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April,2002
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| →先月の「美味小話」はコチラ |
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春のチャーミングな君。
調理する前の、生のワラビ(蕨)を見たことがありますか?こちら↓が、アク抜きする前のワラビさんです。
とても愛らしく、それでいて媚びているところがちっとも無い、実にすがすがしいお姿です。見ていると、こちらまで背筋がぴんと伸びてきます。
りんとした強さがあるのに、他のものを押しのけるような鼻につく強さではなく、
「春になったので、気持ちよく、えーいと伸びをしてみました♪」
とでも言っているような、茶目っ気たっぷりのすっきりした強さが、とてもチャーミングです。
ワラビは、地中に太い根茎が横に横にと伸びており、そこに良質のでんぷんが含まれています。わらび粉として利用されるのは、この部分です。春になると、根茎から新芽が伸びてきます。
新芽の先の、くるりんとしている部分がほどけるように開くと、おなじみのシダ類の葉になります。「くるりん」が子供の握りこぶしに似ているところから、蕨手とも呼ばれます。食用には、この新芽が開ききらないうちに、摘み取ります。
ワラビは日本各地、かなりの山奥でも群生し、日本だけでなく、世界中に自生しています。ところが、食用としているのは、日本だけなのだそうです。もったいないですねぇ。
日本人がいかに山と自然を愛して共存してきたか、食べられる「草」に興味をもっていたか、ワラビからもよくわかります。日本人の食文化は素晴らしい!
さて、ワラビを食べるには、必ず木灰を使ったアク抜きの作業が必要です。とてもアクが強いのです。ワラビを買った場合には、たいてい木灰もついていると思います。
■ワラビのアク抜きの方法
A:ワラビに木灰をまぶして、熱湯を回しかける。
そのまま常温に冷めるまで灰汁に浸しておく。
B:水に木灰を入れて沸かし、その上澄み液を加えたお湯で茹でてから、水にさらす。
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| ※わたしはAの簡単な方法でアク抜きしています。 |
ワラビのお料理でもっともポピュラーなのは、山菜そばの具でしょうか。お出汁で含め煮したり、炒め煮すると、山菜そばの具らしきものができます。
山菜料理を好む姑に聞いたところ、一般的にお浸し、三杯酢、ポン酢和え、きんぴら炒めなどに調理されることが多いようです。
ただし、ワラビは加熱しすぎると、せっかくのシャキシャキした食感が悪くなるばかりか、独特のぬめりが強く出過ぎてしまうので、注意しましょう。
わたしのオススメは、浸し和えです。ワラビの持ち味を存分に味わえるシンプルな調理法です。ほかの山菜にも応用できるので、ぜひ一度お試しください。
■蕨の浸し和え
1、上記Aの方法でアク抜きをしたら、食べやすい長さに切る。
2、熱湯にさっとくぐらせ、熱いうちに浸け汁に浸す。
※浸し汁(浸け地);かつおだしにお酒、みりん、薄口醤油、塩少々で味を調え、レモン汁をほんのひと垂らししたもの。面倒なときには、めんつゆを出汁で伸ばして代用しても。色は薄めに、味は塩気を効かせますが、お醤油が強くならないよう気をつけてください。
3、浸け汁に30分以上浸して、味をなじませる。
盛り付けて、浸け汁をかけまわし、かつおぶしを天盛りに添える。
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金色の仏ぞおはす蕨かな 〜水原秋櫻子
句集「葛飾」から。「浄瑠璃寺」の前書きがある一句だそうです。浄瑠璃寺を訪れたことのある方なら、静かなお顔の仏像と、足元でそっと綿毛を光らせるワラビの光景が思い浮かぶと思います。美しい句、美しい蕨です。
ワラビさん。
フキノトウほど華やかでもなく、タラノ芽ほどちやほや珍重されないけれど、春の光の中で、君はとても素敵に輝いています。
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毎日お野菜してますか。〜VOL.3
毎日お野菜シリーズ、前回4/9から、2週間も経ってしまいました(汗)。みなさんは、毎日お野菜する生活になってきていますか?今日は、我が家のある日の晩ご飯を例にとって、お話しようと思います。
お野菜中心のお食事推進中。といっても、我が家はベジタリアンではありません。お肉もお魚も大好きです。たまにですが、外食もするし、テイクアウトもデリバリーも利用します。
そこで、少なくとも平日は毎日お野菜しよう!と家族会議で決定しました。どうしても焼肉やステーキが食べたいひと、外食したいひとは、週末までできるだけガマンガマン(苦笑)。
平日(5日間)のうち、お魚(お刺身、焼き魚、干物、煮魚)は2回、お肉は1〜2回。そして、お肉はできるだけ量を減らす。例えば野菜炒めにしても、以前はお肉:お野菜=1:1だとしたら、最近は1:2で、断然お野菜が多くなるようにしています。
そうすると、おかずが野菜料理だけの日が出てきますね。慣れないと最初は、お献立にうんうん唸るかもしれません。が、何も本格的な精進料理を作ろう、というのではないのですから、あまり緊張しないで考えていきましょう。
具体的にお献立を考えるためのヒントは、次回に詳しくお話することにして、実際の我が家のある日をご紹介します。
4月×日(画像上)
赤の肉じゃが/新たまねぎとピーマンの卵炒め/かぶの塩もみ、シラス和え/
納豆のニラと梅肉添え(奥)/お味噌汁
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赤の肉じゃが;、普通の肉じゃがよりも、お肉の量がかなり少ないです。
新たまねぎとピーマンの卵炒め;
味付けはお塩のみ。旬の新たまねぎは甘みが強いので、シンプルで十分美味しい。
納豆のニラ添え;
ニラは、水気がついたままラップで包んで電子レンジで加熱をし、刻んであります。ニラもこうすると甘みが出るし、カサも減るので、食べやすい。
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4月△日
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・にんじん、じゃがいも、ピーマンのきんぴら風
・キャベツの蒸し煮
・根みつばとあぶら揚げのポン酢和え
・おねぎたっぷり入りだし巻き卵
・小豆粥 |
 

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我が家は、2週間に一度くらいの頻度で、お粥をします。この日の小豆粥は、白米のほか、玄米とむきそばを入れました。たまのお粥は、なんだかカラダが軽くなるような気がします(あくまでも「気がする」なんですけれどね。笑)
根みつばとあぶら揚げのポン酢和え;
1)あぶら揚げは細切りにし、油をひかないフライパンで乾煎りします。
2)ポン酢とお出汁、わさび少々で根みつばを和え、盛り付ける直前に、カリカリ油揚げを混ぜます。
キャベツの蒸し煮は手間要らず;
1)ザクザクと、キャベツ丸ごとを4〜6当分にカットし、玉ねぎ、れんこん(根菜なら何でもOK)を入れ、白ワインとお水を具の半分弱の高さになる分量で入れます。
2)フタをして、中火で15分くらいでしょうか。柔らかくなったら、お塩とバルサミコ酢を少々ふってできあがり。
お好みでバターを落としても良いです。酸味がお嫌いな場合には、バルサミコ酢の代わりに、お醤油やオリーブ油、パルメサンチーズなどで。 |
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我が家の平日は、上のようなお献立が多いです。手間がかかっていそうで、意外にそうでもないんですよ。お野菜料理が多いと、彩りも豊かなお献立になるのも嬉しいことです。
お野菜だけで物足りないかな、と思う日には、焼き魚やお野菜の天ぷらをメインにし、和え物を味を変えて2種類と、お汁ものにすることもあります。
次回は、お野菜のお献立を考える上で、ヒントになることやポイントになることをお話しようと思います。
あなたも、毎日お野菜しませんか?
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ティーコゼーがやって来た!
コーヒーより紅茶が好みの我が家。お気に入りのメーカーがあるわけでも、こだわっている銘柄があるわけでもないけれど、毎日必ず飲んでいます。朝食に飲んだり、手作りケーキでティータイムを楽しんだりします。
「紅茶好きなら、ティーコゼー持っているわよね?」
よくそう言われるのですが、実はつい先日まで持っていなかったのです。雑貨屋さんでは気に入るものが見つからないし、そうかといって、専門店を訪ね歩くほどでもないし、お裁縫が苦手なわたしはミシンすら持っていないので、自分で作るなんて、もってのほか。
まあそのうち素敵なものに巡り会うでしょう、とティーコゼー不在のまま、長年経てしまいました。
そうしたら、なんと、Normallyのてんてんさんが、わたしのために手作りしてプレゼントしてくださいました!
「そのうち、ティーコゼー作ってほしいな」
わたしが掲示板にぽろっとこぼした言葉を、てんてんさんはしっかりキャッチしてくれたのです。てんてんさんの温かい心遣い、ほんとうに嬉しく思いました。
色柄などは、てんてんさんが、わたしのイメージで見立ててくださったとのこと。
華やか中にも落ち着きがあって、まさにわたしの好み!嬉しい×2です。我が家のカーテンも同じような系統のファブリックだし、家具も落ち着いたブラウンなので、ぴったりでした。
デザインだけではありません。縫製が丁寧なのはもちろんのこと、ティーコゼーとコースターは、タオル地の裏地がついていて、お洗濯もできるし、保温性もばっちりです。お揃いのティーマットもありました。
てんてんさんの細やかな気配りが伝わる、うれしいうれしいプレゼントでした。
ここだけの話ですが、今まではティーコゼーが無かったので、フキンをティーポットにぐるぐる巻きにして代用していたのです。もちろん、ひとりだけのティータイムのときだけ。とても他人(ひと)さまにはお見せできるはずもなく、裸のティーポットが寂しくテーブルに置かれていたのでした(苦笑)。
うっふっふ、これからはこのティーコゼーで、紅茶が美味しくいただけます♪
週末はケーキを焼いて、優雅なティータイムにしようかしら。それとも、サンドイッチとお気に入りマグカップでブランチしようかしら。夢は広がるばかりです。
てんてんさん、ほんとうにどうもありがとう!
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筍の季節。〜その2
筍料理というと、何を思い浮かべますか?
木の芽和えや若竹椀(お吸い物)も外せないですが、わたしは何と言っても、直煮と筍ご飯です。それというのも、母がこの季節に必ず作っていたからです。
作る立場になった今も、筍の季節が廻ってくると、子供の頃と同じようにうきうきと気持ちも弾んで、直煮と筍ご飯が恋しくなります。
タケノコはたしかに美味しい。大好きです。でも調理する立場となると、ちょっと手ごわい相手です。
丸ごとの立派なタケノコは、我が家のささやかなキッチンに置いて見ると、なかなかの迫力です。いざ取り掛かろうとして、一瞬たじろいでしまいます。もう何年も同じことをしているのに、やっぱり慣れない。
「これ、どうしよう。下茹でするのタイヘンかも」
けれども、元来食いしん坊のわたしは、決して諦めたりいたしません(笑)。目をつぶって、炊きたての筍ご飯を思い浮かべる、、、。
淡いクリーム色のご飯は、筍の甘い香り、柔らかいお出汁の香り、ツンと鼻をくすぐる木の芽(山椒)の香りに包まれています。ひとくち頬張ると、筍のほんのりほろ苦い甘さと旨みが、お米と渾然一体となって、柔らかいハーモニーを奏でる、、、。ううむ、食べたい。
ここまでイメージトレーニングができれば、シメたものです。よいしょっと大鍋を引っ張り出して、鼻歌まじりに、糠ゆがき(下ゆで)に取り掛かります。
タケノコは茹で上がっても、茹で汁に浸したまま、ゆっくり冷まさなくてはなりません。アク抜きが成功したか否かが、すぐにはわからないところがとてもスリリング。冷ましている間、ぬか独特の香ばしさの入り混じった甘い匂いが、家中に広がります。
ぬかの入った茹で汁に長時間浸けておくと、タケノコが黄色くなる、と本にあります。お料理屋さんでは白く仕上げたいため、早めに引き上げて、さらに糠抜きの作業をするようです。
家庭ではちょっとそこまでするのは面倒ですし、わたしはタケノコのクリーム色が好きなので(プロに言わせれば、黄変していることになるのか?)、一晩ほど置くこともしばしばです。ゆっくりゆっくり効果で、タケノコの甘みが増すような気がします。あ、これは科学的根拠はアリマセン(汗)。
さて、上々にアク抜きができたら、いよいよお料理です。手で皮をはがしていくと、クリーム色のタケノコが現れ、何ともいえないタケノコの芳香がふわっとあたりに広がります。
ヨカッタ、美味しい苦労はしておくものだ!(たいした苦労もしていないのですが。)
ヨカッタ、美味しい筍ご飯が食べられる!(ちょっと気が早い。)
それでは、ひめの筍料理の一部をご紹介しましょう。
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筍の直煮(筍土佐煮風)
下茹でしたタケノコを、お鍋でさっと炒めて
お出汁、お酒、みりん、お醤油で煮含める。
煮過ぎると、歯触りも香りも無くなるので注意。
煮上がる直前に、かつおぶしを加えて、土佐煮風。
油揚げを入れるのは、母の筍直煮がそうだったから。
タケノコと油揚げは好相性です。
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筍のお刺身風
ほんとの筍のお刺身は、掘りたてすぐのタケノコを生食するもの。
家庭では到底それは無理だから、下茹でしたタケノコで、一番柔らかい穂先部分を使います。
全体に粗塩をはらりと振るのが、隠し味といえばそうかしら。
わさび醤油で食べると、タケノコの甘みが思いがけない美味しさ! |
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筍の木の芽焼き
根元の部分を輪切りにし、格子状に飾り包丁を入れます。
表面にサラダ油をひと刷毛し、網で焼きます。
しっかり地焼きができたら、タレ(お醤油、お酒、みりん、お出汁)を塗りながら、両面こんがりと焼き上げます。
言ってみれば、タケノコ・ステーキ照り焼き風ですね(笑)。
タケノコの力強さをじっくり味わいます。 |
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筍ときゃらぶきのさっと煮
タケノコを、きゃらぶき(蕗の佃煮)といっしょに、お出汁でさっと煮てみました。
薄味のきゃらぶきの味を生かして、味付けはほとんどしていません。
日本酒によく合う一品です。
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筍の温野菜サラダ風
絹さやえんどう、トマトと共に、レンジで温野菜にしてみました。
ソースは、バルサミコ酢に赤味噌少々を混ぜ合わせたもの。
温野菜にしたタケノコは、甘みが強くなっていて、お塩とオリーブ油だけでも十分美味しいので、ソースは不要かもしれません。
タケノコはイタリアンなど洋風料理にしても美味ですが、香りと味はかなりデリケートなので、強すぎる味付けやソースは合わないと思いました。 |
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そして、ゼッタイ外せない筍ご飯。
えぐみが強いタケノコのときには
あらかじめ、タケノコなどの具を味付けして煮ます。
でも、わたしの基本は、
タケノコの味付けのための下煮はしません。
固いところ柔らかいところ
大小取り混ぜて
タケノコはごろごろたっぷり入れます。
油抜きしない油揚げは細く細く刻みます。
濃い目のかつお出汁に、お酒、薄口醤油、お塩少々。
シンプルな味付けが
タケノコの繊細な風味と旨みを、よく引き出してくれます。
炊き上がりに、刻んだ木の芽混ぜて
さあ、召し上がれ!
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筍ご飯
「ん〜、旨いなぁ。タケノコってこんなに美味しかったっけ?」
そうね、今年のタケノコは特に美味しい気がするわ。
この時期だけと思うから、なおさらね。
「昔はタケノコそんなに好きじゃなかったのになぁ。年取ったっていうことかな」
ふふふ、さあね、どうなんでしょう。
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筍料理に欠かせないのが、木の芽(山椒の若葉)です。
昔はおそらく、どのお宅のお庭にも1本くらいあったのでしょうが、今ではパック売りされています。けっこうなお値段なのですが、手に入らないときには仕方なく買っていました。
「うちにも山椒の木があるといいのにねぇ」
誰にともなく、漏らしたわたしのつぶやきを、舅は覚えていたようでした。翌年、夫の実家を訪れたときのこと。
「ほら、これも車に積んで行きなさい」
山椒の苗木とレモンバームを寄せ植えした、大きな素焼きの鉢を手渡されました。隅に、おまけのように山野すみれも入っていました。
あれから数年経つでしょうか。新潟県からはるばる、我が家のベランダにやって来た山椒の木は、年数とともにだいぶ立派になってきました。今年はお手入れがよかったのか、生き生きと新芽を茂らせています。
「摘みたて木の芽をたっぷり使えるなんて、ああ幸せ」
ささやかなお庭から始まる、小さな贅沢。
お義父さん、美味しい木の芽和えを作りますから、食べにいらしてくださいね。
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筍の季節。〜その1
タケノコが美味しい季節ですね。水煮ではない、生のタケノコは今を逃すと、来年までお目にかかれません。下処理がすこし面倒ですが、ぜひ皮付きの丸のままのタケノコを調理しましょう。
竹にはいろいろな種類がありますが、タケノコとして一般的なのはモウソウチク(孟宋竹)です。ちなみに、ラーメンに入っているメンマは、マチク(真竹)の塩漬けです。
モウソウチクはもともとは日本の植物ではなく、18世紀頃、中国から琉球・薩摩地方に入り、ここから京都・江戸に伝えられました。 勢いが強いモウソウチクは、今や日本中で繁殖しています。地下茎がぐんぐん伸びて、ある日気がつくと、とんでもないところからタケノコがひょっこり顔を出す、などという話はよく耳にするところです。
放っておいても栽培が容易そうに思われますが、良質のタケノコを毎年生産するには、選定・肥料、敷きわら・客土・伐採など、栽培管理にかなり気を使わなければならないそうです。
上の画像は大地宅配で届いたタケノコです。水車村農園(静岡県藤枝市)で生産されました。水車むらは緑茶の栽培に加えて、日本国内では非常に珍しい、紅茶の栽培も手がけています。→参考ページ
水車むらのタケノコ、甘み・香りが強くて、とても美味しくいただきました。今週もまた届くかな。
●良いタケノコの見分け方;
皮全体に張りとツヤがあるもの。皮の先端の穂先(黄色い部分)がしなびたり、変色していないものを選びましょう。
●下処理の方法;
タケノコは収穫直後から、急速に品質が落ち、えぐみが出てきます。いわゆる生食のお刺身は、収穫直後のみにしましょう。入手したら、できるだけ早く、あく抜きの下処理をしましょう。茹でたものは、冷蔵庫で数日保存できます。
基本的なタケノコの下茹で(糠ゆがき)をご紹介しておきます。
但し、掘りたてで、柔らかくてアクも少ない場合には、下茹でせず、そのまま皮をむいて直煮にしたり、お刺身や煮物に使うことができます。掘ってから時間が経っているものほど、時間をかけてじっくり糠ゆがきしましょう。
筍の糠(ぬか)ゆがき
1、皮の上から、タワシで泥をよく洗い落とす。
2、タケノコのカーブに沿って、穂先を斜めに切り落とす。
3、切り落としの断面を上にして、中央タテ方向に、一本切り込みを入れる。
切り込みは皮の部分だけに入れる。根元は皮が薄いので、浅くする。
(掘ってから時間が経っているのもは、根元もすこし切り落とす。)
4、大きなお鍋に、タケノコがかぶるくらいのたっぷりの 水を入れ、米ぬか(ひと握りくらい)とタカノツメ(2〜3本。丸のまま)、切り込みを入れたタケノコ(皮のまま)を入れる。
5、落し蓋をして、中火で40分から1時間煮る。竹串がすっと通ればOK。
6、茹で汁に浸したまま、常温になるまでそのまま数時間、置いておく。
7、完全に冷めたら、流水にさらして、皮を剥き取り洗う。
8、根元の固いイボを包丁でそぎ取り、残った皮や糠など気になるところを、丁寧に掃除する。
9、外側の固い皮を取り除き、剥いた皮から姫皮を取る。
内側を上にし、横向きに置いて、力をいれずにすっすと細切りにすると、柔らかい部分(姫皮)だけが取れる。筍ご飯や和え物などに使うと良い。
10、保存は水に浸して、冷蔵庫で。毎日お水を取り替えること。
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●タケノコの使い方;
タケノコは部分によって、固さ・甘さが異なるので、お料理によって使い分けしましょう。
家庭での筍ご飯には、直煮や汁物で使った残りの、固い部分と柔らかい部分を取り混ぜると、香りと歯ごたえが楽しめます。
タケノコをお出汁で煮てから、お米と炊き込む方法もありますが、わたしは下茹でしたタケノコをお出汁で煮ずにそのまま、お出汁、油揚げとともに、調味料とお出汁で炊き込んでいます。その方が、タケノコの繊細な香りと味が楽しめるように思います。
ひめ風、筍料理のご紹介はまた明日。 |
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気分は京都旅行。
ブラウス一枚で十分な、明るい日差しのお昼。木陰のベンチで、買ったばかりのお弁当を広げます。
「この下鴨茶寮のお花見弁当、きれいだよ。おっ、下の段は筍ご飯だ」
「う〜ん、こっちの『いづう』の棒鯖寿司も絶品よ!ひとつ食べてみて。」
実は、ここは京都ではありません。都内の某デパートの屋上です。休日、夫に誘われてふらっと出かけたデパートで、京都の物産展が開催されていました。
七味やお漬物などを買って、ぐるりとお店を見て歩くうちに、美味しそうなお弁当の数々に、すっかりお腹がへってきてしまいました。そこで、お弁当や和菓子を買い込んで、屋上でお花見旅行気分を味わおう、ということになったのです。
足元は、コンクリートで固められた味気ない地面ですが、都会のオアシスを演出するべく、周囲には手入れをされた木々が茂り、緑の風がそよぎます。お昼をほんのすこし回った頃の屋上は、まださほどの賑わいも無く、のんびりした空気が漂っています。
見渡すと、わたしたちのようにお弁当を広げたり、缶ジュースで一休みする家族が何組かいました。
耳には、先ほどの物産展で飛び交っていた京都弁が、BGMのように淡くこだましています。普段のわたしの生活では、ほとんど耳にすることのない生の京都弁は、京都気分を盛り上げるのに、一役買っていました。
「気分は京都、だね」
「ふふ、安上がりな旅行だこと」
京都に行きたいな。わたしの気持ちを知っている夫は、なかなかゆっくりと旅行することが叶わないので、こんな半バーチャル旅行を思いついたようでした。
その夜は、筍づくしのお夕食にしました。シメは、物産展で仕入れた材料で「ぶぶ漬け」。
「うまいなぁ。お漬物も美味(うま)いし、ぶぶあられがまた効いているね」
「でしょう?美味しいものを食べに、今度はホンモノの京都へ行かなくっちゃね」
物産展の雰囲気も手伝って、あれもこれもと散財し、デパートの思惑にまんまと乗せられた感も無くはありません(苦笑)。それでも十分満足。京都旅行の気分を楽しめた一日でした。
京都への恋心が募る一方で、どこぞの物産展で半バーチャル旅行も楽しいかしら、と旅行の楽しみがまたひとつ、増えました。
♪♪♪♪♪
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左;下鴨茶寮のお花見弁当。下段の筍ご飯
右;同じく下鴨茶寮のお惣菜。緑はえんどう豆まんじゅう
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祇園「いづう」の棒鯖寿司。

鯖寿司と鯛寿司を買いました。
鯖寿司がともかく美味美味。
また食べたい!もっと食べたい!お店で食べたい!
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川勝總本家のお漬物。
田中長奈良漬店の味淋漬・奈良漬も
たいへん美味しゅうございました。

おうちで、ぶぶ漬け。
お漬物にかぶの葉の塩もみ、ぶぶあられを添える。
昆布と鰹のお出汁で入れたお茶をかけて
さあ、召し上がれ!
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大原女家の和菓子。
なめらかな舌触りとほどよい甘さ。
あっという間に平らげてしまいました。
♪♪♪♪♪
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文中のお店リスト;
■下鴨茶寮/左京区下鴨泉川町1 075-712-1188
■いづう/東山区八坂新地清本町367 075-561-0751
■川勝總本家/下京区大宮通五条上ル西側 075-841-0131
■田中長奈良漬店/下京区綾小路通烏丸西入童侍者町160 075-351-3468
■七味家/東山区清水2丁目221 075-551-0738
■舞妓あられ本舗/伏見区黒茶屋町631 075-611-0363
■大原女家/東山区祇園町北側 075-561-1905
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毎日お野菜してますか。〜VOL.2
前回の「毎日お野菜してますか」で、発想の転換を試みていただけたでしょうか?今回から、具体的なお話を始めましょう。
お献立を考えるときに、例えば「肉じゃがにしよう」とか「ハンバーグにしよう」などと、お料理から決めている方は多いと思います。
でも、ちょっと待ってください。それでは使うお野菜の種類が、限られてしまいます。そうではなくて、お野菜からお献立を考えてみましょう。
まず、冷蔵庫からお野菜を全部出して、並べてみましょう。
何がありますか?今の季節は、トマトやさやえんどう、いんげん、ピーマン、きゅうり、キャベツなどでしょうか。それに定番の玉ねぎ、じゃがいも、にんじんなどですね。
目の前のお野菜から、どんなお料理ができるか、、、
材料からお料理を考え出すのは、ベテラン主婦でもけっこうタイヘンです。わたしがお献立を考えるときには、この方法で行うのですが、やはり面倒なときや、アタマが回らないときもあります。
そこで、副菜(小さなおかず)でお野菜をたくさん使う方法をご提案したいと思います。つまり、いつものように、まずはメインのお料理から決めます。
例えば、ハンバーグ。そうすると、付け合せが決まりますね。粉ふき芋とにんじんのグラッセに決めたとしましょう。これで、玉ねぎ(ハンバーグ)、じゃがいも、にんじんがクリアされます。
目の前に並べたお野菜から、この3つを除けてみましょう。残りのお野菜を使うお料理で、簡単に思いつくものでは、サラダまたはスープですね。なるべく多くの種類のお野菜を使って、手間をさほどかけずにできるものを考えるのがコツです。
今日はサラダに決めたとしましょう。サラダというと、生食を思いがちですが、生ではたくさんは食べられません。オススメしたいのは、温野菜。かさも減り、またカラダを冷やすこともなく、美味しく食べられます。
また、ビタミンCはお水に溶けてしまうので、茹でるよりは蒸す方が栄養的には優れています。蒸すことにより、野菜本来の甘みも引き出され、旨みが凝縮されます。
ただ、蒸し器を出すのは面倒。そんな方も多いと思います。そこで登場するのが、電子レンジ。お手軽に蒸す効果が期待できますね。
電子レンジについては、電磁波など、考えなければならない問題があります。また使い方に多少コツが必要な場合もあります。ですから、下ごしらえをすべて電子レンジで済ませよう、という手抜きを目指す考え方には、わたしは賛成できません。
しかし、ベンリでしかもビタミンの破損も少ない、とあれば、(多用しない範囲で)使わないテはありませんよね。
前回画像をご紹介した温野菜のサラダは、実は電子レンジクッキングです。とってもカンタンで申し訳ないようなお料理なのです。
が、この一皿で、かなりの量と種類のお野菜が食べられること、メインのお料理の片手間に調理できることから、ぜひオススメしたいと思います。
☆レンジで温野菜(画像は4/6を見てね)
1、耐熱皿に、切った野菜を並べる。洗ったときの水分は拭き取らない。
2、エクストラバージン・オリーブ油(EX)と、お塩を振って、ラップをする。
3、電子レンジで2〜3分。ものによって数分。
4、バルサミコ酢をかけて、できあがり。
コツ▼耐熱皿は平らなものを使う/野菜は平らに並べる/トマトなど水分の多いものを入れる/火の通りにくいもの(じゃがいもやにんじんなど)は、先に電子レンジ加熱して、時間差でほかの野菜を追加する
美味しくするには▼美味しいお塩を使う。わたしは「海の精」と岩塩を愛用/美味しいバルサミコ酢とEXオリーブ油を使う/加熱し過ぎない。お野菜の歯ごたえが残る程度/バルサミコ酢を中国酢やポン酢に、オリーブ油をごま油に変えれば、和風にも中華風にもなります。
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最後に、ある日の我が家のメニューをご紹介しておきましょう。この日は、パスタ食べたいモードが入っていました(笑)。しかも疲れていて、あまり手間がかけられそうにない、、、そんな日のお野菜たっぷりメニューは、こんなカンジ。
これだけです。でも、お野菜たっぷりでしょう?全部食べても、すがすがしい満腹感!おまけに、パスタには全粒粉スパゲッティを使っています。ふふ、大流行中の低インシュリンダイエットをほんのすこし意識したメニューなのです。(低インシュリンダイエットについては、また別の機会にお話しましょう。)
「毎日お野菜する」のはそんなに難しいことではない、ということが、少しでも納得いただけたでしょうか。どうぞ、早速お試ししてみてくださいね。
今後もこの話題はまだまだ続けます。和食の場合や、お野菜たっぷりの小さなおかずの工夫、低インシュリンダイエット、お買い物の工夫などをお話していく予定です。
あなたも、毎日お野菜しませんか?
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毎日お野菜してますか。〜VOL.1
お腹がすいたとき、今晩のおかずを考えるとき、こんなふうに思っていませんか?
「ごはん何食べようかな。カレー?ハンバーグ?パスタ?」
「今夜、何にしようかしら。お肉?お魚?」
これって、全然おかしくないですよね。でも、お野菜は?付け合せとか、小さなおかず(副菜)としてだけの、可哀想な立場になってしまっていませんか?
たくさんお野菜を食べているつもりでも、現代の食生活では、よほど心がけないと必要十分量のお野菜を摂取することは難しい、とよく言われます。外食が多かったり、揚げ物や炒め物が多い場合には、なおさらです。
健康のため美容のためには、お野菜をたくさん食べた方が良い。そんなことは、誰でもアタマではわかっていること。
問題は、いかに美味しく食べるか、その心がけをいかに長続きさせるか、です。
いくらたくさん食べようと思っても、美味しくなかったり飽きちゃったら、食べられない。
いくらたくさん食べようと思っても、お肉主役でお野菜脇役だったら、食べられない。
いくらたくさん食べようと思っても、下ごしらえがあんまりタイヘンだったら、毎日続かない。
我が家は1ヶ月ほど前から、お野菜中心の食生活に切り替えています。以前から、どちらかというとお野菜の多い食卓だったのですが、切り替えてからは、それこそ巨大な青虫さんでも飼っているのではないか、と思われるくらい、ばりばりむしゃむしゃ、大量のお野菜を食べています。
この美味小話で、そんな我が家の食生活をご紹介しながら、毎日お野菜するコツやレシピ、旬のお野菜についてなどをお話していきたいと思います。(このお話は不定期連載で。)
あなたもご一緒に、試行錯誤の毎日お野菜してみませんか?
まずは発想の転換から。
「トンカツのついでに、千切りキャベツを食べよう」
ではなくて、
「千切りキャベツを食べたいから、トンカツにしよう」。
「今夜はカレーにしようかな。お野菜も入るし」
ではなくて、
「玉ねぎや人参をたくさん食べたいから、カレーにしよう」。
そんなふうに考えると、きっと毎日出会うお野菜が、少しずつ増えていくことでしょう。
次回からは具体的なお話をします。上の画像のレシピ(超カンタン!)もご紹介するので、お楽しみに。
あなたも、毎日お野菜しませんか?
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an orange day
柑橘類が美味しい季節です。輸入のオレンジやグレープフルーツは、ほぼ一年中ありますが、国内産の柑橘は冬のミカンから始まり、初夏までがシーズンです。
一般の八百屋さんやスーパーなどでは、国内産の柑橘類というと、ミカン、いよかん、八朔(はっさく)、甘夏などが良く見かける代表選手でしょうか。でも、国内で栽培されている柑橘類は、実に種類が豊富なんですよ。
なかなか一般店頭ではお目にかかれない、さまざまな国内産柑橘類に出会えるのも、大地宅配の楽しみのひとつです。例を挙げてみましょうか。
ミカン(これは種類豊富ですね)、いよかん、たんかん、ぽんかん、黄金柑、土佐ぶんたん、甘夏、はっさく、ネーブル、清見オレンジ、福原オレンジ、セミノール、ニューサマーオレンジ、、、もう少しあるかもしれません。
毎年、なんとか全種類を逃さず食べたい!と思うのですが、中には注文期間が短いものもあり、うっかり注文し損なったりして、なかなか全種類制覇できません。
うーん今年こそ!
昨日はオレンジデイでした。
いやいや、公にはそんな日はありません(笑)。わたしが勝手にそう名づけた日で、この日は大量の柑橘類を加工調理します。柑橘類の種類にあわせて、オレンジデイも2、3回やって来ます。
昨日の、シーズン初回のオレンジデイは、いよかんで。我が家の大好物の「いよかん」が、シーズン終了間際でセールになっていたので、たくさん買っておいたのです。フレッシュで食べ、ジュースでも楽しみ、飽きてきたらジャムなどに加工するのが毎年のお楽しみ。但し、皮の入ったマーマレードは家族があまり好みません。わたしは好きなのに。なので、ちょっと工夫が必要。
そこで、今年は実験的な試みをしてみました。
まずは、ジャム。定番のマーマレードはジャムは、甘夏か八朔でまた作るとして、いよかんとラズベリー(冷凍)のミックスジャムにしてみました。
ルビー色の美しいジャムソースです。いよかんの爽やかな酸味と甘みに、ラズベリーのきゅっとパンチの効いた酸味とプツプツの食感が、なかなかの好相性。
ヨーグルトに混ぜやすいよう緩めのソースタイプにしたので、家族も騙されて食べていました(笑)。アイスクリームやシフォンケーキのソースにしても、きっととても美味しいに違いない。ふふふ、楽しみ楽しみ♪
皮の鮮やかなオレンジ色と鼻を刺激する香りも、柑橘類好きにはたまらない魅力。減農薬で栽培されたいよかんなので、皮もしっかり使います。
半量をジャムし、残りは電子レンジで乾燥させ、陳皮(ちんぴ)にしました。
陳皮は本来、温州(ウンシュウ)ミカンの成熟した皮を乾燥させて作ります。中華料理の素材として知られていますが、漢方薬としても有名です。健胃のほか咳止めの効果がある、とされています。また身近なところでは、七味唐辛子やカレー粉にも使用されています。
紅茶葉にこの「いよかん陳皮」を混ぜて、飲んでみました。紅茶の色がすこし明るくなり、ほのかにオレンジの香りがして、楽しいフレーバーティーのできあがり。
炒め物や蒸し物など、お料理でもいろいろ使えそうです。
もうひとつ、オレンジのシロップ煮のはちみつ漬け(一番上の画像)。(※いよかんではなく、小柄なオレンジ系。何を使ったか忘れてしまいました汗。)
フォションに「スライスオレンジ・マーマレード」というジャムがあるのですが、わたしはこれが大好き。似たようなものが作れないか、と実験してみたわけです。
味見したところ、やはりフォションには門外不出の企業秘密がありそうです。もう少し時間が経つと、すこし味に変化が出てくるのかもしれませんが、フォションとはだいぶ違うものになってしまいました。ま、「ひめ印のスライスオレンジ」として、これはこれで悪くありませんが。紅茶に入れてロシアンティーにしたり、デザートに使えそうです。
晩柑類のオレンジがまだこれから出てくるので、レシピを改善してまたトライしてみようと思います。これは!と思うようなレシピが出来上がると良いのですが、さてどうなることやら。
柑橘類の加工は、イチゴジャムなどを作るよりもずっと手間がかかります。でも、いったんオレンジデイが始まると、うっとりするオレンジの芳香が家中に漂い、重い腰を上げてよかったわ〜、と満足感と幸福感に包まれます。オレンジの香りには、アロマテラピー効果もあるのでしょう。
次のオレンジデイは、甘夏でしようかしら。いつまでも感じていたかったオレンジの風は、お夕食の支度で、跡形もなく消えてしまいました。
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