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愛と友情と感謝のクリスマス。

キッチンひめの食のエッセイ「美味小話」です。

クリスマス、それはわたしにとって、一年で最も大切にしている行事のひとつです。ちょっと気合を入れたディナーやプレゼントも楽しみですが、それより大切なのは、大好きな家族や友人たちと過ごすこと。

我が家では毎年、親しい友人を招いて「くりすます会」をします。仲間内では、イエスさまのことを想うのは、わたしとあともう一人いるかいないかくらいですから、宗教的に特別なことは何もしません。「今年も仲良くしてくれてありがとうね」「お互いいろいろがんばったよね」と、一年に一度、仲間が顔を合わせる忘年会のようなものです。でも、いちばん楽しみにしているのは、主催者のわたしかもしれません。だから、わたしが元気な限り、仲間に何とか都合をつけてもらい、来年も再来年もずっと続けたいと思っています。

*準備も楽しい!

今年は、12月25日まさにクリスマス当日に開きました。大人7名、プラス犬1匹が参加しました。ひとり、当日の朝、お風邪が悪化してキャンセルした友人があり、残念!ご近所なので、風邪薬とデザートをお見舞いに届け、引き換えに(?)シャンパンの差し入れをいただきました。

お料理はいつも、すべて「キッチンひめ」が用意します。ゲストには、お酒やフルーツなど持ち寄り品を指定してあります。みんな、お料理も楽しみに来てくれるので、こちらもウキウキと腕を振るいます。が、大人8人分を用意するのは、さすがにタイヘン。当日用意するのでは、当然、間に合いません。

一週間前から、おおよそのメニューをたてます。るんるん♪の作業です。メインは、お腹に詰め物をした丸ごとのローストチキン、と毎年決まっています。これは当日の作業。サイドディッシュやデザート・パンなどは、数日前から少しずつ下ごしらえを始め、前日には全体の5割くらいは済ませておきます。

毎年、準備が間に合うかヒヤヒヤするのですが、そこはゲストといっても親しい友達。手伝ってもらうことも折込済みです。それと、夫の強力サポートは不可欠。なんといっても、ローストチキンは彼の担当ですから。ほら、外国ではターキーは一家の主人が担当するでしょ。

今年は人数が多いので、お料理はブッフェスタイルに。隣室に大きな座卓を置き、簡単なテーブルセッティングをして、お座りでくつろぎます。我が家は小さいおうちだけれど、とっても居心地いいんですよ。

*お料理はこんな感じ。

さて、ここから肝心のお料理の紹介をしましょう。

■Menu for 2004 Kichen Hime X'mas Dinner■

手前は、プチ・チーズタルト。 赤い粒はレッドペッパーです(辛くない)。

乾杯は、大好きなシャンパン、モエ・エ・シャンドンで!
シャブリ(グランクリュ)もとても美味で、シアワセ。

左の手前は、くるくるズッキーニ。
ベーコン・赤ピーマン・溶けるチーズをズッキーニで巻いて焼いたもの。
クリスマスカラーのトマトサラダ(奥)は、
ミニトマトのバルサミコ酢風味のマリネと、
モッツァレラチーズとアボカドをバジルオイルでマリネしたもの。
サンタの帽子サモサ(右の写真)も大好評。
豚肉・玉ねぎ・レンコン・ニラ・コリアンダーを、
カレー風味にスパイシーに味付けし、餃子の皮で包み揚げしたもの。

ひめベーグル。直前に軽く焼きなおしてあります。
奥は、クリームチーズとスモークサーモンのサンド。
手前は、ブルーベリーたっぷりのベーグル。

赤×白のスープ。
トマトベースで、具はお豆さんとカリフラワーの食べるスープです。
サワークリームを添えて食べます。

そして、いよいよ本日の主役、スタッフド・ローストチキン!

鶏さんを焼くのは、今年で何回目になるでしょうか。
参考にしているレシピ・ブックは、秘密のコツの書き込みで真っ黒です。
夫の腕も、年々上がっているようです。

ローストチキンの流れは、おおよそこんなかんじ;
1)すっぴんの鶏さんに、レモンと塩コショウで、念入りに基礎化粧を施す。
2)首を閉じて、お尻からお腹に詰め物をする。半分ほどにレーズンやナッツ入りのご飯、あとはローズマリーなどハーブをぎゅうぎゅうと。お尻を縫って閉じる。
3)お行儀良く足をしばって、全体にバターを塗って、ベーコンを乗せて焼く。
ハーブと丸ごとのニンニク、じゃがいももいっしょに焼きます。

我が家の年季の入ったガスオーブンは、鶏さんには少々狭いです。
いつも足が天井につっかえちゃうから、我が家の場合、
多少見た目が悪くても、しっかりぐるぐる縛ることは必要です。

今年は夫いわく、「過去最高の出来!」
皮はパリパリ、白い身はふっくらしっとり、塩加減も絶妙。
夫が鶏さんをざっとカービング(carving)し、あとは各自で取り分けます。
「ボクは皮が欲しいな」とか「わたしはできたら手羽を」とか、
好みの部分をもらったり譲ったり。
そんな食べるまでのプロセスも、ローストチキンの楽しいところです。

そして、女の子には大事な大事なデザート。
プチ・チーズタルトのほか、さくさくクッキーとナッツの盛り合わせ(左)。
ナッツはお土産にいただいた、アプリコットの種(杏仁)とくるみ。
ウズベキスタンのものだそうです。

右は、ふわふわのレモンスノーケーキ。
レモンのシフォンケーキに、ホワイトチョコレートとチェリーでデコレーション。
夫にお願いしたら、ホームメイドらしいキュートな姿になりました。
これに、ゴディバのコクのあるアイスクリーム(ダークチョコレート)を添えて、
レピシエのクリスマス・ティで、甘い甘いデザートタイムです。

*お楽しみも忘れずに!

集まったゲストたちは、職業もさまざま。お料理のほかに、何かお楽しみタイムも必要かな、とプレゼント交換を企画しました。みんな「こんなの何年ぶりかなぁ」と、選ぶとき・もらうとき、思ったよりも楽しんでもらえたようです。

お題は「1000円程度の飲み物or食べ物」。こんなものが集まりました‥‥

*また来年ね。良いお年を!

楽しかった宴も終わり。それぞれ終電を気にしながら、家路につきました。よしよし大成功、ヨカッタヨカッタ、と満足感に浸ろうとした瞬間、あッ忘れた!

せっかく交換したプレゼントを忘れていったり、話し込んで終電を忘れたり、全員で記念撮影するのを忘れたり、一週間前から仕込んでおいたアンチョビオリーブを出し忘れたり、わざわざ買ってきたもらったメルバ・トーストとチーズを出し忘れたり‥‥いやいや、うっかりのほとんどはわたしなのですが(汗)。まあ、これもそれもいい思い出ということで。反省すれども後悔なし、これでいかなくっちゃね。

あなたもわたしも、あの人もこの人も、2004年今年もいろいろがんばりました。

辛かったこと・悲しかったこと・悔しかったこと・情けなかったことがあったかもしれない。でも、いっしょうけんめいな気持ちだったことは、きっと神さまが見ていらしたはずです。それに、友達や家族など愛する人たちがいる。ひとりぼっちじゃない。それでいいじゃありませんか。
楽しかったこと・嬉しかったこと・感動したことは、いっぱいいっぱい思い出しましょう。そして、イイコトはリボンをかけて、心にそっとしまっておくのです。きっと2005年の元気のもとになるでしょう。

また来年も、仲間で集まって、「くりすます会」ができたらいいな、と思います。

来てくれた友達へ、ありがとう。
アクセスしてくれたあなたへ、ありがとう。
支えてくれた夫と家族へ、ありがとう。
変わらず元気に生かしてくださった神さまへ、ありがとう。
みんなに幸せがありますように。神のご加護がありますように。


サングラス・サンタさん !?

2004.12.28

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