数日前、ひめはうっかり「豚カツ食べたいねぇ」と呟いてしまった。
その一言をひめダーリンは聞き逃さなかった。
「今夜は何?」
期待に満ちたその問いかけに、ウィークデイはひめは首を横に振りつづけた。
そんなことが何回か続いて週末がやって来た。
「今夜は豚カツにするわよぉ〜」
「わーい豚カツ♪豚カツ〜♪」
さてさて、それじゃあせっかくだから Mも呼んで、みんなでモリモリ食べることにしよう。
何だかものすごくお腹が減ってきたぞ〜。
豚カツ♪豚カツ〜♪ |
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まずは、春菊のお浸し。
お浸しを美味しく作るには、
1、茹で過ぎない
2、水気はしっかり絞る
3、さっとお醤油洗いする
(水気を絞った青菜を、お醤油にさっとまぶすように浸すこと。今日はお醤油をお出汁で割ってある。こうするとそのままでも美味しく食べられる)
旬の青菜の味を食卓へ。 |
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納豆の小鉢。
長葱、梅干をたたいたもの、かつおぶし、白胡麻と薬味はたっぷりと。
上質の納豆を使えば立派な一品になる。
ちなみにこの器はお湯飲みです。
小鉢にちょうど良いのです。 |
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さっと作るかぼちゃの煮物。
いつもより短時間で仕上げるために、小さめに切ろう。
お出汁とお醤油、みりん、お砂糖、はちみつだけのシンプルな味付け。
落し蓋もしないで強火で煮込んでしまう。
このかぼちゃには、少し煮崩れるくらいの煮込み具合がちょうどいい。
こういう一皿が家庭っぽい。 |
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お漬物代わり、ノンオイル人参サラダ。
減農薬栽培の人参は、皮を剥いているそばからふわっと人参独特の香りが立つ。
ここはちょっとがんばって丁寧に千切りしよう。
塩もみしたら、生の蕪の千切りも合わせる。
味付けははちみつとゆず酢とお醤油をほんの少々。
そして白胡麻を指ですりつぶすようにしながらたっぷり加えればできあがり。
たったこれだけなのに、十分美味しい。
胡麻のおかげでノンオイルの物足りなさを忘れるお味。 |
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さあ、できあがった、食べるぞ〜豚カツ!
お洒落でも何でも無い、素朴なだけど存在感抜群の豚カツ。
衣はサクサク、お肉の厚みも十分だ。
柔らかくてジューシーな赤身に、溶けるような脂身。
お口の中で豚カツが叫ぶのだ、「オレさまは豚カツだぁ!」。 |
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| おうちで美味しい豚カツのための5つの秘訣 |
1、お肉は上質なもので厚みのあるものを選ぶ。
赤身はきれいなピンク色、脂身は真白、適度な霜降り状態。
2、お肉の下処理を忘れるべからず。
脂身のところへ切り込みを入れてお肉の焼き縮みを防ぐ、
包丁の先で全体をつっついてスジを切る、
包丁の背で全体を軽くたたいて厚みを均一にし繊維を切る。
3、パン粉は生を使うべし。
程度に湿気を含んだ生パン粉こそが香ばしい衣のヒミツ。
めんどうでも食パンからパン粉を作ろう。
4、じっくりと低温で揚げて最後は高温で締めくくる。
厚みがあるお肉は最初は低温でじっくりと。
そのときにくれぐれもいじり過ぎないように。がまんが肝要。
泡の音が高くなってきたらできあがりが近い。
少しずつ温度を上げてカラッと油切れよく揚げよう。
5、ぜひ千切りキャベツを添えよう。
ボリューム満点の豚カツにはキャベツの千切りがお約束。
口の中をさっぱりとさせるだけでなく、消化も助ける。
切って冷水にさらした後は、しっかり水気を切ろう。
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はいはい、ご飯のおかわりね。
お肉の旨みにソースと和芥子、そしてキャベツがググッと来るよねぇ。
もともとは豚カツはフランス料理から来たらしい。
少量の油で揚げ焼きにするお上品なポークカツレットを、ここまで素朴で豪快な庶民の王様にした日本人って、エライ! |
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ああ、お腹いっぱい。
でも一応、食後の果物をご紹介。
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「ああ、すっごく満足。」
「食べた〜って気がするよねぇ。」
「もっと食べたいけど、もう入らなーい。ごちそうさま〜。」
みんな楽しんでくれてヨカッタヨカッタ。
これで当分揚げ物は控えなくてはならないけれど、
この満足感の記憶が大切なのよね。
豚カツさん、また次回お会いするまでサヨウナラ。 |
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