、この「黒門町のうさぎや」が本店になります。(※西黒門町=現・上野1丁目になります。)
お茶が入りました。話を戻しましょう。
シンプルな菓子箱を開けると、どらやきといっしょに、かわいい「うさぎまんじゅう」がお目見えしました。わぁ、かわいい〜!
「ふふふ、このうさぎまんじゅうも人気なのよ」
母は、気が利いているでしょと言わんばかりに、ちょっと得意げな顔を向けました。
手に乗せてみれば、真っ白い小柄な姿に、赤い目と長いお耳の表情が、なんとも素朴な愛らしさ。いかにも女性が好みそうなお姿です。
このうさぎさんは見かけだけでなく、中身もなかなかのものでした。大和芋を使った薯蕷饅頭独特のしっとりした皮と、あっさりしたこしあんの調和も優しい、上品なおまんじゅうでした。
ぱくぱくっと「うさぎまんじゅう」を口に収めたわたしは、そのまま何の躊躇もなくひょいっと、どらやきへ手を伸ばしました。
あら?
どらやきを手にした瞬間、意外な軽さに手が空を舞いそうになりました。前に阿佐ヶ谷の「うさぎや」どらやきを食べたことがあるのですが、そのときのずっしりとしたどらやきの重さが、記憶に残っていたのです。そのため、ふわっとした軽さが何だか頼り無げに思えました。
手で割ってみると、ますますふわっと柔らか。けれどもかえってそれが、食べる前から美味しい予感へと、いつの間にか繋がっていきました。
粒あんの量は阿佐ヶ谷に比べて少なめですが、なるほど、このふんわりした皮にはほど良い量なのかもしれません。皮にはレンゲの蜂蜜が入っているので、柔らかさの中にもさっくりした軽さがあり、とても美味です。
粒あんは、十勝産の小豆の味がきちんと残っていて、ふっくら瑞々しく、非常に若々しい印象。皮と相まって、「ずっしりが美味しい」という、わたしのどらやき観を、見事軽やかに覆してくれました。
「先にうさぎまんじゅうを食べたから、どらやき丸々一個は食べ過ぎよね。半分、取っておこう」
食べる前のそんな気持ちはどこへやら。あっという間に、どらやきはわたしの胃の中へすっぽりと収まってしまいました。
2つ食べても3つ食べても、決して胃が沈み込むような満腹感ではなく、心地よい満足感を約束する、そんなどらやきでした。
阿佐ヶ谷の「うさぎや」は、ひとつで十分満足する、ずっしりとしたどらやき。こちらを「冬の日のどらやき」とするならば、黒門町のは軽さのある優しいどらやきで、「春の日のどらやき」と例えられましょう。もうひとつ、もうひとつ、と手が伸びる美味しさなのです。
黒門町も阿佐ヶ谷も、基本となる共通した味を大切にしながらも、それぞれに味わい深く、甲乙つけがたい特徴があり、これはもう、お好みでしょう。
ただ、お花見に持って行くならば、春のどらやき、黒門町をオススメしたいと思います。
家でゆっくり、お土産のどらやきでお三時するのは、もちろん美味。
でも、「うさぎや」の店先で出来立てのどらやきを買って、それをパクつきながら、黒門町界隈を歩く。これは少々お行儀が悪いですが、きっとさぞかし美味しいに違いありません。
またこれからの季節は、ちょっと足を伸ばして、上野の山や隅田川でお花見しながら、どらやきをパクつく、それも一興でしょうね。
■うさぎや■(上野黒門町)
どらやき/1個180円 うさぎまんじゅう/1個160円
台東区上野1丁目10番10号(上野の松坂屋の斜め向かい)
TEL:03-3831-6195
水曜定休/午後4時以後来店は要予約。宅配及び通販無し。
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両親と囲むフツーのごはん。
前回の続きです。この夜も、姑と舅とともに、「おうちごはん」を楽しみました。なんてことない、フツーのごはんですが、ご紹介したいと思います。
フツー、とはいうものの、別居している姑舅が我が家に来るのは、一年にそう何度もありません。ですから、ちょっぴりだけ、心配りをしました。
今日のポイントは、1)前日(ひな祭り)がお魚だったので、お肉にする、2)お野菜を多くして、重くならないよう気をつける、3)お酒(ビール、日本酒)に合うお料理、4)玄米ご飯にする、この4点です。
姑舅は夫婦だけの暮らしなので、家では、もうお肉はめったに食べないようです。そこで、たまにはお肉を楽しんでもらおうと、大地宅配で美味しい(かつ安全な)牛肉を注文しておきました。奮発して、サーロインステーキ!
また、我が家はよく玄米入りのご飯を炊くのですが、姑舅は初体験とのこと。お米の美味しい新潟県にいる姑舅に、玄米ご飯が口に合うかどうかと心配だったのですが、物珍しさも手伝って、好評好評、とても喜んでくれました。(今日は玄米:白米=3:2でブレンドして炊きました。)
帰り際、姑が、じゃあまたね、の挨拶の中に、こんな言葉を言いました。
「ごちそうさま」
その言葉はわたしの心に、するりとさり気なく、春風のように滑り込んできました。
結婚して得る小さな幸せは、案外、こんなところにもあるのかもしれない、と思いました。

カリカリお揚げさんとピーマン
油揚げとピーマンは素揚げします。
油揚げは素揚げすると、
油が抜けてカリカリになります。
お塩と七味唐辛子、花椒(ホワジャオ。中華スパイス)で
ピリッとアクセントをつけます。
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人参と山芋の甘酢和え
皮むきピーラーで、するすると長く削った人参と山芋。
人参はさっと塩茹でしておきます。
甘酢にたっぷりの半ずり胡麻を加えます。
ひんやり冷たい、箸休めの一品。
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蛸と根三つ葉のさっと煮
茹でタコは、お汁で柔らかく煮ます。
煮汁はお醤油が香る、若干甘めの味で。
ザク切りした根三つ葉を加えて、さっと煮たら
柚子の皮の千切りを添えてできあがり。
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ステーキとお野菜の盛り合わせ
姑舅にはステーキ肉1枚は多すぎるので、
各自が取り分けるように、切り分けました。
お肉は、スジ切りしてさらに叩き、
キウイやタマネギのスライス、赤ワイン、バルサミコ酢などで
マリネしておきます。
焼く直前に、しっかり塩コショウをし、
グリルパンで焼きます。
すこしおいてから切ると、肉汁がこぼれません。
カリフラワーはオリーブ油をかけて
電子レンジでチン。
クレソンとルッコラを、お肉の下に敷いてあります。
お肉といっしょにどうぞ。
姑舅も「美味しい」と喜んでくれましたが、
それより喜んだのは
やっぱり、我が家族。
お肉、大好き〜!
ステーキ、シアワセ〜!
★★★
短角牛はしっかりと締まった肉質で、
脂臭さが無く、お肉の味が濃いのが特徴です。
高級和牛に比べて、お肉が固いのが、難点と言えば難点。
でも、このように
お肉をスジ切りして叩き、マリネすることで
格段に柔らかくなります。
胸焼けしない、赤身も脂身も美味しい短角牛、
ぜひ一度お試しください。
★★★
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お腹がすこしこなれた頃、デザートに鶴屋八幡の桜餅をいただきました。
そのお話は、また今度。
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ひな祭りの夕餉(ゆうげ)。
新潟から、姑と舅がお泊りに来ました。
両親が来るときは、我が家はほとんど「おうちごはん」です。外食や出前はめったにしません。
姑が、わたしの手料理をいつも喜んでくれるので、わたしも嬉々として、みんなで囲む「おうちごはん」を作ります。誉め上手な姑です(笑)。
わたしも新婚の頃は、夫の両親がお泊りに来るときには、とてもナーバスになったものです。
お掃除を隅から隅までしなくっちゃ。お布団やタオルを用意しなくっちゃ。
ご飯は何にしよう?どんなものがお好みかしら?
朝ごはんはパンかしらご飯かしら?朝寝坊はゼッタイできないわ。などなど。
今思えば、こちらも緊張したけれど、あちらもそうだったことでしょう。お互いに、距離を測りかねて、戸惑っていたのです。
けれども、結婚ン年も経つと、もうそのあたりはお互い、心得たものです。今では両親の訪問は、わたしの楽しみのひとつになっています。
今回は、ひな祭りのお献立にしました。五目散らしをメインに、小食な両親に合わせて、お野菜とお魚の重くないお料理にしてあります。両親はお酒を嗜むので、お酒(日本酒)に合うお料理、コレも大事なポイント。
もうひとつ大事なのは、手間がかかりすぎないことです。せっかくの両親とのごはんですから、みんなでゆっくり積もる話をしたいしね。
そんなわけで、こんなお献立になりました。
あら、そういえば、甘酒をお出しするのをすっかり忘れてしまいました(苦笑)。

コハダの酢漬け(大地宅配にて購入)
大根のスライスを、軽く塩もみしたものと
ルッコラ(ベランダ栽培)を下に敷いてあります。
コハダの酢漬けがほど良くて、美味でした♪
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イナダの香草包み焼き
イナダはお腹とエラを出して、全体にお塩をすり込みます。
フレッシュの香草を詰めて、
キャベツの外葉のを敷いて、オリーブ油とお酒を回しかけます。
オーブンペーパーでしっかり包んで
オーブンで焼くこと、約20分。
紙を開くと、香草の良い香りが立ち上ります。
蒸し焼きされたお魚はふっくら、
美味しい蒸し汁を浸けて食べます。
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小鉢いろいろ。
(左)お土産の、とっても美味しい野沢菜。
(中)菜の花の辛子和え。
(右)白金時豆の甘煮。
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五目散らし、蛤のお吸い物

ひな祭りのお献立の定番ですね。
五目散らしの具は
穴子・たこ・油揚げ・にんじんを
甘辛く煮付けたもの、
錦糸玉子に根三つ葉、
黄金でんぶ、いくらの白醤油漬けです。
舅の好みに合わせて
すこし甘めの味付けにしました。
具だくさんの五目散らしは
おうちならでは、です。
とても好評で、御代わり続出でした♪
蛤は、あさりなどと比べて
お高いですよねぇ。
むむむ、
これは失敗するわけにはいかぬ、
と丁寧に作ったので、
美味しい美味しいお吸い物が出来ました。
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いよかんの寒天寄せ
我が家に比べて(苦笑)、小食の姑と舅。
いつもはデザートまでたどり着けないのですが、
今日はどうやらダイジョウブのようです。
「あら、これスルッと入るわねぇ。美味しい美味しい」
喜んでいただけました。
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おまけ★
→姑と舅は、もう一晩、お泊りしました。
続きは3/7へ。
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手作りのお雛さま。
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結婚して初めて迎えるひな祭りに、
義母(姑)が作ってくれた
蛤の雛人形。
毎年、必ず飾ります。
先日、雑貨屋さんで、なかなかぴったりの
ぼんぼりとひし餅を見つました。
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今年、姑から届いた真新しい雛人形。
一文字で描かれた表情が
愛らしくも美しい。
来年は、このおひなさまにも
ぼんぼりを飾ってあげましょう。
今日は、姑と舅もいっしょに
ひなまつりの夕餉(ゆうげ)を囲む予定です。
そのお話はまた後で。 |
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おかずのヒントA。
草木は芽吹き、水温む(ぬるむ)頃になりました。
三月の異名である「弥生」は、木草弥生い茂る月(きくさ いやおい しげるつき)、つまり、草木がいよいよ生い茂る月、という意味なのだそうです。
今日は、和食をいくつかご紹介しましょう。みなさんの「おうちごはん」のおかずのヒントになれば幸いです。
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★たこめし
ほんのり桜色で、香りも豊かな炊き込みごはんです。
用意するのは、茹でタコと生姜のみ。
ひなまつりメニューで、散らし寿司が苦手な方は、こんな炊き込みご飯はいかがでしょう。
とても簡単ですが、美味しいですよ。 |
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★じゃがいもと桜海老のお酢の物
じゃがいもの、変わり酢の物です。
メークインと釜あげ桜海老を使います。
さっぱりしているようで、しっかりコクのあるお酢の物、女性向けかな。
釜あげ桜海老は、お刺身として生食もできます。
もし手に入ったら、ぜひ、このお酢の物もお試しくださいね。 |
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★オレンジいもようかん
おなじみの芋羊羹を手作りしてみませんか?
今の時期に美味しい柑橘類(いよかん、はっさくなど)と、さつまいもを使います。
寒天(棒寒天)を使うので、食物繊維も豊富。
あと味が爽やかで、甘さ控えめな素朴な味がほっとします。
卵・小麦粉は使いませんので、アレルギーの方にもオススメです。 |
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上でご紹介したものに、
- 焼き魚(サワラやサバの塩焼き)、
- 菜の花のお浸し(辛し和えや胡麻和え)、
- 冷奴(旬のワカメを添えて)、
- お汁(大根のお味噌汁やハマグリのお澄まし)
などを組み合わせれば、春らしい和食のお献立になります。
この時期はまだ寒の戻りがあったりと、お天気も安定しません。また、花粉症でお悩みの方も多いでしょう。
疲れと睡眠不足、乱れた食生活は体調を崩すもとです。
たまには、ゆっくりと時間をかけて、和食を楽しみましょう。食べ物を通して、春の目覚めのエネルギーを、カラダに取り入れたいものですね。
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