| 特集29 | ![]() |
特集INDEXへ |
|
||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||
| 桜が満開だったその日は、なんとお昼過ぎから小雪が舞い始めました。 トウキョウでこんなことはとても珍しい、めったにないことです。 満開の桜を背に舞う小雪、そして手打ちそば(それと、もちろん日本酒)、、、。 ああ、なんて風流なんでしょう! お花見には残念な週末のお天気ですが、 おそばパーティーにはかえって良かったかもしれません。 だって、心静かにおそばに集中できるもの(笑)。
|
||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||
| そば職人のご紹介をしておきましょう。 彼は実はご実家がおそば屋さんだそうです。 だから高校生の頃には、ひとりでお蕎麦を打つことはできたらしい。 その後、大学へ進学して就職し(お蕎麦とはあまり関係の無いところね)、 現在はお勤めをしながら、蕎麦道を修行しています。 彼の尊敬する師匠はご実家ではなく、 知る人ぞ知る名店Hのご主人です。 ひめはそこのおそばを食べたことがないのですが、 材料にこだわりぬいた「十割生粉(きこ)打ち」だそうです。 したがって、彼の打つおそばも同様の製法によるもの。 当日彼は、かなりおおがかりなお道具一式を持ってやってきました。 ひめにも初めてのことなので、ただただびっくり。 お道具とはすなわち 鉢、のし台、麺棒、まな板、そば包丁、小間板、大きなお鍋とザル、 人数分の器、そばつゆ(自家製)、本わさび、 おまけに、焼き味噌を作るための七輪と小さなおしゃもじ、などなど。 ひめが用意?したものは、キッチンのガス台と流し、 おそばを打つための大きくて丈夫なダイニングテーブル、お箸くらいです。 来てもらう方は、とてもラクチンで楽しい出張手打ちそば屋さん。 作る過程はこんなカンジ。 デジカメ撮影なのでかなりはしょっています。 |
||||||||||||||||
![]() 水回しは後の作業「切り」や「のし」と比べると地味です。が “一鉢、二のし、三包丁”という言われるくらい おそばは鉢すなわち水回しが大切、とものの本にもあります。 ぶつぶつ切れないおそばのためには この水回しと練りの作業は大切らしい。 さぞかし力が要るのだろうと思ったら、彼が言うには 「力を入れちゃダメなんですよ。優しく優しくなんです。」 うーん、新米を研ぐのと似ているかしら。 練りが終わると次はのし。
のしが終わるといよいよ切り。 このあたりは見物する側としてはもっともおもしろいかも。 彼はまだ師匠のようなトトトントントンなんて 軽快なリズムは刻めないけれど、 丁寧に丁寧に切っていきます。 ものすごく集中力を要する作業。
|
||||||||||||||||
![]() めでたく麺が完成。 どう? ほんとうにおそば屋さんみたいでしょう。 ちょっと一息ついたら、 あとは食べるひとに合わせてゆではじめます。 ゆでと洗いがこれまた難しい。 持ち込んだ大きなお鍋にたっぷりのお湯で 量は少なめ、時間もきっちりタイマーで計って短めに。 |
||||||||||||||||
![]() ![]() できた! ほら、早く食べなくっちゃ!! ![]() できたての十割そばは本当にとっても美味しい。 口の中でおそばの香りがプワーッと広がる。 そして歯ごたえ。 しこしこ感ともっちり感。 これは食べてみないとわからないよねぇ。 彼の作ってきてくれたそばつゆがまたよく合うのです。 しっかりどっしりした重さのある味の中に まろやかさがあって、甘味もきっちり。 すりたての本わさびがキリッと全体を引き締める。 「わさびをそばに直接付けて食うと旨いんですよぉ」 そばうち職人の彼が教えてくれた。 おお、なるほどね、お刺身といっしょね。 |
||||||||||||||||
| 全員が2枚、3枚と食べたのは言うまでもありません。 最後に彼がそば湯を出してくれました。 これがまた目からウロコものの美味しさなのです。 とろ〜っとしていて、わずかに灰色がかった乳白色。 まるで「そばポタージュ」。 (残念ながら写真なし。 上のほうの画像で、ゆでているお鍋の手前の小さいお鍋がそば湯です。) おそばを茹でた汁だけでなく、 生地の切り屑やそば粉を溶いたものだそうです。 そば粉の風味を堪能できます。 そうそう、 焼酎で割った「そば焼酎」も美味しかったらしい。 (らしい、と言うのは、満腹のひめはそこまで辿り着けなかったから笑)。 |
||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||
*** 本日のお酒 ***
@クイズ。何人で飲んだのでしょう? |
||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||
| ひめもいくつかお料理を用意していたので、 ここでご紹介しましょう。 ![]() おそばができあがるまで、ほかの人々は 既に盛り上がっていたのでした。 |
||||||||||||||||
| 本日のメインは何と言っても「手打ちそば」。 なので、ひめのお料理も おそばの邪魔をしない、日本酒に合う、 などを一応心がけてみました。 いずれも冷めても味が変わらないものばかりです。 |
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
| このほか、 そば職人の彼が用意してくれた焼き味噌。 ![]() 担当者はベランダで七輪にむかって 寒い中、孤独な作業。 焼きたての焼き味噌はとても香ばしくて その美味しさにやみつきになります。 これもおそばの実が入っているそうです。 日本酒に焼き味噌、 いや〜あ、お酒のすすむことすすむこと。 |
||||||||||||||||
![]() おしまいは 濃い緑茶と、ひめの手作り桜餅。 |
||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||
| 「出張手打ちそば」パーティー、 とても楽しめました。 そば職人の彼は働きづめでしたね。 お疲れさま。 美味しい楽しい時間をどうもありがとう。 |
||||||||||||||||
この日まで 美味しいおそばは食べに出かける物、 と思っていました。 また、この日まで 「二八」と「十割」、どちらかと言えば 二八(そば粉8割、小麦粉2割で打つそばのこと)の方が のどごしが良いから美味しいのではないか、 と思っていました。 結論。 腕の良いプロやセミプロにおうちに来てもらえれば おうちでリラックスしながら(!) 美味しいおそばを堪能できる。 打ちたて、ゆでたてを楽しめるばかりでなく 作る過程を見るのも楽しい。 二八と十割、 これは究極的には個人の好みでしょう。 でも、いいそば粉を使っている十割は格別に旨い。 但し、初夏〜夏は玄そばが乾燥してしまうので つなぎ無しの十割はよっぽどのところでないと難しい。 とは、ものの本にありました。 ![]() 我が家かもしくは別のお宅で 「またしましょう!」 と約束?を交わしながらお開きとなりました。 |
||||||||||||||||
| 「わたしも出張手打ちそば屋さんにお願いしたい!」という方へ***** 今回、ひめがお願いした彼は今のところまだ開業に至っていません。 そのため今回HPでは名前および連絡先は非公開としました。 ご希望の方は東京近郊であれば引き受けてくれるかもしれません。 どうぞ、ひめまでメールにてご連絡くださいませ。 |
||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||
いかがでしたか? 美味しい空気がお伝えできたでしょうか。 さて今回はおまけで、桜の画像を掲載しています。 よろしければどうぞ。 それじゃあ見てみようかな→ 次回の特集は「イタリアンでお誕生会」の予定です。 どうぞまた見に来てくださいね♪
|
||||||||||||||||