第21回 2001年7月18日
めの怠慢でこのコーナーの更新が大幅に遅れています。
申し訳無いです(大汗)。
たまっている原稿を少しずつ掲載していこうと思います。
今回はリクエストからご紹介。

Hさんから、こんなリクエストのメールをいただきました。


HPを見て、初めてお便りします。
すみませんが、相談にのってもらえませんでしょうか・・・。

私のダンナ様は随時仕事の忙しい人で、いつも帰りが1時〜3時、朝は律義に8時に出勤していきます。
休日も出勤で、お休みできるのは一月に1回、あるかないか、という状況です。
今は、朝、フルーツとヨーグルト、昼は外食、夜は7時頃に外食(又はコンビニ弁当)、帰ってきて私の作った夜食を食べています。
でも、この頃、胃を悪くしていて、食欲はあるのですが、食べてしばらくすると胃の調子が悪くなるようなので、朝晩胃腸薬を飲ませています。
あと、便秘した時など、「ぢ」になるそうです。
そこで質問なのですが、

@どういう食事の摂りかたをしたらいいのか
A消化の良い食事って、どんなのか
Bぢに良い食事(悪い食事)ってどんなのか

そもそも帰ってきてから食べた方が良いのでしょうか?(一日四食になってしまう) 
良かったら相談にのってもらえませんでしょうか、宜しくお願いいたします。



ご主人の体調が優れなくてお困りのようです。
まずはわたしのわかる範囲で、少しお答えしたいと思います。

まず、Aの消化の良いお食事は基本的には、栄養講座で既に掲載済みの「胃を切除した方のお食事」の回に準じるので、ご覧くださいね。
胃を切除した方のお食事と同時に、夏バテ対策の回も参考になるのではないかと思います。

わたし自身の経験からすこしアドバイスさせてくださいね。
わたしはオットの帰宅が11時を過ぎる場合には、なるべく8時か9時までに外食で食べるようにしてもらっています。
でもお食事の時間が取れない場合や、急な残業で食べ損ねることもありますよね。
そんなときに備えて特に多忙な期間は、バナナや消化の良さそうなお菓子・パン・スープを会社に常備してもらうことにしました。。
もちろん、外食ばかりでは栄養的には高カロリー、高コレステロールなどあまりよくありませんよね。
でも、お食事のリズムを整える方が大切と割り切りました。

深夜の帰宅でどうしてもお腹がすく場合には、お粥や湯豆腐、おうどんなどをを用意しています。
こうした淡白なお味のごはんでも、お出汁を和風や中華に変えたり、少量のトッピングや薬味で目先も変わるし、美味しくなります。

そして、深夜帰宅が続くときはできれば(準備する妻はタイヘンだけど)朝食は和食で。
おかずはお煮物、お味噌汁(具だくさんにする)などは前の晩に用意しておきます。
前の晩の残りものでも十分ですよ。
それにちょっとお魚の切り身を焼いたり、卵料理や冷奴を添えるとよいと思います。
最初はご主人もHさんもタイヘンだと思いますが、時間をかければ、朝食を摂るようにカラダのリズムができてきます。
わたしのオットは以前は朝食はほとんど食べない派でしたが、今ではしっかり食べないと気がすまない体質に変わりました(今はもう和食、洋食、手抜きいろいろです笑)。

ご主人にはお昼、夜はどちらかを軽めに、また、三食をご飯、麺類、パン食など同じものが続かないよう薦めてみてくださいね。

以上のことは必ず、とは言えませんが、わたしの経験上、胃の調子などを整えるには効果があるように思います。
それから、ご存知だと思いますが、
胃薬は食前タイプと食後タイプでは効能も違うので、気をつけてくださいね。


では、ぴゃあーに専門的なお返事をお願いしましょう。


第22回 2001年7月18日
クエスト(Hさんの質問)にお答えします。

消化の悪い食事は、硬いもの、脂の多いもの。
詳しくは胃切の方の食事を参考にしてください。

Hさんのご主人の胃の調子が悪いのは、夜食が原因だと思います。
寝ているときは胃も寝ているわけで、消化が悪くなるのです。
だから、朝起きると胃がもたれている・・・という結果に。
まずは、夜食を止める方向で。


食事の摂り方***
  • 朝食は抜かない
     フルーツとヨーグルトだけよりもご飯やパン、シリアルなど、エネルギー になるものを摂る。
  • 朝食、昼食はしっかりと。夕食は軽めに。
  • 夕食は・・・。
     ○油ものは避ける。
     ○帰ってからだと遅くなるのなら、外食で。
    7時までに摂る。
  • 外食する場合。
     ○単品(麺類や丼もの)を避け、
    定食やお弁当を。
  • 寝る前3時間は何も食べないようにする。
外食やお弁当は極端に野菜が少なくなってしまいます。
別にサラダや野菜の惣菜などを合わせて摂るようにするとか、弁当を持っていくのが一番ですが、野菜のおかずだけでも持っていってプラスするとか。
野菜は1日300g以上。
健康のためには450gが必要。

外食が続くと100g摂るのがやっとという状態になりがちです。
家で食べる朝食にも野菜を摂るように。




「ぢ」は便秘が大敵です。
これも野菜が少ないことが原因の1つ。
あと、
たんぱく質の摂り過ぎに注意してください。
つまり肉、魚、卵、豆製品です。
これらは、筋肉や血のもととなるので、摂る必要はありますが、外食ではこのへんが多い。
そもそも食事をおいしく摂ろうとすると、ひどい人では食卓に並んだ料理全部にたんぱく質が入っています。
たんぱく質は腎臓を悪くするほかに、便を硬くしてしまいます。
から揚げ、豚カツ、卵焼き、ハンバーグなどには100〜150gは使っています。
残す努力も必要。
目安としては、、、
  • 一日に・・・卵1個
           肉80g
           魚70g(1切れ)
           豆腐15g(味噌汁の具程度)
これ以上摂り過ぎないように気をつけましょう。
で、またまたですが、その代わりに何が少ないか・・・。
野菜ですね。
でも、野菜と油揚げなどではなくて、ほうれん草と人参やきのこ類のお浸しなどを選びましょう。
色とりどりの料理を考えれば自然と増えますよ。
どうしても摂れなければ、砂糖やブドウ糖が入っていない野菜ジュースでの補給を。

それと、水分
人間が一日に必要な水分の量は1〜1.5L。
便秘が続くと、腸からどんどん水分が吸収されて硬くなってしまいます。
それを気張っていると「ぢ」になります。
ひどいと脳の血管が切れてしまうことに、、、。
でも、
ジュースやアルコールはだめですよ。
水かお茶。
スポーツドリンクも普通の人は考え物です。
激しいスポーツのあとやひどい発熱の時だけにしましょう。

「ぢ」で終わっていたらいい方です。
くれぐれも大腸がんにならないように気を付けてください。

あとは、「ぢ」にも胃の調子もストレスは良くありません
休めるときには仕事のことを考えない。
なるべくゆったりと。
ストレスも軽く考えるとひどいことになりますよ。
糖尿病、高脂血症、ガン。
いまの生活習慣病は食事とストレスが大きな原因と言われています。


以上、気をつけてみてください。
とりあえず、夜食はおすすめしません。
そこから改善していって見てはどうでしょう?

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