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一日24時間、一年365日。
それは、誰にでも平等に与えられた時間。

健康でも病気でも、
忙しくてもそうでなくても、
ひとりで過ごしても大勢で過ごしても、
必ず同じように来ては去る時間。

毎日毎日同じことの繰り返しの連続で
退屈な毎日、としてしまうのか。
毎日毎日矢のごとく去って
何も心に残らない毎日、としてしまうのか。

それはその時間の持ち主が決めること。

だからこそ、生活にメリハリをつけることが必要になると思うのです。



英語に、"qualitiy time" という言葉があります。
すなわち
充実した時間、大切な時間、上質な時間、ということ。
仕事などで充実する、というよりは家族といっしょに過ごす時間など、
プライベートな時間の充実というニュアンスがあるようです。

家族や恋人、友人など大切なひとと共に過ごす時間は、
流れ去ってしまういつもの平凡な時間とは、微妙に色合いが違ってくる。

楽しくて、安らいで、そして疲れた心を癒してくれて、
「明日も元気に生きよう!」
きっと前向きな気分を運んでくれます。


   同じ時間を食べるなら、美味しい時間を作ろうよ。
   いっしょに時間を食べようよ。

   Why don't you spend quality time ?



そんなわけで、今回はひめ的"quality time"のご紹介。

その1 〜大家族でごはんする。〜


9月は中旬に入ったある日。
義理の両親が上京してきました。
今回はひめ親の都合もついたので、
「みんなでいっしょにお食事でもしましょう」ということに。

ひめはひめダーリン親とは仲良し、
ひめダーリンはひめ親とは仲良し、
でもみんなが集うことはなかなか無いものです。
そこで、今回は
ひめの手料理でゆっくり楽しんでいただくことにしました。

季節はまさに味覚の秋。
冷蔵庫をチェックしてからちょっとお買い物へ。
飲み物やお魚を買ってきましょう。
よし、あとは冷蔵庫にある食材を基本に、と。

お料理はふたりの母の好みを考えて
あっさりしたもので和食を中心にします。
女の人は少しずつたくさんの種類がある方が嬉しい。

そんなこんなで
いつものご飯を少しおめかししたメニューとなりました。
ひめもゆっくりとおしゃべりを楽しむために、
いつもと違って今日はお料理を全部並べてあります。







       *本日のお飲み物;
          シャンパン、白ワイン(GAVI)、ペリエ/ライム

       朱赤の片口に氷を入れてテーブルへ。



では、今日のごはんをご紹介しましょう。


* うなぎのサラダ

うなぎの白焼きにセロリや菊の花などを合わせたもの。
オリーブ油とゆず酢でさっぱりしたお味。

ビールでもワインでも合います。

うなぎの白焼きはストックしておくと便利です。
ひめは大地宅配の加持さんのうなぎがお気に入り。
四万十川で育ったうなぎはぷりっぷりに身がしまって、
脂臭くなくてとても美味しい。
冷凍のパックなので長期保存も可。


* 秋の味覚の盛り合わせ

  れんこんの練りうに詰め
  しめじの含め煮
  栗の甘煮
  れんこんの白煮

一見、手がかかっていそうですが、実は基本のお出汁を順番に使いまわして作っているのです。
お出汁はそれぞれの材料に合わせて甘み塩気を調節して、一種類ずつ煮ていきます。
素材の色をキレイに出すために、塩気はお塩と白たまり(白醤油)で。
* 栗ご飯

今年最初の栗ご飯です。
今回は大きめの栗をごろごろたくさん、お米(うるち米にもち米を混ぜる)といっしょに炊き込みました。
食卓に小さなすり鉢を添えて、各自お好みで胡麻をふります。
胡麻の香ばしい香りが栗ご飯のうっすらした甘さを引きたてます。









* イサキの蒸し焼き
中型サイズのお魚を丸ごと使うお料理はいろいろあります。
イタリアンならオリーブや他の魚介とオーブン焼きにしたり、中華なら香草と蒸したり、日本料理なら奉書で包み焼きなどがあります。
我が家のオーブンや蒸し器は家庭用サイズなので(しかもあまり大きくない)、丸ごと一匹お魚料理の種類も限られてしまいます。
その中でもよく作るお料理がコレです。

お魚はイサキや小さめのスズキ、タイなど白身のお魚を選びます。
お腹にハーブを詰めてお酒とオリーブ油をふり、オーブンペーパーで包み焼きします。
オーブンペーパーが水分と香りを閉じ込めたままで焼くので、蒸し焼きの状態になり、お魚がふっくらしっとり仕上がります。
今回はお魚をペーパーから出して大皿に盛り付けましたが、食卓でオーブンペーパーを開けるのをみんなで見守るのも楽しいです。
ペーパーを破るとふわぁ〜っと広がる香りに、きっと歓声が上がりますよ。
白ワインにも日本酒にも合います。

→レシピは後日





* お茄子とししとうの炒め煮

これは我が家の定番おかずのひとつです。
ふつうはお茄子は素揚げしますが、ひめは揚げずに炒めることで、気持ちカロリー控えめで作ります。
生姜をたっぷり入れて、甘辛いお醤油味にごま油の風味がアクセント。
多めに作って、翌日よーく味が染みたものがこれまた美味しく、ご飯がすすむのです〜
* ぬかみそ漬け

ふたりの母は昔はよくぬかみそをしていたようですが、最近では面倒でぬか床とはご無沙汰。
ひめのぬか漬けをとても喜んでもらえました。



ひとりひとりのセッティングはこんなカンジ。
食卓にのぼる器の数が多いので、
ワイングラスはクリスタルの小ぶりのものをチョイス。
紅葉にはまだ早い季節なので、
青紅葉の和紙をコースターに。

真中の白い平茶碗が栗ご飯用。
左上奥がお取り皿です。




* 桜海老と菊の花の酢の物(左図上)

上の写真の真中奥の器です。
釜茹で桜海老を菊の花とともに三杯酢で合えたお酢の物。


* イチジクの胡麻だれ添え/花豆の甘煮(左図下)

上の写真の左上奥のお取り皿にはそれぞれ、イチジクと花豆を盛っています。
黄色いのは菊の花(お飾り)です。
甘い物があるとちょっとした箸休めにもなります。
イチジクの胡麻だれ添えが特に好評でした。

* お豆腐二種盛り合わせ

上の写真の手前、ガラスの器です。
まろやかな美味しい絹ごし豆腐と白ごま風味のお豆腐。









「乾杯!」

やっぱりシャンパンは食卓に華やかさを添えますね。
はかなげに細く長く続くシャンパンの気泡。
輝く透明な琥珀色と芳醇な香り。
わたしはシャンパンがとても好きです。







お食事の後は、お煎茶に和菓子。
ケーキも良いけれど、
家族で和んでいる場にはお茶と和菓子がふさわしい気がします。

栗饅頭、豆大福、期間限定の栗入りのお大福。

まったりゆったり心地よく食後のお茶。






いつもは「親とお食事」というと、
慌しく普通のごはんだったり、外食だったりします。
振りかえってみれば、
家族を手料理で「おもてなし」ということはあまり無かったかもしれません。
喜んでもらえたようで、ヨカッタヨカッタ。

美味しいレストランで外食も楽しいけれど、
やっぱり「おうちでごはん」は良いものです。
リラックスしてゆっくりお食事をしながら、会話も弾みます。



独身の頃は、姑や舅と「家族になる」ということが感覚としてよくわかりませんでした。
新婚の頃は、ひめもまだ猫をかぶっていたので(笑)、少し他人行儀なぎこちない関係でした。
でも今ではもう、すっかり家族です。
同居はしていないのですが、
離れていても、家族としてお互いに深い愛情を持つ素敵な関係。
どちらの母もわたしにはとても大切な存在で、頼りにしている存在です。

いつもありがとう、そして、これからもよろしくお願いします。




その2 
〜婚約おめでとう!〜


すこし季節を遡って、9月の始め。
友人がフィアンセを伴って上京してきました。
この友人はひめ&ひめダーリンの大学時代からの仲良しです。
我が家にもたびたびお泊りしたことのある彼が、
わざわざ結婚(婚約)の報告に来てくれたのです。
他の友人も呼んで、みんなで彼&彼女をお祝いしようということになりました。

彼の選んだ彼女。
まだ誰も会った事がありません。
どんな方かしら?
ひめもドキドキわくわく。



この夜のお食事のメニューはエスニックにしてみました。
これから彼女とは、きっと親しいお付き合いになるに違いありません。
だから、初めて訪問する我が家でリラックスしてもらえるよう、
気取らないエスニック料理が楽しいかな、と思ったのです。

ちょうど届いた今年最後のスイカもとっても美味しいので
デザートに出そうかな。
(今年は大地宅配で注文したスイカはどれもみんな甘くて美味しかったです。
 今日のスイカは新潟の飯塚農場から。ここのは特に美味しいの! →)




日が暮れて、彼&彼女がやってきました。
にこにこしているけれど、ちょっと緊張しているかな?



まずはお茶で和みましょう。
ひめお手製のプリンと紅茶をどうぞ。

えっ?
ご飯前なのにどうしてお茶からなのかって?
だって初対面なので、一応自己紹介などを軽く済ませないとお互い落ち着かないでしょう。
遠い道のりでお疲れでしょう、リラックスしてくださいね。
そういう気持ちも込めて、まずはお茶、なのです。

今日のプリンはフレッシュの美味し〜い黄桃(この特集ページトップ右の桃。大地宅配で)と、パリパリカラメル飴、生クリームをトッピングしています。





しばし和やかな会話が続き、
さて、そろそろごはんにしましょう。

本日のセッティングはこんなカンジ。
彼女がお酒を飲めないので、小さめのワイングラス(写真右上→)
グラスの首に折り鶴ランの葉をあしらってみました。
みんなはお祝いのシャンパンとワイン。
彼女にはレモンとミントを添えたミネラルウォーターを。
* アボカドとピータンの冷菜

アボカドとピータンに中華風の甘辛いタレをかけたもの。
豆板醤のピリッとした辛味とごま油の風味が効いています。
ねっとりしたアボカドとつるんとした口触りのピータンは、意外に合います。
* タイ風ビーフン炒め

ビーフンともやし、ニラ、小エビ、油揚げなどを炒めてからお汁で煮たもの。
ひめ風のこのビーフンは、普通のビーフン炒めよりもが多めです。
その方がちゅるちゅるっと食べやすいので、我が家ではもっぱらこっちが定番となっています。
スープはチキンブイヨンにナンプラー(いかいしり)、オイスターソースなどで味をつけてあります。
辛味は控えめで優しいお味。
* 生春巻き

ライスペーパー(生春巻きの皮)には、やや厚めのベトナム産のものと薄めのタイ産のものがあります。
ひめが愛用しているのは薄くて大判のタイ産のもの。
これは横浜の中華街で買いました。
薄いので破れやすいですが、その分、舌触りはとても良い。

生春巻きの具は鶏のササミ、海老、きゅうり、長ねぎ、ニラ、青じそ、ミント、シャンツァイ(香菜)です。
チリソースをつけてどうぞ。

野菜類たっぷりなのでとても爽やかなお味、かつ食べ応えがあります。
特に好評だった一品。






本日のご飯もの。

* エスニックカレー
ココナッツ風味のカレーです。





トマトや玉ねぎ、セロリなどのお野菜が溶けたスパイシーなルウは、
チキンブイヨンとココナッツ(缶詰)のベースです。
具は海老(ブラックタイガー)とソテーした鶏肉。
ライスはローストして刻んだピーナッツと松の実、シャンツァイをトッピングして、大皿に盛ってセルフサービスにしました。

カレー好きのひめダーリンと友人はとてもお気に召したようでした♪





* 南国風フルーツポンチ

デザートはさっぱりと果物で。
丸くくり貫いたスイカ、ライチ、パイナップル(フレッシュ)が
入っています。
シロップは白ワインのアルコール分を飛ばして、
レモンやミント、八角で風味付けしてあります。

お腹いっぱいの彼女も「こういうのは別腹♪」と食べてくれました。
男性陣にも好評でした。




テレながらも幸せ気分でいっぱいの彼&彼女。
ふふふ、いいなぁ、この雰囲気!

「彼はちょっと気が利かないところがあるかもしれないけれど、
 ホントは優しいイイヤツです。
 よろしくお願いしますね。」

みんなでそう、彼女にお願いしたのでした(苦笑)。

Fくん、ほんとにヨカッタ、おめでとう!
素敵なお式になりますように。
そしてもちろん、楽しい幸せな結婚生活となりますように。








その3 〜恒例!サンマ大会〜


秋刀魚の季節になると、
我が家では避けて通れない恒例行事が待っています(笑)。


それは、サンマ大会。


我が家は毎年、大地宅配
北海道の厚岸(あっけし)のサンマ10匹を注文します。

直送されてくる冴え冴えした青光りするサンマは、
何度見ても美しく、惚れ惚れします。


今年はサンマが豊漁です。
厚岸からやってきたサンマちゃんも
去年より太めな気がします。


→ 去年の「サンマ大会」を見る?



大根、すだち、生姜、、、よしっ、準備おっけー!
ひめはお刺身用に数匹、サンマを三枚におろします。

さあ、今夜はサンマを食べるぞー!!

都合のついた友人Mも、「サンマ♪サンマ♪」とやって来ました。
美味しい時間はいっしょに分かち合いたいものね。



* サンマの生姜醤油浸し

お刺身用におろしたサンマを、生姜醤油にさっと数分浸けます。
茗荷と青じその千切りを添えて、小さな一品に。

サンマの脂が生姜醤油で引き締まります。

* 梨といんげんの胡麻和え

短冊切りにした梨と塩茹でしたいんげんを、胡麻和えにしました。
梨のシャキシャキしたジューシーな感じが楽しいです。
「不思議な組み合わせな気がするんだけど、意外とイケてるねぇ」
と、ひめダーリン。


* お茄子とししとうの炒め煮

夏から秋の我が家定番です。
あっ、上の「その1」でも作っていますね〜(笑)
自分でもホントに定番だ、と納得してしまいます。


* 秋刀魚のお刺身

これがサンマ大会のお楽しみのひとつ。
新鮮な秋刀魚ならでは、です。
身がしまり、脂ものった秋刀魚のお刺身は、ホントに美味しいです♪
日本酒がすすむすすむ(笑)

たっぷりの薬味とすだちを絞って召し上がれ!



* 秋刀魚の塩焼き

お刺身を堪能したところで、そろそろ真打ち。
サンマの塩焼きが出来あがりましたぁ〜!

炭火焼きではないけれど、
ガスコンロのグリルでも皮はパリッと中はふっくら、
十分美味しく焼けるのです。

コツは、焼く10分前くらいにサンマに強めのお塩をふる。
冷蔵庫へ入れておくと、水分が出てきます。
これを拭きとって、もう一度薄ーくお塩を振ります。
顔やしっぽは焦げないよう化粧塩(荒塩をたっぷりまぶす)をします。
グリルはあらかじめよく熱して、
下の受け皿のお水は少なめにして、強〜中火で一気に焼きましょう。
生焼けは却下だけれど、焼きすぎは禁物です。

大根おろしをお忘れずに。
生姜のすりおろしも合います。


サンマ定食なので、
ぬかみそ漬けとお味噌汁を付けます。
お米は新米です。
そうそう、このお茶碗はこの日におろした新入りです!
陶器なのに深い錆色の紅色が美しく、
そのフォルムは完璧な曲線美で、手にしっくりとなじみます。

「あれ?こんなお茶碗あったっけ?」
「うふふ、おニューでーす! ね、とっても良いでしょう。」
「そうだね、ご飯が美味しそうに見えるね。
 もしかして高い?」
「そ、それはそれなりに(汗)。
 ま、いいじゃないの、さ、召し上がれ!」
友人も一言、
「なーんかこの家、来るたびに知らないお皿が増えているよねー。」
「そぉーんなことないわよぉー!」
(もう、まったく余計なことを。笑)







これが今年のサンマちゃんの3ショットだ!
(※オート連続撮影ではないので、各縮尺は微妙に異なります。汗)








これじゃあ、猫もまたがないわね(笑)






こうしてめでたく、今年のサンマ大会も終わりました。
ああ、満足。
ああ、幸せ
また来年も美味しいサンマちゃんたちに会えますように。

もちろん、秋刀魚はシーズン中にまだ何度か楽しみます。
が、こんなにどどーんとしっかり秋刀魚を食べるのはサンマ大会だけ、
という我が家の不文律があるのです(笑)。
そういうわけで、
毎年恒例のサンマ大会は、待ちに待った我が家の大事な行事なのです。






相変わらず、食べることに情熱を燃やす我が家。
これが我が家の幸せ、仲良しの秘密です。


美味しいものを食べることは楽しい。
美味しい
時間を食べることも楽しい。
美味しい時間を愛する家族や友人と
共に過ごすことは、もっと幸せ。


わたしにとっての"quality time"はそう、
まさにこういう時間です。









あなたにとっての"quality time"はどんな時間ですか?
あなたはそれを大切にしていますか?



忙しくても、
疲れていても、

心にゆとりを持っていよう。
美味しい時間を作ってみよう。



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