特集
Vol.27
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3月です。
町のあちらこちらで、紅白の梅が満開を迎えています。
ひめのつつましいベランダ園芸でも、さまざまなハーブや草花のつぼみが膨らみ始めました。
毎日を急ぎ歩いているあなたも、すこし立ち止まって手作りの蛤の貝のお雛さま。お内裏さまとお雛さまの位置が逆かも(汗)
小さな小さな春の目印をさがしてみませんか?


さて、3月3日は雛祭りです。
(更新が遅くなって申し訳無いっっ汗汗)
右の貝のお雛さまは、結婚した年に夫の母が作ってくれたものです。
毎年、これをそっと飾って優しい気持ちに浸ります。


本来「雛祭り」は、旧暦の3月3日ですね。
3月はじめの「巳の日」に行われたので、「上巳の節句」とも呼ばれたようです。
旧暦の3月3日は桃の花が美しい頃のため、後に「桃の節句」とも呼ばれるようになりました。

ご承知のように雛祭りは、ひな人形を飾り子供の成長を願い、菱餅、ちらし寿司、桜もち、はまぐりの吸い物や白酒を楽しんでお祝いする行事となっていますね。
このひな祭りの風習は、天正年間(1580年頃)以降のこととみられ、江戸時代には五節句(正月、3月3日、5月5日、7月7日、9月9日)の一つになり、将軍家や大名家だけでなく、広く大衆の間でも行われるようになりました。
もともとのおこりは中国からの風習で、3月上己(じょうし)の日にお祓いをし、厄除け(やくよけ)として人形を川に流していた素朴な祓い(はらい)の行事でした。
この行事と、平安貴族の貴族の子女の間で広まった雛(小さな人形)遊びとが結びつき、江戸時代に今の形になったと言われているようです。



季節の行事についてもっと知りたい→
伝次郎のカレンダー


それでは2月末の週末に行った
ひめの「雛祭りごはん」をご紹介しましょう。
今回のお客さまは、お泊りに来ていたひめダーリン(オット)の家族です。

冬の定番、風呂吹き大根。
風呂吹き大根。

大根葉御米のとぎ汁で下茹でしてから、
昆布出汁でゆっくり煮ていきます。
ひめは鶏ひき肉の肉味噌ダレも作りますが、
いちばん好きなのは、今日の胡麻味噌ダレです。
お味噌に卵黄、練り胡麻、お醤油少々をお出汁でのばし、
みりんとお砂糖でやや甘口に仕上げます。
お飾りには柚子の皮とあさつきを乗せてどうぞ。
レシピは後日。
お肉もほっぺも溶ろける美味しさ、豚の角煮。  
 
豚の角煮。

  美味しい豚バラ肉(ブロック)があったら、
  ぜひ試して欲しい。
  蒸し器でじっくり蒸して、脂を冷やし固めて取り、
  お醤油ベースの煮汁でゆっくり煮ます。
  ぬかで茹でる方法もありますが、
  ひめのオススメは「蒸す」作り方です。
  時間はかかるけれど
  脂っこすぎず、とろっと柔らかく出来上がります。
  和辛子を添えて、ひとりずつ小皿に盛ってみました。
   →レシピへGO!

浅漬けも一工夫でグンと美味しい。お漬物。

ひめお手製の浅漬けです。
今日は白菜、かぶ、かぶの葉です。
軽く塩もみしてから、「大地宅配」の「浅漬けの素」(オススメ!)に、タカノツメ、昆布、生姜スライス、柚子の皮、そしてお酢を加えて漬け込みます。
ちょっと奥行きのあるオリジナル浅漬けが出来上がります。

「大地宅配」の「かつお大根」
(削り節をまぶしたおたくあん。美味しい!)も添えました。
摘みたてハーブの香りも楽しい、伊太利亜風グリーンサラダ。伊太利亜風グリーンサラダ

このメニューにイタリアンサラダなんて、ヘンかもしれないけれど、義妹のリクエストで作りました。
ルッコラ、スイスチャード(赤や黄色の茎の葉もの)、パセリをベランダからザルいっぱい摘み取ってきて使います。
そう、ひめのベランダ園芸のハーブたちは真冬も青々と元気なのです。
オリーブオイルとパルメサンチーズ、ハーブの香り。
ビールのための一品です。
レシピは後日。
特別なことは何も無いけど美味しいのが「おうち」の散らし寿司。


本日のひめの散らし寿司の具は、
刻み穴子、油揚げ、人参、竹の子を甘いお醤油味でしっかり煮つけたものです。
上に錦糸玉子、小エビの酒蒸し、絹さや、生姜の甘酢(がり)、海苔を散らしています。
具は家族の好みに合わせて、やや甘口の濃い味にしてあるので
寿司飯は心持ち、お酢を効かせてバランスを取ってあります。
とても好評でみんなお代わりしてくれました。

「美味しい」と食べてくれることも嬉しいけれど、
義妹に寿司飯をうちわで仰いでもらったり、飾り付けを一緒にしたり、
と共同作業もとても楽しいものでした。

散らし寿司はお祖母ちゃんやお母さんと一緒に作ったという方も多いでしょう。
飯台にこびりついた寿司飯を「良いお味ねぇ」とつまむ楽しいひととき。
親から受け継ぐ味、家族の味、そして温かい愛情、
散らし寿司にはそんな想いが込められているように思います。
具は質素に、お汁は贅沢に、蛤無しのお吸い物(笑)。お吸い物。

雛祭りだから本当は蛤のお吸い物なのだけれど、
あいにく蛤が手に入りませんでした。
そこで考えたのが、超シンプルなかつお出汁のお吸い物。
具ははんぺんと竹の子だけ。

一見質素なお吸い物ですがその分、お汁のお出汁は丁寧に作ります。
大量の削り節で一番出汁を取り、お酒と薄口醤油、みりん少々で味を整え、さらに追いがつお(お汁の仕上げにペーパーや布巾で包んだ削り節を入れる)をしています。




ひめは普段のお汁ものには「大地宅配」の「だしパック」を利用しています。
でも、こうして丁寧にお出汁を取ると、
お汁それだけでしみじみ美味しいお汁になることをあらためて感じました。
温かいお碗から立ち上るかつおの優しい風味は、ほっとした気持ちにさせてくれます。

蛤(はまぐり)のお吸い物の場合。
蛤は塩水で洗い、お水から煮るようにしましょう。
煮立ったらアクを取り、火を止める寸前に、塩と薄口醤油で味を整えます。
蛤に塩気があるので味付けは控えめにし、味見しながら加えましょう。

いつもは遠くの家族と楽しいごはん。おしゃべりもお酒もつきない。
このほか、甘鯛の一夜干しなども食卓に上りました。

お酒に相性良しの甘鯛の一夜干し。


この日のお酒は、ビールと「八海山」。
美味しいお酒を酌み交わしながら
いつになく夜更かしをした楽しい夜でした。

桜餅は当日は作らなかったので、後日、追加掲載したいと思います。

これから春先にかけて、お花見や御祝いごとなど
ご家族や友人、知人の集まる機会が多くなりますね。
そんなときのアットホームなおもてなしに、
この特集がお役に立てば嬉しいです。


もちろん

いくつ歳を重ねても
お嫁入り前でも、お嫁に行った後でも
子供がいてもいなくても

貴女のためのお雛祭りを
そっとそっとお祝いしてくださいね。
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