特集
Vol.20
特集INDEXへ

おでんの温もり11月ももう下旬。
木枯らしが吹きすさび、乾いた夜空に星がまたたく。
ううっ、さぶいなぁ、、、。
思わず肩をすぼめて家路へ急ぎます。
こんな夜はおうちの暖かい空気が嬉しいもの。

帰ってくる家族のために、
一日がんばった自分のために、
今夜はおでんにしよう!
はふはふアツアツのおでんで、
身も心もぽかぽかに温まろう。
湯気の向こうには家族の笑顔、、、。

お献立

「ただいま〜。今夜は冷えるねぇ。」
ひめダーリンが友人といっしょにご帰宅。
彼らといっしょに冷たい空気までお部屋に入ってきた。
「寒かったでしょう。今夜はおでんよ〜。」
「わーい!おでんだおでんだぁ!!」「お腹すいたぁ。」
まったくこの人たちはほんとに食いしん坊ねぇ、と内心、苦笑しつつも
彼らのこぼれる笑顔がとてもうれしい。
さあさ、早くみんなでおでんしましょう。

今夜はビールもそこそこに日本酒にしましょう。これぞホンモノ!国産ししゃも

おつまみは「国産ししゃも」
焼き網でじっくり焼きます。
中からししゃものエキスがじゅわ〜っ。
濃厚だけれど嫌味のない、
国産ししゃも(大地宅配)ならではの旨みが
お口いっぱいに広がる。

本日のお酒。
山形県の「亀の井酒造」の生貯蔵酒
「雪の大地」
淡麗で旨みのあるキレの良い味。女性も飲みやすい。
我が家のお気に入りです。
キリリと冷やしてどうぞ。
(大地宅配で入手可)

あるもので作る小さな一品おでんにも合う和え物を。
「もやしと古漬けのシャッキリ合え」

冷蔵庫に大根の味噌漬が余っていたので、
さっと塩茹でしたもやしと合わせました。
味付けはゆずの絞り汁、
お醤油とごま油少々、
たっぷりの黒胡麻でさっぱりと。
こんなおまけメニューはおうちならでは。
「いかボールのピカタ風」
、これはおまけ。
おでん種のイカボウルに卵液をつけて
多めの油で焼きました。
おまけの、いわば実験メニュー(笑)。

そろそろ、おでんを食卓に運ぶタイミング。
「お手伝い、お願いしまーす。」
「はーい。おっ、けっこう重いなあ。」
「そうよぉ。だっていっぱい作ったんだもの。」
「う〜ん、いい匂い。食べるぞー!」
ほかほかの湯気にヤケド注意!ひしめき合う具!
本日のおでん種
  • 大根
  • 結び昆布
  • ぼたんちくわ
  • 角はんぺん
  • 黒こんにゃく
  • ゆでたまご
  • じゃがいも
  • いかボール
  • すり身ボール
  • ごぼう天
  • 小判さつま揚げ
上記おでん種のうち、いかボール、すり身ボールは手作り。ごぼう天、小判さつま揚げは市販品。
その他は「大地宅配」で入手した材料です。
いかボールの作り方
1、「イカミンチ」(200g)に卵白1個分、れんこんのすりおろし大さじ1、塩小さじ2分の1強、薄口醤油小さじ1、みりん小さじ1、砂糖小さじ1、ごま油少々を加えて良く混ぜる。イカミンチ

2、ボール状に丸めて、沸騰したお湯に入れて茹でる。浮き上がってきたら引き上げ、おでん出汁の中で煮る。


※「イカミンチ」
生産者/神奈川県中型いか釣漁業協会(三浦市)
下足の皮、吸盤、軟骨、目、トンビの部分を「取り、さらに水分を除いたあとミンチにした100%純粋イカ肉。イカは捕獲されたばかりのものを船内で1尾ずつ凍結させたものを使用している。調味料など混ぜものが入っていないので、いろいろなお料理に使えます。

すり身ボールの作り方
1、「北陸の味 すりみ」に「干桜海老」を入れて良く混ぜる。

2、ボール状に丸めて、沸騰したお湯に入れて茹でる。浮き上がってきたら引き上げ、おでん出汁の中で煮る。便利な味つきすり身

※「北陸の味 すりみ」 
生産者/タカショク(金沢市)
トビウオなどのすり身に卵白や澱粉を加え、塩と砂糖で味がついているので、そのままお料理に使える便利な一品。ほんのり甘くてふんわりとした食感が美味しい。
香り豊かな天日干しの桜海老
※「干桜海老」 生産者/かもめや(清水市)
駿河湾近海の桜海老を天日で干したもの。機械乾燥のものよりもとても香りがよく、そのまま食べたり、細かく刻んでお浸しのトッピングにしたり、炒め物や揚げ物に使って色も美しく味も良い。使う前に乾煎りすると風味が増します。

※「ぼたんちくわ」(煮込み用) 生産者/高梁徳治商店(石巻市)
近海のタラのすり身(自社製)と意思巻き地方独自のアブラツノザメのすり身を合わせ、竹輪の地肌にボタンの花のような焼き目を入れてある。石巻名産のミニサイズのの竹輪。そのままでも美味しいが、煮込むことで魚肉の旨みがたっぷり出てきてより美味しくなる。液体窒素凍結はしていなく、遺伝子組替え原料や合成食品添加物も一切使用していない。(ホントにとっても美味しい!)

 耳より情報
ちくわぶについての研究を深めたい方は
牛心亭「ちくらぶ倶楽部」へジャンプ!
さあさ、ふうふうして召し上がれ!
ふうふうはふはふしながら食べてね!だいたい3〜4時間くらい煮込んであるから、卵にもお大根にもよーく味が染みているよー。
結び昆布もほど良く柔らかく煮えています。
お汁も薄味ながらしっかりとしたお味で美味しくて、つい飲んでしまいます。
ちょっとお行儀悪いけど、
このお汁をご飯にかけるのも美味しいのよねぇ。
おでんには和芥子と決まっているけれど、
マヨネーズにちょっと芥子を混ぜたものも美味しいのよ。
知ってた?
騙されたと思ってほら、ちょっとだけ試してみて!
マヨネーズは塩分が控えめのものがオススメよ。
おうちで美味しいおでんのための5つの秘訣

1、少量はダメ。たくさん作りましょう。
小人数のご家庭はお友達をお招きしたり、明日も食べる覚悟で(笑)。
大きいお鍋でたくさん作る方がぜったい美味しくできる!

2、ひめ風おでんのお出汁は旨みたっぷり。
お出汁に使う昆布は大きめのもの2本をまず30分以上お水につける。
昆布は細く切って結び昆布にしましょう。
このお水の昆布出汁に、お酒をどぼどぼ入れて
かつおベースの和風だしパックを入れて加熱します。
薄口醤油、みりん、お砂糖などで薄めの味付けをして
具を入れて煮込んでいきましょう。最初はごく薄味が基本。
最後に味を整えて濃口醤油で香り付け。

3、揚げ物の具、こんにゃくは湯通しする
揚げ物とこんにゃくはさっと茹でるか湯通ししましょう。
このひと手間を欠くべからず。

4、大根は下茹ですべし。
お大根は真中の美味しいところを使いましょう。
やや厚めに皮をむいて、お米のとぎ汁で
スッと竹串が通るまで下茹でします。
水洗いの後、お出汁へ入れる。
味が染みこむように、早めに入れてじっくり煮ましょう。
ゆで卵も早めに入れてね。

5、コトコトゆっくり気長に煮込むべし。
具を入れたら沸騰させないように弱火でコトコト煮ましょう。
沸騰させるとお汁がにごります。
2時間くらい煮込んだらいったん火を止めて休ませる。
その間にゆっくりゆっくり味が染みこんで行くのです。

「いやあー旨いねぇ!」
「はふはふぅぅっ。汗かいてきちゃったよ。」
「コートを羽織って寒風の中で食べるのもいいだろうね。」
「じゃあ窓開ける?」
「イヤイヤ(笑)。ここでぬくぬく食べた−い!」

こうして、おんでんぬくぬくの満腹の夜は深けていきました。

ところで、あまりにおでんに熱心だったあまり、大きい大きいオムライス
みんな、ご飯の分のお腹のスペースが少なくなってしまいました。
そんなわけで翌日のごはんは、、、
よーく味が染みこんだ残り少ないおでんと、
大きい大きいオムライス。
一人前じゃないよね(笑)。

卵ふんわり、チーズとろ〜り

ただひたすらにオムライスが恋しくなること、ありませんか?
そんな日は気合を入れてお腹をすかせて作ります。
フライパンでトントンなんてプロの技はできません。
でも、卵はふんわりよ。
中からはモッツアレラチーズがとろ〜り。
ああ、今日も満足満腹〜。

特集で毎週ご紹介してきた「りんご七会」は
先々週のお届けで最終回となりました。
最後の回は青森県の「新農業研究会」の「むつ」です。

「むつ」は青森県りんご試験場が
1930年にゴールデンデリシャスに印度を交配育成した中から選抜されました。
1949年に発表され、翌年、育苗登録第1号に指定されています。
一般の栽培では二重〜三重の袋をかけて遮光し、
収穫前に除袋し、葉を摘み取って赤く色をつけるのだそうです。
袋をかけて栽培すると、
無袋栽培に比べて糖度が2〜3度低くなり、酸味も強いのですが、
色が美しくつくため現在ではこの栽培が主流です。

「新農業研究会」では
食味や栄養など内容のあるりんご作りを目指しているため、
当初からむつは無袋栽培をしています。
そのため、むつ本来の黄色の色と味を楽しめるりんごです。

「りんご七会」最終回は「むつ」
黄色のむつは初めてだけど、美味しかった!
果汁が多く、適度な酸味が美味しい。
香りも甘くて豊か。

「りんご七会」では毎週表情の違うりんごと出会えて
とても楽しかったです。
また、いっしょに配布される「りんご七会通信」では
りんごの種類についての記述が詳しく、
また生産者の方々のご紹介やお話も充実していました。
この「りんご七会通信」からたくさん記事を引用させていただきました。
ご協力に感謝!

あなたも来年は「りんご七会」を楽しんでみませんか?

いかがでしたか?
おでんの温もり、あなたに伝わったでしょうか?
お外でおでんも良し。おうちでおでんも良し。
今晩あたり、ご家族と、お友達と、
おでんを囲んでみませんか?
あったかい湯気の向こうには
あったかい笑顔と笑い声が待っていますよ。。
特集INDEXへ戻る