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No.5
(2001年3月26日)
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皆さんお久しぶりです。
日本はお彼岸も過ぎて、いよいよ春ですね。
桜の咲く頃には、入学式やお花見など楽しい行事が盛りだくさんの季節となりました。
ドイツでは、既に桜が咲き始め、
町の公園では、れんぎょうやチューリップ、パンジー等のお花が色とりどりに咲き乱れています。
また、アルプスの雪解け水による増水で、ライン河は例年よりも増水しています。
これもドイツの春の風物詩といったところでしょう。
ようやく、暗くて長いドイツの冬も終わり、待望の春がやってきました。
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しかし、私のように花粉症のある者にとっては、辛い季節でもあります。
この花粉ですが、日本と同様に杉もあるのですが
日本ではあまり聞かない花粉も多数あります。
例えば、
ヘーゼルナッツ、ハンノキ、ヤナギ、ニレ、ポプラ、シラカバ、マロニエ、プラタナス等です。
新緑の時期となれば、それはそれは美しい街路樹であるマロニエやプラタナスですが、
これらの綿状の花粉には、本当に毎年、泣かされます。
しかし、
国土の半分以上が森林であり、
時としてこれらの緑の美しさに心和まされてきたのですから、
文句ばかりも言えませんね。 |
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とにかくこの春という季節、欧州で生活する者にとって特別である事に間違いありません。
では、当地ではいつから春と考えられているのかいうと、
おそらくカーニバルの後からではないかと思います。
イタリアのベニスのカーニバルはあまりにも有名ですね。
しかし、ここドイツのカーニバル(Karneval)も、なかなか見ごたえがあります。
私と同年代の方なら、
池田理代子さんの「オルフェウスの窓」でもカーニバルが舞台となった事を
ご記憶の方もいらっしゃるのではないでしょうか。 |
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ドイツで有名なカーニバルとしては、
ライン河沿いのライニッシェファスナハトと黒い森地方のアレマーニッシェファスナハトではないでしょうか。
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ライニッシェファスナハトの特徴は、
仮装した市民による大掛かりなパレードと、
手作りの大きな山車で町を練り歩くといったもの。
(→カーニバルについての説明*)
その地域の学校がテーマを決めて仮装したり、
一般市民によるその年の世相を反映した仮装(今年はBSEと書かれた牛の着ぐるみを着た人もいました)、
またはお決まりのナポレオン時代の軍服を身に纏う者もいたりますが、
不思議と何度見ても飽きません。

この衣装はデパートで売っていたり、自分で作ったりと様々ですが、
この時期はデパートにカーニバル衣装売り場の特設会場ができるほどです。
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大きな山車の上から「ヘロウ」の掛け声とともに、
子供達にキャンディーやガムといったお菓子が投げられ、
子供達は一生懸命にお菓子を受け取ったり、拾ったりします。 |
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一方、アレマーニッシェファスナハトはというと、
フィリンゲン・シュヴェニンゲン(villingen−schwenningen)という町で行われる
伝統的なカーニバル。
つるんとした奇妙な表情のお面を付けて仮装するのですが、
その衣装はどことなく民族衣装めいて伝統的な雰囲気があります。
カーニバルの最終日には
冬を悪魔にみたてたものを燃やすというセレモニーがあり
(ライニッシェファスナハトもカーニバル終了後にはカーニバルの精であるHoppeditz
Beerdigungを燃やします。)、
まさにこれで寒い冬に終わりを告げるといったところなのでありましょう。
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次回はカーニバルで有名なケルン(Koeln)の町とドイツ料理をご紹介したいと思います。
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| それでは Auf Wiedersehen! |
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カーニバル(Karneval)について簡単なご紹介----------------
〜ライニッシェファスナハトについて〜
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本来は復活祭(Ostern)の前後40数日間にわたる断食節直前の3日間から1週間の行事をいいます。
しかし、カーニバル開始宣言は11月のマルティン祭直後から始まり、
カーニバル本番までの期間は各所で仮装舞踏会が行われたりします。
カーニバルの精であるHoppeditzは11月11日に目覚めの宣言がなされ、
カーニバル後の「灰の水曜日」に燃やされ、
再び11月11日までの間、眠りに就くといわれています。
ちなみにカーニバルが最高潮になるのはRosenmontag(バラの月曜日)。
パレードはこの日にあります。
日にちはその年によって異なりますが、大抵2月末くらい。
また、このRosenmontag前の木曜日はWeiberfastnacht(女のカーニバル)といわれ、
女性は男性のネクタイを切っても良い日なのです。
そして、Aschermittowoch(灰の水曜日)となり、カーニバルは終了し、
間もなく復活祭を迎えるここととなるのです。
(この日から復活祭前の40日間にわたる断食四旬節にはいります)
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