自家製ハム
作りやすい分量自家製ハム
  • 豚ロース・ブロック肉 1本(500g)、
  • A{はちみつ大さじ1、お塩大さじ1、ドライハーブ、コショウ
塩分は決して減らさずに分量どおりで!

※他に用意するもの=タコ糸、ラップ、丈夫なビニル袋、温度計

※作るのに要する日数=約1週間

※豚ロースは「肩ロース」でもOK。画像は肩ロースです。
但し、「ロース」の方が脂肪がきれいに入っているので、できあがりの形がハムらしくなります。
1 ブロック肉は、脂肪の多い方を外側(まな板に接する下側)にし、包丁で切り込みを入れながら開いて、厚みを均一にする。
内側(巻き込む面)に浅く切り込みをいれ、包丁の背で軽く叩く。
観音開きの要領で。厚みを均一にしないと、あとで巻きにくい。

2 Aを、はちみつ→お塩→コショウ の順に手でよくすり込む。
ハーブはバジルやタイム、セージなどお好みのものを(省略しても良い)。
ラップで二重にぴっちり包み、ビニル袋に入れて、冷蔵庫で1〜2日置く。
水分が出てきます。
塩コショウをしっかりすり込むのがコツ。初めて作る場合は、ハーブは控えめに。

3 キッチンペーパーで水気を拭き取り、成形する。お塩はふきとらないこと。)
脂肪の部分が外側になるように、タコ糸でしっかり巻く。
隙間ができないよう、端からきっちり力を入れて、きつく巻いていきましょう。
両端は中に押し込むようにして巻く。

4 漬け汁に浸ける。
漬け汁=お水1Lに、お塩80g、洗双糖5gを入れて沸騰させ、常温まで冷ます。

ビニル袋に、成形したお肉と漬け汁を入れ、空気を抜くように口をしばって、冷蔵庫で3〜5日置く。
お肉全体が漬け汁に浸るようにしてください。
お肉にやや透明感が出て、弾力が出てきたら漬け込み完了。
わたしは冷蔵庫の中で、袋を吊るしておきます。こうすると、お肉全体が漬け汁に浸る。

5 塩抜き→焼付け。
流水に約1時間さらして、塩抜きする。
端を少し切り落として焼いて、味見をして塩抜きの加減を調節してください。

水気を良く拭き取ったら、熱したフライパンで表面をこんがり焼く
油をひく必要はありません。
表面に焼き色がつけばOK。中まで火を通し過ぎないように注意。
塩抜きの加減はとても大事。必ず、すこし焼いて味見をしてください。

6 茹でる。
お肉が水面に出ないよう、深さのあるお鍋を使います。
70〜75度を保って約1時間、アクを取りながらじっくり茹でる。

上手く茹で上がると、茹で汁が白濁せず、ほんとうに透明な美しい黄金色になります。
これはあとで美味しいスープに使いましょう。
黄金色のスープを目指して、火加減をマメに調節しましょう。

※温度はとても重要です。これ以下でも以上でも不可。
豚肉は70〜75度で殺菌されると言われています。
低ければ殺菌が不完全になり、高ければ茹で豚になってしまいます。
温度計(揚げ物用でも良い)を使って、火加減を調節しましょう。

※お肉全体がお湯に浸かっているようにすること。
どうしても難しい場合は、落し蓋をしてときどき上下を返してください。


7 茹で上がったら、フタをして茹で汁に浸したまま常温になるまで、数時間から一晩ほど置く。
冷めたらできあがり。
水気をふき取ってラップに包み、冷蔵庫で約一週間保存できます。
切ってみて、断面が薄いピンク色であれば大成功です。

(画像では、ややピンクが濃すぎ。
 →つまり茹で時間が足りないか、茹で汁での冷まし時間が短い。
 逆に、全体が白っぽくなった場合。
 →茹での温度が高すぎて、中まで火が通り過ぎてしまった。
  この場合は、再度しっかり火を通して、茹で豚として使う方が良いかもしれません。


★食べ方;
家庭での調理のため、お肉の中心部まで十分に火が通っていない可能性があります。
必ず加熱してして召し上がってください。
ハム・ステーキや炒飯に使うと美味しい〜!!

茹で汁は美味しいスープになります→レシピ「中華的温麺椀」


  • 仕込みに日数がかかりますが、調理自体は難しくないので、ぜひトライしてみてください。
  • 美味しい豚肉を使ってくださいね!豚さんの底力を存分に味わえますよ。
  • お塩の量は、最初にお肉にすりこむ分も、漬け汁に入れる分も、必ず分量を守ってください。
  • レシピ通り作っても、お肉の厚さや大きさ、気温、火力の状態などの関係で、毎回少しずつ出来が異なります。それが困るところでもあり、楽しいところでもあります。どうぞ何回か試して、ちょうど良い加減を見つけてくださいね。